四谷のしっぽ お散歩日和

あっちこっち街歩き、カフェめぐり、ガーデニング、
日々の出来事をつらつらと…
そんな感じのごった煮ブログ。

丸の内仲通り・日比谷公園 ガーデニングショー2012 & ラ・メール・プラール

2012-09-30 19:45:00 | 銀座/日比谷/日本橋/築地/東京駅


友人のYoshimiさんと行く 健脚シリーズ。

今回は丸の内と日比谷公園で行われているガーデニングショーに行ってまいりました。

丸の内~日比谷と範囲が狭いので、さほど歩かないかと思いきや、
今回もいっぱい歩きましたよ。

スタートは東京駅 丸の内口。

新丸ビルから有楽町へと続く丸の内仲通りを歩きます。run



丸の内仲通りはおしゃれなカフェやスイーツのお店が並び、
緑も多く洗練されているのでいつ歩いても気持ちがいい。

有楽町へと続くこの通りに小さな箱庭が展示されています。

作品を作る時、作り手が必ずすること、それが
テーマを決める
ということ。
作者はそこに願いやメッセージを込めます。

それを感じながら、受け取りながら、意識して観賞すると
さらに充実した時間が過ごせるかと思います。


【丸の内仲通りガーデニングショー2012】


           小さな森のWedding



作品の中にはかわいい人形や小さな動物さんも隠れています。


         小栗 旬                     鈴木 福くん
       (腕の感じがリアル)               (ちょっと…こわい)

有名人のブロンズ像がベンチに座っているベンチアートというイベントも行われています。
歩いているといろんな有名人に遭遇します。


           なでしこガーデン

なでしこジャパン・大野忍選手監修の庭です。

なでしこ、ダリア、果物の木もあって実がなっていました。

なでしこジャパンのように、
努力の後に花が咲き、実がなる…
ってな感じでしょうか。

穴の開いている壁の向こうに立つと、
フレームの中に入ったような写真が撮れます。



大輪の見事なダリアが咲いていました。



お花も秋の雰囲気ですね。


         花笑みへといざなう箱舟

どこでもドアのようなこの扉、
過去、現在、未来をつなぐ扉を表現しているそうです。

本来なくてもいい場所に扉があるだけで非日常の異空間に
迷い込んだような気持ちになります。

扉横の紫色の花がとても印象的で、
次の世界へ進むため扉を開け、向こうの世界を不安そうに除きこむ自分の姿
私にはそう見えました。



ジャイアント馬場さん あぽぉ~


          花笑みステーション



路面電車の懐かしく温かい感じに心がほっこりします。



ビルに囲まれた窮屈なオフィス街、風に揺れる野の花、
大都会の街並みと、自然の風景、ミスマッチな風景が面白いと思いませんか。
パーキング「P」の標識がミスマッチに拍車をかけます。

この日一番お気に入りの一枚です。camerawink


      井戸端会議が集いの源

手漕ぎの井戸に洗濯板。
洗濯をするお母さんの横で、
子どもたちがこの三輪車に乗って遊んでいたのでしょう。
ついさっきまで…

無造作に置かれた三輪車がそうおしえてくれています。

洗練されたオフィス街と昭和の風景、不思議な空間。



脱ぎ捨てられた小さなサンダルがリアル。

ビルの谷間でも、井戸端の小さなこの空間でもかわらないこと、
それは、日常の生活、時、風が流れていること。



仮面ライダー とぉ~exclamation2exclamation2

もはや丸の内に勤めるサラリーマンにしか見えない…


              江戸仕草

風が吹くと反物がふわぁっとなり、作品が静から動へとかわり
立体的に見えてきます。
平面的で小さな空間が呼吸を始めた瞬間
人々の話し声まで聞こえてきそうな気がしてきます。



某作品の中にこんなハンギングバスケットが。

竹籠に秋を入れて…

和な感じがとっても素敵です。



フラワーツリーの間から、おばちゃんの妖精が やっほぉ~

期間中、こういうツリーやハンギングバスケットが通り沿いにずらっと
飾られているそうなのですが、この日は台風が迫っていたため
ほとんどが外されてしまっていたようです。


お昼になり、有楽町・国際フォーラムにあるお目当てのお店に行くと
ランチタイムは予約でいっぱいだったので入れず。
しかたなくディナータイムの予約を入れ、他の店へ。

ランチ後、日比谷公園で行われているガーデニングショーへ。

【日比谷公園ガーデニングショー2012】



芝の上に作品が並べられ、公園内には箱庭の作品が展示されています。


         囚われの秋

芝の上に置かれている作品の中で私が一番衝撃を受けた作品。

ワイヤーの柵の中に閉じ込められた秋の植物。

見た瞬間、「私はこの感性が好き」と思いました。

タイトルも好き。

他の人には思いつかない発想が好き。



芝の上にもいろんなお花が色とりどり



芝の上に立っている一軒のお家というか、休憩スペースというか。
これも作品のひとつです。

両側は石垣で立体的に造られ、水が流れています。



家へと続くアプローチ。

湾曲したアプローチ沿いに植物を植える場合、
曲がる外側を高く、内側を低くします。

※左へ曲がる所なら、右側を高く植え、左側を低く植えます。

そうすることで人は曲がるべき方向に自然と体が向いて
歩きやすいそうなんです。

先日そんな情報をテレビで得たのでじぃ~っと観察してみると
ちゃんとそういう植え方になっていました。
さすがプロです。

続きまして、ハンギングバスケットエリアへ。



ハンギングバスケットというと丸く作るというイメージが強いのですが
これは3Dのように前に突き出ています。

他の人と同じ発想で満足していてはいけませんね。
センスが光ります。



多肉植物のハンギングバスケット。

斬新で私はこれが一番気に入りました。


日比谷公園内にも箱庭がたくさん展示されています。



水が一滴落ち波紋が広がると、静の世界が動の世界へ。

急に時が流れ出したような不思議な瞬間。

そこまで計算されて造られているのでしょう。



線路脇に咲く赤い彼岸花が郷愁の念をかりたてます。



あなたのために、この門は開けておきましょう。

いつでも自由にお入りなさい…

そう言ってくれているような半開き。

この扉が閉じているのと開いているのとでは作品の印象も
そこに生まれるストーリーも違ってきます。


ここまで数々の作品をみて思ったこと。
何かを生み出すには…

・他人と同じ発想ではダメだということ。
・常識にとらわれず、妄想を忘れず、様々な物語を描くこと。
・平面的ではなく立体的に物事をとらえること。

そうすることによってリアリティーが生まれ
限られた小さな空間に命が吹き込まれるような気がします。


日比谷公園に来たならば、あれを見ねばな、

ということで…



首賭けイチョウ

松本楼の横にたっているイチョウの木、
有名なパワースポットでございます。

日比谷公園開設までは日比谷見付(現在の日比谷交差点)にあり、
1901年(明治34年)道路拡張の際、伐採されようとしていることに驚いた
日比谷公園生みの親・本多静六(ほんだせいろく)博士が
東京市参事会議長の星亨(ほしとおる)氏に
「私の首を賭けても移植させる」
と懇請し、今の場所まで移植させたそうです。
それにより「首賭けイチョウ」と呼ばれています。

・健康運アップ
・心と体の「活性化」
・婚活のパワースポット
・江戸城(皇居)から流れてきた気が集まっている

などなどいろいろ言われているようです。



よっしゃ、ちょっこしパワーをもらって行くべか。



ブラブラしていたらスタバの移動販売車を発見。

スタバにもこんなのあるんですねぇ。
初めて見ました。

珍しくて写真を撮っていたらスタバのお兄さんが

「ナンバープレートはシアトルのプレートなんですよ。」

とおしえてくれました。

GNZ  = 銀座(GINZA)
0802 = 銀座にあるスタバ一号店のオープン日

だそうです。

レア情報を得て気分を良くしたので…



モカフラペチーノ を買ってみました。

噴水周りのベンチ、穏やかに吹く秋の風。

何かいい日。



噴水は華道家・假屋崎省吾デザイン「花の泉」

エネルギーと生命力あふれる緑と水のパワーを
竹のしなやかさで表現したそうです。


さて、そろそろディナーへ。

昼に予約を入れた店が有楽町・国際フォーラムにある

ラ・メール・プラール

フランス・モンサンミッシェルのふわふわオムレツのお店。

※人気のお店なので、予約をして行かれた方がいいかと思います。

http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13129413/
http://www.la-mere-poulard.jp/


【ラメールプラールコース 2,835円】
※別途サービス料10%とられます。
※パンもしくはフライドポテトが付きます。


  フレッシュハーブ風味のサーモンマリネ
         (オードブル)


            伝統のオムレツ
            (約25センチ)


     フォアグラのポワレ          リンゴのタルトタタン
       (ココット料理)            (コーヒ・紅茶付)

卵を泡立ててつくるメレンゲのような食感のオムレツ、
驚くほど美味しいというわけではありませんが泡泡ふわっふわ。
ただ…
私のは他の人より表面が焦げすぎ。
そのせいか中に火が通り過ぎでメレンゲ感はあまりありませんでした。
人によって焼き方にムラがあるのが残念。
あと…大きすぎて途中でお腹いっぱいになり飽きてきました。

お店のおねえさんも言っていましたが、大きすぎて残す人が多いそうです。
半分のサイズがあるといいかなと…

リンゴのタルトタタンにのっているのは生クリームを発酵させたクリーム。
ヨーグルトのような味です。
タルトタタンは失敗から誕生したお菓子だそうです。
失敗したと思ったら意外と美味しかったと。
焼いたリンゴの下に薄いビスケットが敷いてあり一緒に食べると美味。
コーヒーもすごく美味しいです。



ふくれたお腹をかかえ東京駅へ。

三脚を立てる人、カメラを持って座り込む人、

どうやら新駅舎のライトアップを待っている様子。

せっかくだから見ていくか…

心地よい秋の風に吹かれながら待つこと40分。



正式な完成は10月なので思いっきり試験点灯でした。nose4はっeq

帰るべ、帰るべ~ runrun

涼しい秋風の中、かすかに感じる湿気の匂いが夏の終わりを告げる
そんな夜でございました。

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浜離宮 コスモス 2012

2012-09-02 14:59:00 | お台場/汐留/芝公園

浜離宮へ キバナコスモス を見に行ってきました。

ここにコスモスを見に来るのは久しぶり。
    down
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/149.html



浜離宮のホームページには満開と書いてありましたが

この辺りは終わりに近い感じでした。

大都会でこれだけ見事なお花畑は貴重です。



2012年8月24日現在 こんな感じ。

写真右側がキバナコスモス、左側に紫色のコスモスが咲きます。

キバナコスモスは2区画にわかれていますが、
今年は長く楽しめるように種まきの時期をずらしたそうです。

写真奥のオレンジ色の所は満開というより終わりに近い感じ。
手前の区画は蕾がいっぱいで、これからキバナコスモスが咲きます。

左側の紫色のコスモスはまだ成長段階で、ちらほら咲いていました。

キバナコスモスと紫色のコスモスを同時に楽しむには
9月に入ってから行った方がよかったですね。



コスモスの咲く道を行く…



何枚も重なった花びらがとっても素敵よ。

フリルのいっぱいついたドレスのよう。



       ギュッと結んだ花びらが
             down


         ほろほろっと開いて
             down


   美しきその姿に秋の訪れを感じます。



空から何やら降り注ぐぅ~



アオノリュウゼツラン

数十年に一度しか咲かない花が、今年、浜離宮で開花しました。



根本は大きなパイナップルみたいな感じ。

次に開花するのはいつのことでしょう。

しっかし暑い…

コスモスを見ると涼しい気分になるものですが、暑すぎて暑すぎて

アオノリュウゼツランが見られる有り難さをいまいち実感できず。



ということで屋根つきのベンチへ避難。

ここはとっても涼しぃ~ 

座っていると屋根と柱が額縁のようで、一枚の絵画をながめているみたい。img

暑さにあぶり出された芝の匂いが心癒してくれます。

最後に…

この日最高傑作の一枚を。camerawink



何気なくシャッターを押したら

太陽の光とレンズの角度がうまいこと合って虹が出ました。

しっかしこんな見事なアーチになるとは…

何かいいことが起こりそうeq

皆さまにも幸せのおすそわけでございます。cloverkirakira2

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