四谷のしっぽ お散歩日和

あっちこっち街歩き、カフェめぐり、ガーデニング、
日々の出来事をつらつらと…
そんな感じのごった煮ブログ。

冬の京都⑦ ~知恩院/都路里~

2011-02-27 14:03:00 | 北海道/京都/箱根
※ここまでの旅は左のカテゴリー「京都」をご覧ください。

清水寺からぷらぷらと円山公園まで戻り、
公園のお隣りにある知恩院へ。



三門が立派でねぇ。
国宝でございます。
荘厳で迫力あります。

門の上層は仏堂となっており非公開ですが、
この日は特別公開をしていました。
時間がなかったので見られませんでしたが・・・

【知恩院はこちらから】
http://www.chion-in.or.jp/chion-in/04_meiho/index.html



門をくぐりさらに奥へ。
この階段、実はかなりキツイんです。
一段の高さがあり、息切れ。nose4

のぼりきった所にあるのが・・・



御影堂

床は木の節目がボコボコしています。
ほこりひとつ落ちていない床、お掃除が行き届いております。

知恩院には七不思議があるらしい。
そのひとつが、この建物の軒裏にある「忘れ傘」。
軒裏に傘が置きっぱになっているんです。
案内板の所で私も見上げてみましたが
どこにあるのかよくわかりませんでした。

【知恩院の七不思議はこちらから】
http://www.chion-in.or.jp/chion-in/04_meiho/fus.html



自販機でこんなのが売っていました。
飲んだらご利益あり?

円山公園から八坂神社を通り四条通りへ。



八坂神社の門を見ると京都に来たなって感じがします。



四条通の都路里本店で抹茶パフェをいただきました。
上にのっている抹茶クリームはねっとりしていて美味、
カステラも白玉も抹茶アイスも全て美味。
いつ食べてもおいしいね。

本店は改装中らしく別の場所で営業していました。
都路里は東京でもよく行きますが、やはり本店に行かねばな。

私達が行った時は2人くらいしか並んでいなかったのですが、
帰る時には階段をぐるっとすごい列になっていました。
店内もお客さんがいっぱい、さすが人気のお店ですね。



鴨川が穏やかに、穏やかに流れていました。

午後18時5分京都発のこだまで東京へ。

さようなら 京都  

素敵な時間をありがとう。

1泊2日の短い旅でしたが充実した、いい旅でした。

1日って言うのはいろんなことができるのだと実感。
いい旅をした後は気分がいい。
すごい歩いたのにぜんぜん疲れない。

そして・・・
仕事のストレスを一度も思い出すことがありませんでした。
どこへ行っても素晴らしさに圧倒されて、
東京の生活のことなどすっかり忘れていました。

全国に小京都と呼ばれる所はたくさんありますが
小京都はあくまで「小」なのだとつくづく思います。
京都はスケールが違う・・・

京都には何度か行きましたが、
お寺に興味もなく、仏像に興味もなく、歴史に興味もない私が
京都ってこんなに素晴らしいんだと思えたのは初めてです。

私が年をとったからかな。

それとも・・・

日々の生活にそうとう疲れてるのかな  ほよ?

現実に息詰まった時はまた京都に足を運んでみようと思います。
京都は一人旅でもぜんぜん大丈夫ですので
週末にぷらっと行くっていうのもありですね。
閑散期に行くとホテルも安いですし、
観光客も少ないのでゆっくりと散策ができます。

もうすぐ桜の時期です。
桜が咲き乱れる京都に皆さまも足を運んでみてはいかがでしょうか。

家族で、友達同士で、ひとりで、
一緒に行く人によって、見えてくる京都の姿がちょっと違うかもしれません。

ということで・・・
母娘京都二人旅はこれにておしまい。
 
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冬の京都⑥ ~清水寺方面~

2011-02-27 12:04:00 | 北海道/京都/箱根
※ここまでの旅は左のカテゴリー「京都」をご覧ください。

高台寺を後にして清水寺方面へ向かいます。



えなりくん発見

笑顔が大事なのだぁ~



一念坂
二寧坂
産寧坂

と京都を代表する風景が続きます。

おみやげ屋さんもたくさん並び歩きながらあちこち立ち寄ってしまいます。
行きにいろいろ見て、どれを買うか検討し、
帰りに買って帰るというのはいかがでしょうか。



舞妓さん発見
でも本物の舞妓さんではなく観光客のお嬢さんたちです。

さすがに舞妓の格好をする勇気はありませんが、
お着物をビシッと着付けて京都の街をキリッと歩いてみたい気はしますね。



あっちこっち寄り道をしてようやく清水寺に到着

ちなみにこの日の目的は清水寺ではなく別のお寺だったのですが
閉まっていましたnose4 ガ~ン
清水寺は何度も来ているので入ることなくそのままもとの道を戻り
円山公園横にある知恩院へ向かいました。

帰り道、京都北山の店があり、
たまたま試食をした

お濃茶ラングドシャ

【お濃茶ラングドシャはこちらから】
http://www.malebranche.co.jp/gift/chanoka.php

これが、これが、これが 美味kirakira2

お濃茶のほろ苦い風味とパリッとしたホワイトチョコがベストマッチ。
食べた瞬間おみやげに決定。
美味しいものは一口食べた瞬間に美味しいんです。

この店のすごいところは試食なのに一枚をそのまま配っているんです。
お店のお姉さんにきいたところお店は大阪と京都にしかなく
お濃茶ラングドシャは京都限定販売だそうです。
インターネットでお取り寄せもできます。

京都駅の伊勢丹や新幹線改札を入った所のおみやげショップにも
売っていました。

帰ってきてから数人に配ったのですがかなり好評でしたので
おみやげにいかがでしょうか。

さて、ぷらぷら歩いて円山公園に着き、お隣りの知恩院へ

次回へ続きます。

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冬の京都⑤ ~高台寺~

2011-02-27 11:02:00 | 北海道/京都/箱根
※ここまでの旅は左のカテゴリー「京都」をご覧ください。

安井金比羅宮の前の坂をのぼると・・・



ねねの道にぶつかります。

そこにあるのが高台寺kirakira2

豊臣秀吉没後、その菩提を弔うために秀吉夫人の北政所(ねね)が
開創したお寺です。

【高台寺のHPはこちらから】
http://www.kodaiji.com/index.html

ねねの道は清水寺に行く時に何度も通ったことがありますが
高台寺はいつも素通りしていたので、初めて行ってみました。



その名のとおり高台になっていて景色もいいです。



空が広~い 



枝垂れ桜が咲いたら、このお庭もさらに素敵でしょうね。

お寺をめぐっていると
このお寺は男性だな
このお寺は女性だな
と思うのですが、高台寺は女性ですね。

清楚で清らかな雰囲気が漂っています。

開山堂の天井は絵も消えかかっていて
あえて完璧に修復せず自然なままにしている感じがすごくいいです。
そこに立つと、長い年月を経て現在にいたっているのだと実感します。



霊屋

秀吉、ねねの木像が安置されていて
ねねさんは木像の台座の下に土葬されたとガイドさんが言っていました。
今でも台座の下に眠っているそうです。

境内には傘亭、時雨亭という茶席があるのですが、
大阪が焼け落ちる光景をねねさんはここから見ていたと言われているそうです。



竹林が落ち着いた雰囲気をかもしだしていました。

私の中でねねさんはとてもチャーミングなイメージがあるのですが、
あの時代、女性にとっても大変な時代だったでしょうから、
ねねさんも様々な面を持ち合わせた女性だったと思います。

ねねさんはまわりからとても慕われていたそうですから
きっと素敵な女性だったのではないでしょうか。

境内を歩いていると当時のねねさんの想いが伝わってくるような
そんな感じがするお寺でした。



高台寺を後にして清水寺方面へ進みます。

次回へ続きます。

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冬の京都④ ~安井金比羅宮~

2011-02-26 21:44:00 | 北海道/京都/箱根
※ここまでは左のカテゴリー「京都」をご覧ください。

二日目は祇園方面へ向かいます。

京都はバスが便利ですが、京都の地下鉄に乗ったことがないので
今回は京都駅から地下鉄で四条駅へ。
そこから八坂神社方面へ歩いてみました。



おいおいっ、思わず突っ込んでしまいました。
無計画で賞を差し上げます。

八坂神社手前を右に曲がると



花見小路kirakira2

京都らしい街並みが続きます。



一本裏に入るととても静かな路地。

花見小路の突き当たりにあるのが建仁寺
その裏辺りにあるのが





安井金比羅宮kirakira2

悪縁を切り良縁を結びます。

ガイドブックを見てぜひ行きたいと思っていたんです。
なぜなら・・・こんなのがあるんですdown



お札にお願い事を書いて手に持ったまま穴をくぐり、
お札を貼ります。
そうすると悪縁が切れると。
悪縁とは男女の悪縁、ギャンブルとの悪縁、酒との悪縁、病気との悪縁などなど。

ねっ、やってみたいでしょ。



横においてあるお札は志として100円以上を入れてくださいとのことです。



この穴、通れるかな。
つまってレスキュー隊出動なんてことにならないかな。
よ~く確認して・・・

 
 一人旅のお兄さん              私もチャレンジ
 リュックを背負ったままGo           ほとんど貞子状態
 チャレンジャーです。            ♪来る、きっと来る~♪
                         貞子必死でございます。

ただくぐるだけなのに、息切れがする・・・
ちなみに、小太りな母も通り抜けできましたので
たいていの方は大丈夫です。
若い人もご年配の方も皆チャレンジしていました。
みなさまもぜひ一度。
悪縁をばっさり切っちゃってくださいませ。

安井金比羅宮の前にある坂道をのぼると
「ねねの道」にぶつかります。
八坂神社から清水寺方面に行くときに通る道です。

ねねの道にあるのが高台寺。

次回へ続きます。

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冬の京都③ ~東福寺/三十三間堂~

2011-02-26 20:02:00 | 北海道/京都/箱根
※ここまでの旅は左のカテゴリー「京都」をご覧ください。

伏見稲荷大社を後にして東福寺へ向かいます。

実は私、東福寺の官長・福島慶道さんにお会いしたことがあるんです。
福島慶道さんは毎年アメリカの大学をまわって禅の指導をしていらっしゃって
私がいた大学にも来てくださったんです。
講演をしたり、皆で座禅を組んだり、書道のパフォーマンスをしたり。
小柄な方なのに筆を走らせる姿は力強く、
お偉い方なのに気さくで、にこやかで、
日本人の私達にお扇子をくださいました。
だから一度東福寺に行ってみたかったです。

【追記】
私が東福寺を訪れて10日後、福島慶道さんがお亡くなりになったと
ニュースで知りました。
世の中にはたくさんの宗教があって信仰も人それぞれ違うけれど、
皆が手を取り合っていくことが大切なのだと話されていたことを
今でも覚えています。
一期一会、あの時の貴重な経験に感謝。
ご冥福をお祈り申し上げます。

さて・・・

JR稲荷駅からお隣りのJR東福寺駅へ。
(京都駅~東福寺駅~稲荷駅)

東福寺駅の改札を出た所に散策マップが置いてあります。
ぐるっとまわる道順が矢印でかかれていて曲がる場所の目印なども
書いてあるので一枚もらっていくと便利です。



東福寺までは風土保存地区のため石垣の風景が続きます。
京都は閑散期で金曜日だったせいもあり人がほとんどいなかったので
街並みもゆっくりと堪能することができました。



東福寺の手前に臥雲橋があります。
屋根つきの橋です。
マディソン郡の橋みたい・・・
いい味出てます。



臥雲橋の横は東福寺で、紅葉や楓越しに東福寺の回廊が見えます。
紅葉の時期はそれはそれは美しい光景が広がります。

【東福寺の紅葉はこちらから】
http://tabitano.main.jp/7tofuku2.htm



東福寺 本堂

大きくて立派。
皆、格子戸越しに天井を見上げます。
そして格子からデジカメを突っ込んで天井を一枚パチッと。
なぜかというと、天井には龍がいるから。



蒼龍図

凛々しい・・・

臥雲橋から見えた回廊(通天橋)には参拝料を払って入ります。



通天橋kirakira2

何て素晴らしい。
床がまっ平らではなく途中高低差があるので奥行きが感じられます。
左右はモミジ、楓、秋は見事でしょうね。
秋は観光客も多く、チビッコも走り回りゆっくりと見られないかも。
そしてこんな写真も撮れないかも。

心のMAXを10とすると
この回廊を見た瞬間一気に4くらいまであがり、
回廊を歩きながら静かに5、6、7・・・と満たされてゆき
9ぐらいでその場を後にする。

全てが満ちるちょっと手前でその場を後にする。
余韻を残して次回につなげる。
それが私の美学。



開山堂へと続く階段も素敵です。



開山堂kirakira2

色がはげている扉や壁に歴史を感じます。



開山堂の前に座ってお庭を鑑賞。
静かな空間に木が風でザワっと揺れる音が響きます。
心落ち着く・・・
日々の生活ではなかなか感じられない時の流れ。



日が差して床に映し出された格子模様。
時の流れが穏やか・・・



方丈庭園(有料)

時間が止まったかのよう。
海、山、島・・・
働かせるのだイマジネーションを・・・



裏は市松模様の苔のお庭です。

東福寺を大満喫して次は三十三間堂に向かいます。
東福寺から三十三間堂は歩いて20分くらい。

東福寺駅でもらった地図を見ながら
通り沿いの商店街を抜けて、ぷらぷら歩きます。
途中を左に曲がると三十三間堂に到着。



三十三間堂kirakira2

母が行きたいと言うので何があるのかもわからないままついて行き、
拝観料が600円と知り高いなと思ったのですが、
お堂に入って見上げた瞬間

すごい 

と声をあげてしまいました。

100メートル以上あるお堂にたくさんの千手観音。
圧巻です。
行かれたことのない方はぜひ行ってみてください。
おすすめです。

【中は撮影禁止なので写真はこちらからご覧ください】
http://sanjusangendo.jp/

三十三間堂から京都駅までは歩いても15分~20分くらい。
すぐそこに京都タワーが見えているので、駅までぷらぷら歩きました。

一日目の夜、京都駅の伊勢丹に入っている
洋食屋の西櫻亭に行ってみたのですが、
メンチカツとハンバーグの肉汁にビックリ。
メンチカツなんてナイフを入れた瞬間にジュワって。
細かいパン粉で衣がカリッ、サクッ。
すごく美味しかったです。

さすが洋食の名店ですね。
それっぽい物をそれっぽく出しているような店とは違います。
東京のお店にも行ってみようと思います。

【西櫻亭はこちらから】
http://r.gnavi.co.jp/c050000/
http://www.nichioh.jp/restrants/seioutei.htm

次回はこの旅二日目です。

お楽しみに・・・

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