四谷のしっぽ お散歩日和

あっちこっち街歩き、カフェめぐり、ガーデニング、
日々の出来事をつらつらと…
そんな感じのごった煮ブログ。

年始のご挨拶2019

2019-01-31 22:25:00 | しっぽ通信



年が明け、気づけば1ヶ月が過ぎました。

遅ればせながら

本年もよろしくお願いいたしますkadomatsu


お正月、京菓子のテレビ番組で金平糖が紹介されていました。

斜めになった直径2メートルほどの鍋の中でたくさんの金平糖が転がり、
流れ落ちていきます。

ザ~っという乾いた音は波の音に似ていて心地いい…

ふと疑問がわいてきました。

金平糖は小さな粒に糖蜜をかけ続けながら大鍋で転がし
ツンツンした星形に出来上がります。

最初の一粒、真ん中の核になっているのは何だろう?
砂糖の粒?

それはイラ粉(もち米をすりつぶしたもの)というものだそうです。

イラ粉に1日10時間ほど糖蜜をかけ続け、
完成までに最低でも2週間はかかる手間のかかったお菓子なのです。

鍋の中で転がる大量の金平糖をみていたら
ひと粒ひと粒がなぜか人間に見えてきました。

満員電車でもみくちゃにされている人たちにも見えるしmetrorunrunrunrunrun
人間関係や社会のストレスにもまれ耐え続けている人たちにも見えてくる…

「あぁ~れぇ~、もうダメ~、お手上げ~ 」

という声さえ聞こえてきそう。

イラ粉は繰り返し糖蜜をかけられ、転がされ、
実はかなりのストレスを感じているのかもしれません。

糖蜜をかけられる度大きくなり、トゲトゲができ、
とがっていたトゲもやがて角に丸みが生まれ、
愛らしい形へと変化していきます。

とがった若者が穏やかな老人へと変化していく成長の過程に似ているから
ますます人間に見えてくるのです。

しっかりした核を持ち、ストレスという荒波にもまれるからこそ
形、バランスの整った愛らしい物が出来上がるのでしょうか。

ならば修業だと思って多少のストレスはよしとしよう…nose7

そんな結論でまとめてみたお正月でした。


年明け、お正月でなまった体にムチを打ち
ハーブ&アロマの講習会に行ってきました。futaba

料金が少し高いような気がして申込を迷っていたら満席となり
とりあえずお願いしておいたキャンセル待ちで参加権がめぐってきました。

年明けで体も重くおっくうではありましたがこれも何かのご縁。
誰かが行ってきなさいと背中を押してくれているのかもしれない
と思い行くことにしました。

実際参加してみると新たな知識が得られ、正月ボケの頭も活性化。
生活に香りを取り込んでリラックスを試みたり
新たな興味がどんどん湧いてきました。

目の前に来たものを流すことなく、とりあえず手に取って試す

その繰り返しがいつか楽しい場所に連れて行ってくれると信じています。

金平糖のようにたくさんの手間と時間をかけ

実りある一年にできればと思っています。

コメント (2)
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