四谷のしっぽ お散歩日和

あっちこっち街歩き、カフェめぐり、ガーデニング、
日々の出来事をつらつらと…
そんな感じのごった煮ブログ。

秋の遠足② 浜離宮編  【両国~浜離宮~汐留】

2009-09-29 20:21:00 | お台場/汐留/芝公園

水上バスをおりると、そこは浜離宮 kirakira2
この遠足一番の目的地でございます。

この時期の浜離宮といったらコスモス畑が有名ですよね。
一度来てみたかったんです。



コスモスロード kirakira2
右側はキバナコスモスitem1

ピークが過ぎ、全体的にはお疲れコスモスでした。
もう少し早く行けばよかったかな。
でも、きれいに咲いている花もたくさんありました。



タイトル「まなざし

様々な種類、様々な個性を持った たくさんの花。
その中に埋もれ、それでも美しさを忘れず
ただただ明日を見つめながら・・・ yellow2
花も人も都会でたくましく生きております。

まわりだけピンク色。
ほほを染めて、はにかんでいるようにも見えました。


(第4回浜離宮秋の花「コスモス」写真コンテストで入賞をいただきました)

タイトル「やさしさに包まれて

こんな種類のコスモスもあります。
花びらがサルビアのように筒状になっているんです。
やさしげ・・・meromero2



コスモス畑のすぐ近くにある 「三百年の松
6代将軍徳川家宣が庭園を改修した際植えられた松。
枝ぶりが見事で感動します。
何たって300年ですから。kirakira2



潮入の池(しおいりのいけ)に架かる 「お伝い橋
118メートルの総檜造りの橋です。
おぉぉっと、向こうから歩いてくるのはイケメン・・・かな?

池というと鯉ですが、ここは海水を引き入れた池。
なので泳いでいる魚が海っぽい。
カニもいるし、ボラもたくさん泳いでいます。
岩には貝もくっついてたりして。
何か不思議な感じ・・・nose4

ビル群と庭園、今と昔が交差するような不思議な光景。

橋の途中にある御茶屋では抹茶&和菓子セットを
楽しみながら、ゆっくりと風景を楽しむことができます。



逆さ富士ならぬ、逆さビル 
隣りにある汐留シオサイトのビル群かな?



富士見山からの眺めです。
左に見えているのが「お伝い橋
ここは都会のオアシスですねぇ。



海側からはお台場のフジテレビが見えています。



レインボーブリッジも見えていますが、
う~ん、空が残念・・・hekomi

浜離宮kirakira2
静かで景色もよくてとても素敵な所でした。
次回は春、菜の花畑を見に行こうかなと思っています。

浜離宮では一部紅葉が始まっていました。
秋でございます。

次回、最終回は汐留編です。
美味しいもの倶楽部は美味しいものを求めて汐留へ。

美味しいランチでお腹も大満足 fork
しかも、すんばらしい景色をタダで堪能できる場所を見つけました。

お楽しみにぃ~

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秋の遠足① 水上バス編 【両国~浜離宮~汐留】

2009-09-27 20:15:00 | お台場/汐留/芝公園

シルバーウィークが終わり、世間が落ち着きを取り戻した頃動き出す・・・
それが私なのでございます。
友人のすずさん秋の遠足へ行ってまいりました。

3回にわたってお届けいたします
「両国~浜離宮~汐留の旅」

まずは「水上バス編」です。

集合はJR両国駅。
電車を降りた途端、お相撲さんに出くわしました。
さすが両国・・・ cat 猫だまし どすこい、どすこい



この日は9月場所の千秋楽。
たくさんののぼりがはためいていました。
国技館前にはお相撲さんがいました。

国技館向かいにある水上バス乗り場で切符を購入。
AM10:35発 お台場行き、
目指すは 浜離宮 kirakira2
園内のコスモス畑を見に行きます。

両国~浜離宮へは30分の隅田川クルーズ。

※両国から浜離宮へ行く場合は、乗船切符(500円)を買う際に
浜離宮の入園券も一緒に購入します。
(浜離宮の船着場は園内にあるため)



進め!! ship



船が進むと、そこに  ができます。 kirakira2

企業、高層マンション、築地市場・・・
川沿いの風景は人々の息づかいが聞こえてくるようにアクティブで、
東京に生まれてよかったぁ~
と叫びたくなります。



船はどんどこ進んで・・・



橋の下もくぐっちゃったりして。
迫力満点 ase2

両国橋~新大橋~清洲橋~隅田川大橋~永代橋~中央大橋~佃大橋~勝鬨橋

風に吹かれ、海の匂いとともにいくつもの橋をくぐり、
ついつい黄昏てしまいますねぇ・・・nose5

ジェットスキーに乗ったお兄さんたち、
岸から手を振る人たち、
船内には各橋の歴史や周りの風景のガイドアナウンスも流れているので
飽きることはありません。



東京タワーが見えてきたら、もうすぐ浜離宮。



浜離宮の船着場へはこんな狭い門を入っていきます。
わぉっ bikkuri
よくぶつからないですよねぇ・・・
熟練の技exclamation2

水上バスはクセになりますねぇ。
ストレス解消にはもってこい。
風に吹かれて厄が落ちていくような感じ。
皆さんもぜひぜひ乗ってみてくださいませ。

次回 浜離宮編 に続きます。
Coming soon・・・ meromero2

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今と昔をつなぐ花

2009-09-13 16:16:00 | 四谷
これ何だかわかりますか?



アスパラガスではありません。
この花を見ると、私はなぜかごんぎつねの冥福を祈ってしまいます。
あのお話の背景には、いつもこの花が咲いていました

ごんぎつね・・・コンコンanimal6 ルゥ~ルルルルnose8
小学生の頃、国語の教科書にのっていたあのお話。notepencilset

【ごんぎつねのお話はこちらをクリックしてご覧ください】
http://www2.saga-ed.jp/school/edq12801/hiranoHP/hirano-el/gongitune.html

ごんはひとりぼっちだから、人間はこわいということを誰も教えてくれなかったのかな。
子どもだから、無邪気で、世間知らずで、
子どもだから、一直線で、無防備で、
ただただ兵十に「ごめんなさい」が言いたくて、喜んで欲しくて。
自分がひとりぼっちだから、お母さんを亡くした兵十の気持ちもちゃんとわかっていて。
そんな気持ちとは裏腹にお互いすれ違い・・・

とかくこの世は誤解だらけ。
交わることは難しいのでしょうかねぇ。

子どもだった私は
ごんがかわいそう・・・」
そこにばかり目が向いていたような気がします。

でも、先生はきっとこうきいたに違いありません。

「じゃあ、兵十はどんな気持ちだったのかなって。

大人になった今読み返してみると、残された兵十の後悔が
痛いほど伝わってきます。

人間は匂いで記憶しているもの
毎年、切ない秋の風が薫る度に、兵十はその日のことを思い出し
自分の行動を責め、心がしめつけられ、やりきれなくて・・・
仕方のない状況だったとしても、
一生消えることのない記憶と後悔を抱えながら生きていくのかな
それが一番悲しいこと。

子どもだったあの頃には感じ取れなかったこと。
その悲しみの傍らでいつも静かに揺れていたこの花。item1

もうおわかりですよね。
正解は彼岸花



花言葉は
情熱・悲しい思い出・独立・再会・あきらめ

色も形もこんなに奇抜で個性的なのに、
どこか寂しさが漂う哀愁花
ほんとうに不思議な花です。
四谷中学校は今、彼岸花で埋め尽くされています。kirakira2

この場所を通る時、私はお話の世界に迷い込むような錯覚に陥ります。

鼻をクンクンさせたごんが、花の間からひょっこり顔を出すような、animal6
幼かったあの頃に感じていた、やわい秋風の懐かしい匂いの中にいるような。
赤紅のこの花が私を小学生の頃に戻してくれるような、clock

ごんのように無邪気で、世間知らずで、一直線で、無防備だったあの頃に。

夏が過ぎ、初秋の風がやさしくほほを撫でる頃、

私はこのお話を思い出します。


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巣立ち行く今日の別れ

2009-09-02 22:30:00 | 四谷
例えて言えば・・・
狭いけれど楽しい我が家 home
おしくらまんじゅう押されて落ちるな?
そんな感じです。

近所のマンションでは、ただ今ツバメが子育て中。
ほぼ毎年やって来るツバメさんご一家。
おじさんの話では昨年、一昨年は来なかったらしい。
そうだったかな?  はて?

朝、仕事へ向かう時も、夕方帰ってくる時も、彼らを見上げ
「よかった、今日も元気 meromero2
毎日毎日確認。

やんちゃ坊主たちは黄色い口ばしを
くわぁ~ yellow7
っと開けながら、ちょこんと顔を出し下を覗き込んでいます。
チュピチュピと誰かを探しているような、
自分がここに居ることを知らせているような
消えそうな、か細い声で鳴きながら。

親ツバメは餌を運び、子ども達に分け与え、そしてまた餌を探しに飛び立ち、
ハツラツとしたその姿には 使命感kirakira2 にも似た何かが見え隠れ。

無償の愛情を注ぎ、子を守り、生きる術を教え、
自立させるための準備を


愛することに理由などない。
いつか自分の元を離れることを知りながら、
親ツバメは自分の全てを注ぎ込み、

親としての責任 をしっかりと果たしているのです。

やんちゃ坊主たちは日に日に成長し、気がつくとこんなに立派な姿に。



あんなに小さかったのに・・・
ちょっとへの字口、エッヘンと胸を張って凛々しいねぇ。hi くぅ~っ

子どもはいつまでも親を頼ってはいられません。
時がきたら、親の元から巣立たなくては。
中には
「俺、巣立ちたくねぇし・・・」
なんていう親離れできないニートツバメもいるのかしら。
親ツバメは
「こらっ!!巣立ちなさい parnose7
とお尻をたたくのかな。

これからどんな試練が待ち構えているのか。
でも誰も手は貸せません。
自分の身は自分で守らねば。

でも・・・
困ってどうしようもなくなったら、渋谷辺りでフラフラしないで
我が家のドアをたたいておくれ。
君たちは私と同じ四谷っ子なのだから。
力になるぞ peacenose7

彼らはいつも急に姿を消します。
弧を描き、無邪気に飛び回る彼らを見ていると、
とうとうその時が来たのかな・・・なんか複雑。

何だろうこの気持ち・・・
成長し巣立っていく嬉しさと、
いつもそこにいた誰かが、もうすぐいなくなる寂しさ

出逢いの数、それと同じだけの さようならhorori
毎年のことじゃないか・・・
そう自分に言い聞かせたらため息が出てしまったので、
わざと腕を大きく振って歩いてみました。

やんちゃ坊主たちの 巣立ち はもうすぐのようです。

また来年、新しい家族がここにやって来て、piyopiyopiyo
親となったツバメは自分が受けた愛情を子に注ぎ、
子どもはまた巣立っていきます。

愛情は受け継がれ、世代交代を繰り返し 

時は流れ、歴史となって・・・ clock

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