新宿の虎

大都会・新宿で自由気ままに生きています。投資(株主優待・株主総会等)の情報や、街の情報・グルメ情報などを書き綴ります。

新宿副都心の神社にマンションが・・・

2012年06月20日 | 日記
写真はマンション建設現場ですが、実は1年前は神社でした。神社にマンションが建つ。一般的には考えにくいことですが、神社や寺院にマンションが建設されるケースが最近多くなっています。品川駅近く、神楽坂近くでも同様なケースが見られています。

西新宿8丁目の成子天神社。1~2年前には日曜日午後1時からTBS系で「噂の東京マガジン」や「週刊新潮」などでも騒動が取り上げられていました。近隣住民の大反対を押し切って現在も建築が進んでいます。

定期借地権の分譲マンション27階建タワーマンションと、賃貸マンション14階建、神社と社務所の建築をしています。
定期借地権は80年です。三井不動産レジデンシャル(以下、三井不レジ)が分譲するのですが、分譲してから80年経てば解体して更地にして成子天神社に返却する訳です。分譲マンションを購入した人は地代を支払うことになり、80年後以降は解体されるので住み続けることは出来ません。


反対する近隣住民に対して三井不レジとゼネコンの熊谷組側は建築基準法上適合した建物を建てるので問題無い。という姿勢で建築計画の住民説明会は対立して流会続きでしたが、比較的簡単な条件(80年後は更地にする等、当然の条件)を近隣住民の町内会が提示して三井不レジ・熊谷組側は受け入れて建築がスタートしました(2013年秋頃完成予定)。


都心の神社・寺院経営は広大な土地と利便性に富んだ立地を生かして、今後もこのような賃料収入による安定経営を目指すケースが増えるとみられています。
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