くりぃーむソ~ダ

気まぐれな日記だよ。

機械仕掛けの青い鳥(81)

2019-06-20 20:18:35 | 「機械仕掛けの青い鳥」
「その辺にしておかないと、焼き鳥にして食べちまうよ!」
 と、シルビアが言うのを聞いたとたん、それまでじっと様子をうかがっていた鳥たちが、一斉に声を合わせて鳴き始めた。
 青い鳥そっくりな鳥に混じって、木から木へ、小鳥達がシルビアを中心に飛び交いはじめた。
「こら、おまえ達、いい加減におしったら――」
 シルビアの言うことを聞く鳥は、一羽もいなかった。口々に鋭い鳴き声を上げる鳥達は、黒々と渦を巻く塊になって、大きくうねりながら空を舞っていた。
「今度こそうまく行くと思ったんだけどね――まったく、これで全部おしまいだよ……」と、ため息混じりに言ったシルビアの頭上で、

 バツン―― 。

 と、布が裂ける音が聞こえた。見ると、竜巻にも似た大きな群れを作った小鳥達が、空高く、青空の絵が描かれた布の縫い目にぶら下がり、足下の縫い糸を何度もつついて断ち切っていた。
 ブチブチッと、音を立てて広がっていく裂け目へ、鳥達が次から次へと飲みこまれていった。

 ゴ、ゴ、ゴ、ゴゴウ、ゴ、ゴ……。

 強い風が、うなりを上げながら吹き始めた。
「くっそー。あたしゃあきらめないよ――」
 くやしそうなシルビアの声だけが、風に乗ってどこからか聞こえてきた。

 ――――……
 チチッ、チチッ……と、青い鳥が顔を上げて鳴きながら、興奮したように羽ばたいた。
 頭上で舞い飛ぶ小鳥達に気がついたソラは、網を振るっていた手を止め、宙を見上げてつぶやいた。
「どうしちゃったんだろう……」
「自分達の住みかに帰ろう、こんな檻から抜け出そう。――みんな、そう言ってるの」と、マーガレットが独り言のように言った。
「鳥の言葉が、わかるの?」ウミが聞くと、マーガレットは黙ってうなずいた。
「さぁ、ウミちゃん達も早く、青い鳥についていって」
 マーガレットが顔を上げると、青い鳥が三人の真上で、小さく弧を描きながら飛んでいた。
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よもよも

2019-06-20 06:10:56 | Weblog
やれやれ。

暑い。

朝から日差しがまぶしいわ。

ドラキュラじゃないけど、

焼け焦げたらどうするべ・・・。

ここんところ間食癖がついて、

またぞろ2キロ増えちまった。。

トホホだわ。

去年も5月の連休当たりから間食病が再発して、

健診がある7月にマックスになって

案の定「痩せろ」通知が送られてきたし。。

ああ、暑いからこそ食欲全開で頑張ってるんだけど、

まぁ実態は、

ただゴロゴロしてるだけだわな。
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