四谷のしっぽ お散歩日和

あっちこっち街歩き、カフェめぐり、ガーデニング、
日々の出来事をつらつらと…
そんな感じのごった煮ブログ。

新宿文鳥博 & アフタヌーンティー・ティールーム 京王百貨店新宿店

2023-06-18 12:22:38 | 新宿

新宿の京王百貨店で開催されている 新宿文鳥博 に行ってきました。

犬派? 猫派? と二択できかないで。

私は鳥派なんで。

文鳥博に行く前に京王百貨店3階にある

アフタヌーンティー・ティールーム

で朝のティータイムを楽しみました。

お昼時だと混むだろうからと開店時間に合わせて

午前10時過ぎに行ったら空いていましたが

10時半を過ぎた頃から続々とお客さんがやってきて

あっという間に満席。

私が11時にお店を出る頃には入口で何組かが並んでいました。

人気のお店ですよね。

朝から食事を楽しむ人、スイーツを楽しむ人…いろいろ。

 

私は朝パフェを楽しみました。

苺とアールグレイのパフェ & 紅茶(アフタヌーンティーブレンド)

(お好みのお茶とのセット ¥1,500)

苺とアールグレイのパフェ

上から…

・2種のアイス

・アールグレイホイップ

・自家製紅茶のクランブル

・ストロベリーコンフィチュール

・エルダーフラワーとリンゴ風味のゼリー

アールグレイホイップはやさしい味で

アールグレイ感はそんなに強くなかったです。

下には冷凍フルーツ(苺、ブルーベリー)とゼリー。

冷凍苺は丸ごと、4個くらい入っていました。

全体的に冷たいパフェ。

年々冷たいものが苦手になっていくお年頃なので

何度か休憩をはさんで、温かい紅茶を飲んで完食。

ほんとうはアフタヌーンティーセットにしたかったのですが

14時からでした。

アフタヌーンティーなんだから午後か…そうだよね。

バスケットが素敵。

次回はこれにしましょう。

7階 催事会場の文鳥博へ。

ぶんちょさんグッズが販売されています。

私は子どもの頃から文鳥を買っていたので

鳥の中でも文鳥が一番好き。

人懐っこくて、まんまるでかわいいのです。

  

お薬手帳

桜文鳥は桜餅にくるまり、

白文鳥はこくびをかしげて苺大福になっております。

ぶんちょさんはまあるくてお餅みたいでかわいいんです。

シール

クリームソーダのアイスになってみたり

ピザのモッツァレラチーズになってみたり

プリンの生クリームになってみたり

ホットドックならぬ「ホットブンチョ」になってみたり

大福になってみたり

ちょこん…としていてかわいい。

餅になってつかれちゃったりもしてるけれど。

トートバッグ

前から欲しかったやつ。

これを持って、いっぱいお出かけしましょう。

 

梅雨入りして湿気で空気が重いなぁ…と思ったら

この日は晴れて日差しが刺さる30度超えでした。

体調管理をして、暑い夏も近場でゆっくり

カフェタイム & 好きなものをいっぱい楽しみたいと思います。

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メリー・ポピンズ シネマ・コンサートに行ってきました

2023-06-11 11:27:39 | ミュージカル/演劇

有楽町の東京国際フォーラムで行われた

メリー・ポピンズ シネマ・コンサート

に行ってきました。

何度みたかわからない大好きな、大好きな映画「メリー・ポピンズ」

これはぜったい行かねばということで

数週間前にあわててチケットを取りました。

フリーマーケットが行われていて人がいっぱい。

ホールAは5,012席、大きいホール。

私が座った1階席は満席でした。

子どもから高齢者までたくさんの方が来ていました。

第1部が終わり休憩時間、女子トイレの列が長い、長い。

「後方の方は第2部までに間に合わないかもしれません」

と誘導スタッフが言っていて「おいおい…」とざわついていたら

2階ロビーのトイレは列が短くなっているとアナウンスがあったので

後方の人たちで移動したら、列が短く数分で入れました。

客席階のトイレではなく2階ロビーに降りた方が安心かもしれません。

休憩中のトイレ事情は大事です。

ロビーから東京駅方面。

上から見るとこんな感じなんだ…緑いっぱい。

さて、シネマ・コンサートとは…

ステージの大スクリーンで映画全編が上映されます。

スクリーンの前にはオーケストラ(東京フィルハーモニー交響楽団)。

セリフ、歌声、効果音は映画の音源がそのまま流れ、

劇中の音楽は全て映画のお芝居のタイミングに合わせて

オーケストラが生で演奏します。

映画、ミュージカルって沈黙の中で音楽が流れ出したり、

セリフの途中で音楽が始まり、その流れて歌に入っていったりしますが

曲の始まるタイミングも、歌い出しのタイミングともズレることなく

スクリーンだけみているとオーケストラがいることを忘れてしまうくらい

映画とまったく同じでした。

曲が始まるタイミングが近づくと指揮者が合図を出し、その後ろ姿と

映画の映像と交互に観ているのが興味深かったです。

すごい集中力だな、プロだな…

よくよく考えてみると、ミュージカルも舞台上のお芝居に合わせて

オーケストラが演奏するのだから技術的には同じなのでしょうか。

素晴らしく、楽しい3時間でした。

こんなかたちで「メリー・ポピンズ」を観る日がくるとは…

メリーと一緒ならば~ 楽しい日曜日 

        A jolly, jolly holiday with you

歌いながら帰る…私だけじゃないはず。

シネマ・コンサートはいろんな映画で行われているようですので

お気に入りの映画があったらぜひ。

おすすめです。

日曜日の夜、有楽町駅前は閑散としていました。

翌日仕事がお休みだったのでクリスピークリームドーナツで

余韻に浸っていくことに。

映画「メリー・ポピンズ」の撮影で使われたメリーゴーラウンド。

メリー、バート、子どもたちが絵の中に入り競馬に参加するシーンで

メリー・ポピンズ役のジュリー・アンドリュースが実際に乗っていたお馬さんです。

20年くらい前、フロリダのディズニーワールドに展示されていました。

実物を前に感動したのを覚えています。

 

「メリー・ポピンズ」に「2ペンスを鳩に」という歌があります。

厳格なお父さんの勤める銀行に子どもたちが行くことになった時

メリーが子どもたちに

「お父様にも見えていないものがあるのよ」

と言って、銀行に行く途中の大聖堂の階段に座るおばあさんの話を歌います。

「粗末な巣で帰りを待っているヒナたちのためにあなたの愛を分け与えてください」

そう言って鳩のえさを2ペンスで売っていると。

メリーはそれ以上のことは何も言いません。

 

お父さんと銀行の重役たちはそんなものに2ペンスを使うより

銀行に預けて増やす方が賢明だと言います。

このシーンをみる度、どちらの使い方も間違っていないと思うんです。

でもメリーは

「自分の足元だけを見るのではなく、

 視野を広げて、周りをよく見て、耳を傾け、どうするべきか自分で考えなさい。

 自分のためだけではなく誰かのために心を寄せ、愛する大切さに気づきなさい。」

と子どもたちに言っているのではないかと。

 

子どもたちの2ペンスが原因で銀行で大騒動が起こり

夜、お父さんは重役たちに呼び出されます。

「子供たちが泣いても涙を拭いてあげる暇もない。

 子どもたちが笑いかけてもそれに答えることもしない。

 いつでも仕事しか頭にない。

 子どもたちはあっという間に大人になって去っていく。

 その時に愛を与えようとしても遅いんだよ。」

煙突掃除のバートにそう声をかけられ、お父さんは銀行へ向かいます。

お父さんの気持ちを表すかのように「2ペンスを鳩に」の曲が重々しく流れます。

 

クビになることがわかっているお父さんは

いつもは気にもかけない大聖堂の階段を見つめます。

仕事も家庭も自分が正しいと信じてやってきた、

子どもたちの話を聞こうともしなかった、

誰もいない大聖堂の階段がからっぽになってしまった心のようにも見え

ひとつではないお父さんの思いが胸をしめつけます。

 

若い頃はメリーやバートばかり見ていて

お父さんに感情移入することはなかったなと最近気づきました。

大人もいろんなことに気づかされる作品です。

 

家族の修復を見届けメリーは空へと帰っていきます。

家族で公園へ出かける姿を窓越しに見つめるメリー。

安堵感と別れのさみしさが混ざった表情は何度みてもすごくいい…

チャーミングで、品がよくて、背筋が伸びて立ち姿と所作が美しい

ジュリー・アンドリュースのメリーが大好き。

 

メリーが子どもたちをせかす時に

「Spit spot(さっさとやりなさい)」

と言います。

日本語吹き替えでは「タッタカタッ」

昨年観に行ったミュージカルでは「サッサッサッ」

梅雨入りしてフットワークが重い自分にも言って過ごしています。

湿気が重たいけれど タッタカタッ といきましょう。

Spit spot

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ミュージカル「ファインディング・ネバーランド」を観てきました!

2023-06-03 14:56:39 | ミュージカル/演劇

仕事帰りに

ミュージカル「ファインディング・ネバーランド」

を観てきました。

劇作家ジェームス・バリがある家族と出会い、その交流の中で

「ピーターパン」のお話を書き、上演するまでを描いた実話。

 

大きな犬も交代で出演します。(この日はセントバーナードでした)

私は濱田めぐみさんの歌が聴きたくてチケットを取ったのですが、

育三郎人気はものすごく、

カーテンコールで投げキッスをすると客席がどっと沸く…

彼の舞台は初めて観ましたが、歌も素晴らしいし、

生の舞台で起こるハプニングにもすぐに対応して笑いに変えるし、

実力と人気の高さは納得しました。

新宿駅のお隣、初台駅直結の新国立劇場 中劇場。

階段や上のバルコニーにオペラの衣装が展示されていて

入口から楽しめます。

今回は1階席の後方でしたが客席が扇形になっていて

とても観やすい劇場でした。

ネバーランドの模型。

フック船長、人魚、インディアン…人形がかわいい。

うまく撮れませんでしたが、フック船長。

眺めていたら…おやっ?と気づく。

「ピーターパン」のお話ってどんなでしたっけ?

ざっくりとしか思い出せないまま 開演 のお時間でございます。 

舞台は1903年 イギリス ロンドン。

スランプに陥っていた劇作家ジェームズ・バリ(山崎育三郎)。

劇場主に新しい作品を書くようせかされるけれど似たような作品しか書けずにいます。

そんな時、妻メアリーと愛犬と訪れたケンジントン公園で未亡人シルヴィア(濱田めぐみ)と

彼女の4人の子どもたち(ジョージ・ジャック・ピーター・マイケル)と出会います。

子どもたちとの遊びを通し、「演劇」も「遊び」も同じ「PLAY」なのだと気づき

イマジネーションでファンタジー作品を執筆することに。

(ピーターパンの登場人物に子どもたちの名前をつけます)

それを上演し病院や施設の子どもたちを招待することを伝えますが劇場主は大反対。

なぜなら当時イギリスの演劇は上流階級の大人のものだったから。

皆の理解を得ながら稽古が進んでいく中、シルヴィアが病に…

楽しいことも、うまくいかないことも、悲しい別れも、

バリ、シルヴィア、子どもたちが互いの思いを打ち明けながら、

共有しながら、人生の中で起こる様々な試練を乗り越えながら

笑いあり、涙あり、お話は進んでいきます。

 

立っているバリとシルヴィアの影が動きだしたり、

天井にたくさんの星が出たり、

照明の演出がとてもよかったです。

ピーターパンにいざなわれシルヴィアが旅立つシーンは

眩しいくらいの照明で舞台とは思えない別世界のよう。

子どもたちを残していく心残りの中に穏やかささえ感じる

不思議な瞬間でした。

大人にならない、年をとらない、不老不死のネバーランドへと

旅立ったのでしょうね。

 

ジェームズ・バリとシルヴィアの人生を知りたくて

買うつもりのなかったプログラムを購入しました。

その後、バリは子どもたちの後見人として愛情を注ぎ、養育し、

慈善活動にも力を注いだのだそう。

彼の生い立ちも含めピーターパンのお話、ネバーランドに

つながっていくことがとても興味深く

プログラムを一気に読んでしまいました。

 

人生には誰にでも光と影があります。

光があるから影ができ、

影があるということはどこかに光がある…

光と影は正反対のものではなく共存しているもの。

その光は他者とのつながりがもたらしてくれ、

その光に気づく自分でいられるかどうか。

それをおしえてくれる作品でした。

 

大切なことを他者の人生を通して再認識させてくれる劇場は

素晴らしい場所です。

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