三光マーケティングフーズの株主総会に行ってきました！

2014年9月25日(木)


2期連続の赤字…。三光マーケティングフーズの株主総会に行ってきました。
赤字額は前期と比べて増えたので、私は保有株数を減らしました。

先代社長（親父）から引き継いで2年目の40歳の若社長（息子）。分かりにくいですがスクリーンの中央が若社長、モニター下部の左端が先代社長（会長）です。
しかし今回の株主総会をもって先代社長は取締役退任しました。新たにアラフォーの取締役を立てることになりましたが、今後の若社長のかじ取りはいかに？


今のところは先代社長の時に背伸びして拡大し続けた「東京チカラめし」の不振による、東京チカラめしの売却で三光マーケティングフーズの売り上げは約75％程度になってしまいました。
出だしは良かった東京チカラめしですが、急拡大し過ぎて一定のクオリティーが保てなくなり、円安や牛肉の価格高騰により一気に収益が悪化して「お荷物業態」となったようです。
しかしながら一定数の店舗ならばハンドリング可能で「再生出来る」と踏んで、一部の店舗は三光マーケティングフーズがまだ経営権を握っているようです。

株主総会に行ってみての感想は、新社長の立て直し・手腕に期待しようかな？という感じです。
次の期の決算でダメなら見切ろうかな？と感じます。
黒字転換必達！と言っていたので、次の期も赤字ならもう危機ですね。

但し既存店の前年同月比売り上げはプラスのようなので期待したいところです。
社長はその他、「今は言えないが新業態でライブ感を出せる店舗の案を温めている」ということを言っていました。
磯丸水産などは海産物をテーブル上で焼いたり、歌舞伎町にある絶好調てっぺん！は創作料理と多くの店員さんが盛り上げ上手でフレンドリーな接客で印象が良いですが、そういったことなのでしょうか。
来季は結果が必要でしょうね。
役員報酬が先代社長、若社長、常務の3人で約7600万円。
そこそこの高収入と、自社の株式も数百万株保有していて、もうそこそこ儲けたし、株主総会の時だけかしこまっておけばいいや」などと若社長が心の中で思っていると、転げ落ちるのも早いかもしれません。



株主総会のお土産は昨年と同じく、レトルトカレーでした。数百円の商品でしょうが気持ちが嬉しいですね。