goo blog サービス終了のお知らせ 
goo

化学療法6サイクル目&11月の近況報告

2021-12-02 14:50:00 | がん治療


血小板低下がやや心配だったけど、飲み薬の容量が下がったのと休薬2週間のお陰か血液検査結果は前回と同じ数値で11/30に無事点滴して来ました。
今回は今までで一番短時間で済んで16:40には病院を出ることが出来た。
私の場合ほっておくと点滴の落ち方がゆっくりになって予定時間よりも長くかかるので、担当の看護師が今回は少し速度調整をしてくれたわけです。
17時を回ると2階ロビーの精算機が閉じちゃって1階の時間外出入り口の方に行くことになり、そこに時間が掛かるってわけじゃないけど居残りした感があるので早く帰ろうって気分になるわけですが、この日は陽が落ちる少し前で寄り道したい気分だったので近くのカフェでコーヒーを飲んでから調剤薬局で薬を受け取って表に出たらけやき広場のイルミネーションが輝いていて、お~17時点灯だったのねと感激した次第。写真はFBにアップしてます。
約1ヶ月更新していなかったけど、それは体調が安定していたのでそれなりに仕事や遊びにも忙しくしていたからでした、どうぞご心配なくです。
前回の点滴の翌週からは概ね週2台ペースで仕事をし、緊急事態も開けたことだしとバンドの早め忘年会、トモズとスモサク2バンドそれぞれの会合を持ちました。
トモズメンバーが揃うのは1年10か月ぶり、スモサクは春に古澤さんの個展が足利であったのでその時に会っているけど長田家でゆっくりお喋りするのは実に久しぶりだった。
11月中旬には浦和パルコのユナイテッドシネマで細野晴臣の「Sayonara America」を観て、帰りに近所のリュミエールで月一恒例の外食もGo to Eatプレミアム食事券を使ってしてきたし。
そして、11月25日からは2泊3日で大阪へ。
選んだホテルリソルトリニティ大阪は、今回のメンバーに喫煙者が一人いるから喫煙出来る部屋と大浴場がある宿で検索して見つけた。
北浜と淀屋橋の間に昨年出来た出来た綺麗なホテルでトリプルルームはツイン+ソファーベッドだったけど、私が使ったソファーベッドも質が良くてベッドとして十分満足な硬めなクッションで安眠出来た。
大浴場は天然温泉ではないけど天然鉱石の浴槽の人工温泉で、温泉効果が結構感じられるお湯でした。
初日は大阪の友人と待ち合わせてホテルで和んでから温泉に入って、夜はお馴染み、天満の「もりもり」へ。
夜の飛行機で駆けつけて来た大分のNEKOと店で合流。
いつもながらの充実したお任せメニューを楽しみながら、私はビール1杯とお酒を小さなグラスに1杯のあとはお茶を飲みつつも盛り上がったわけですが、この日は疲労がピークに達していたNEKOが後半ダウン。
突っ伏している様子を見つつもしばらくはお喋りしちゃってましたが、夜半にタクシーでホテルに。
今回NEKOは翌日もダウンしていて、そこはもう一人のメンバー「ひろ」が経験豊富なプロのあんま師だったのでじっくりと治療して夕方から徐々に回復。
この旅は彼女にとって蓄積疲労を癒すための時間でしたが、私も旅先に友人郷津晴彦氏の訃報が届き落ち込む展開となった中、話を聞いてくれる友が隣にいたのはとても助けられました。郷津氏との思い出は改めて後日に書こうと思っています。
そんなわけで中日はずっとホテルにおこもりで、夜に近くの居酒屋でひろと二人で軽く飲んだあとはアチャコのタコ焼きを買って戻って部屋で食べて就寝。
3日目はゆっくり朝風呂に入って11時にチェックアウトの後、ひろが数年前に移り住んだ森ノ宮の最寄りスーパーの陳列棚の配置図が欲しいということで店に寄って壁に貼ってある図の写真を撮り彼女の部屋で点字の配置図を作成した。
彼女は網膜色素変性症が進行して数年前に全盲になりましたが、買い物などの外出介助を行なうガイドヘルパーさんにも個人差がかなりあるというわけでして、スーパーに連れて行って貰うことは出来ても買い物にはかなり手間取ることがあるらしく、店の中の様子を彼女が知る手立てが欲しかったそう。
A4ファイルにサージカルテープで店のフロアの形をNEKOが貼って作り、棚の食品名を私が話すとひろが付箋に点字で打ってそれをNEKOが貼り付けるという方法で無事に配置図完成。
その後近くのベーカリーのテラスで遅めのランチを食べて、駅でひろと別れ大阪駅からリムジンで伊丹へ。
久しぶりの伊丹はずいぶんと綺麗で広々とした空港にリニューアルしてました、調べたら去年グランドオープンだった。
以前利用したのは大分前で薄暗くてこじんまりした空港だったから、大変身にビックリだった。

さて12月に入り、今月は恒例の熊谷の保育園&県北調律ツアーを果たしてどこまでこなせるか、ブッキングはこれから。
今の自分の体力を考えると遠方の熊谷のまとまった仕事は厳しい面もあるのだけど、40年以上お付き合いが続いてきた園の仕事を途切れさせたくはないので、日数はかかってもなんとかこなして行きたいと考えています。

最後まで読んで下さった皆様、毎度だらだらと長いブログにお付き合い頂きありがとうございます!

goo | コメント ( 0 )

化学療法5サイクル目

2021-11-05 14:55:00 | がん治療


11月2日に5回目の抗がん剤点滴を受けて来ました。
血小板の数値は11まで下がっていたけど、一桁には落ちていないのでOKの範囲。
そして通常は3週間周期の治療ですが、次回は祝日に重なったため年末の日程調整とのからみで4週サイクルになるので今月後半には2週間の休薬があって、そこでは少し回復が見込めるかなと思います。
丁度その2週の休薬期間の後半に、大分の友人が大阪に行くことを聞いてそのタイミングに合わせ2泊合流することにしたので、今月は久々の旅行が超楽しみ!
今回1歩前進したのは、ずっと処方されてたネキシウムという胃酸を抑える薬を止めても良いかという質問をしてOKが出たことと、友人のアドバイスで知った漢方の便秘薬、大黄甘草湯について聞いたところ取り扱いがあったので処方してもらえたこと。
ネキシウムは胃酸を抑えるプロトンポンプ阻害薬(PPI)という薬で、10月の内視鏡で胃の患部が良くなっているのに継続して出されていることに疑問を感じていたのです。
続けないとダメなのですか?と質問したら、あ~そうですね、前回の検査結果が良かったから止めてみます?と言われてあっさり停止。
なんだよ~、こっちが言わなきゃずっと出すわけね・・・。
やはり医師任せにせずに自分で調べて質問することは大切と思いました。
ネットで副作用を調べると、胃酸を強く抑える薬は本来は腸まで届かない菌が生き残ることで腸内環境が悪くなる問題が書かれているから必要な時期だけにしたかったので、ネキシウムを止めることで今後お腹の調子が少しでも良くなってくれればと思う。
先月、手作り生姜シロップを作って、生姜湯がお通じに効果があることも分かった。
大黄甘草湯は通常の量だと私には多いようなので、タイミングと量の調節を色々試してみる必要あり。
便秘薬が必要なのは点滴後1週間だけなのですが、その時期が楽に過ごせるよう漢方薬のバランスを見極めていきたい。

今回の点滴後の副作用の状態は、気温が下がってきたために夏とは違う末梢神経症状の感じ方を実感する日々です。
前よりも指の痺れが強く、点滴した腕の血管痛もなかなか消えないし前は感じなかった足の指の痺れも時々感じる。
痺れについては温めると弱まるので、お湯に手を浸したりレンジで温めるカイロなどを使って対処してます。
少し頭が痛くなったりちょっとめまいを感じたりはあるけど、凄くぐったりして臥せってるというほどでもなく、活動出来そうだけどそれはそれでしんどいっていうあたりが精神的に微妙なのですが、点滴から1週間は休養する時期と思って焦らずのんびりすることも大切なのでしょう。
あと数日は様子を見て、来週半ばからぼちぼちと仕事を少し頑張って、その後はご褒美に大阪旅行で美味しい物を食べて3人女子会で盛り上がるのだ!
紅葉の時期に行けるのも、嬉しい!

goo | コメント ( 0 )

経過良好!!!

2021-10-16 11:16:00 | がん治療


今週火曜の診察日に、内視鏡とCTの検査結果と今後の治療計画の話がありました。
なんと胃と食道の病変部はすでにほとんど綺麗になっていて、組織検査部分の癌細胞は消滅していました(^_^)v
ネット情報によると、最初の3サイクルで5割の人は腫瘍のサイズが半分になるそうだけど、私のは消えちゃったのでかなり成績優秀な部類かも。
でも、こういうケースもそれなりにあるみたいです。
がん治療の進化は目覚ましいとしみじみ思いました。
見える部分の癌は消えましたがリンパ節への転移は残っているので、あと4サイクル化学療法をやってから1月下旬に検査をしてその後のことが決まります。
2~3月頃に手術をすることにはなるかと思いますが、当初胃全摘の可能性を告げられていたところからはずいぶんと良くなって、半分以下の切除で済みそうかも。
ご心配をお掛けしてきましたが、治療は順調に進んでいて元気です!
血小板も復活したので抗がん剤の点滴をして来ました。
分子標的薬は2ヶ月前の初回の量は多めで次の回は少し減って点滴の時間が短縮されてたのだけど、4週以上開くと初回量に逆戻りだそうで、この日も4時間半強の時間がかかるということで、長時間なのでベッドでと言われて今までのリクライニングシートとは違うコーナーに案内された。
まあしかし、がっつり昼寝しちゃっても夜に眠れなくなっちゃうから、読書と音楽で過ごしました。
点滴後の数日間の体調は、今回は便秘と指のしびれ以外の副作用はほとんど出ずに済んでいて、めまいや倦怠感はあまりなく仕事のブッキングや部屋の片づけなどに勤しんでいます。
前回の血小板減少で、飲み薬の抗がん剤のエスワンタイホウ25mg(1日4錠)が今回から減量されて20mgの方になったので、それで副作用が減ったのかもしれない。
副作用の出方は毎回少しずつ違うので、体調が読めないからスケジュールには余裕を持たせていますが、来週は2~3台調律の仕事をして月末にはSETの定期公演を観に行く予定。
先週も2台仕事をしているし、ジムのプールの水中ウォーキングにも週一回通えていて、元の生活のペースに近づいていることが嬉しいです。
日記を読み返すと7~8月は不調な日も多かったわけだけど、ちょうど友人が来てくれた9月中頃、化学療法2ヶ月で腫瘍がほぼ消えてその後どんどん体調が良くなって来たんだと思います。
なので、今や食欲が普通にあって油断すると体重リバウンドの危機。
胃の手術の予定がある人は今のうちに食べたいものをと考えて体重が増加してしまうケースもままあるそうだけど、そうならないようにセーブして良いコンディションを維持しなければですね。
あと4回の化学療法でリンパ節転移も縮小することを祈りつつ、無理のない範囲で仕事と遊びの時間を楽しんでいきたいです。

goo | コメント ( 0 )

血小板減少

2021-09-23 14:17:00 | がん治療


一昨日は4サイクル目の化学療法の予定でしたが、血液検査で血小板数がかなり下がってしまったことが分かり、点滴と服薬を1サイクル休むことになりました。
この3週間は体調が割合良くて、9月上旬には予定通り新型コロナワ○○ン1回目も接種して副反応も腕の痛みが2日間程度だったし、仕事も1台は出来て水中ウォーキングにも2回行けて、先週末は九州の友人の上京に合わせ都内プチ旅で美術館にも行ったりと元気に過ごしていたので、次の点滴を受ける気満々だったのに拍子抜けした。
医師はあまり細かい説明はしない人で検査結果のプリントは渡してくれないのですが、前回と今回の数値を覚えて帰ってから以前のデータと比べたところ、血小板数が元々は23あったのが前回は11、今回はなんと5まで下がってた。
基準値を下回るのは前回からで、それも毎回半分に下がるような急降下だったのね・・・。
化学療法中はよくあることだそうで治療を休めば3週間後にはある程度回復しているだろうから、量を調整して再開するという話で、それまでリフレッシュ期間にして下さいとのこと。
血小板減少は出血が止まりにくくなるわけですが、実は日曜夜に大量の鼻血を出していたのです。
こんな激しい鼻血は生まれて初めてだ~とびっくりしたんだけど、理由がよく分かりました。
骨髄抑制という抗がん剤の典型的な副作用で、赤血球あるいは白血球が減る場合もあるわけだけど、とりあえず血小板減少だけで3週間後は治療再開出来るとすれば今のところ軽い方なのかな。
そんなわけで、当面必要なのは切り傷や内出血などに気を付けることだけで、点滴後よりも体調の安定した日々をしばらく過ごせる予定なので、そうなると仕事も出来る範囲でやらなきゃと昨日はお客さんと連絡取ってブッキング。
「1回休み」ってゴールが遅くなるような気持ちになったり、血液を作る細胞の状態が悪化したと考えると気持ちが暗くなるけど抗がん剤が効いているということでもあるわけだし、突然のリフレッシュ期間が来たことには戸惑いも感じるけど、こうして休んだり薬量を調節したりしながら続けるのが化学療法というものなのだと理解出来て、ステップを一つ上がったような気もします。
とりあえず次の検査は予定通り10月4日に内視鏡とCT、その翌週に採血してトータルな結果について面談。
予約票には面談日に抗がん剤注射と書いてあったから、おそらくそこからまた3サイクル続くのでしょう。
果たして手術に進むのはいつ頃か・・・、いずれにしても来年かな。
友人とのプチ旅も楽しめたし、休薬期間に出掛けることは体調的に問題ないことが分かったので、気分転換はしっかりと挟みながら焦らずに治療していきます。

goo | コメント ( 0 )

化学療法3サイクル目

2021-09-04 10:50:00 | がん治療


8月31日に3回目の抗がん剤点滴を受けました。
今回の研修医は前回の先生よりも慣れていて、こちらの希望に沿って左腕、初回のラインは血管が硬くなってしまったので別の箇所でとお願いしたところスムーズに刺してくれて痣もほとんど出来ずグッジョブでした!
あと、今回の新登場のケアとして、点滴終了後のテープの糊をはがす時にリムーバー液のコットンが使われて、これはとても良かったです。
点滴をした腕はビリビリ痺れているので、点滴の針と管を固定している強力なテープをはがす時に超痛いんだけど、それが凄く楽になってありがたかった。

さて、前回の治療報告以降の状態の推移について更新をしていなかったのは、ぶっちゃけ体調が悪かったからです。
2サイクル目の時に薬剤師から丁寧な説明を受けて、吐き気止めの点滴が便秘を起こすことは多いので早めに酸化マグネシウムで対処することを勧めると言われたわけですが、酸マグだけではやはりお通じはなくピコスルファート(滴下タイプの下剤)を前回の半量使ったところお通じはあったのだけどその後2日間また止まってしまって、中二日で再度使ったところ今度は下痢が止まらなくなりました。
なんと、それ以降2週間下痢が続いたのだった。
下痢も抗がん剤の副作用としてあるので、下剤でその引き金を引いてしまったということかなぁ。
下痢と言っても日に何度もトイレに通うような状態は最初の3日間だけで、以降は1日1回には収まったのだけど、いつまで経っても水様便の状態だと食事も消化の良い物をと気を使うし食欲も低下気味の時期があり体重も一時期は減って少々焦りを感じた。
でも調子の良いタイミングも数日あったので、8月中に計3回はジムのプールに行けたし、休薬の時期に仕事1軒と友人の流木アートの作品展「いのちのかたち展」郷津晴彦/栗原明、西荻まで車で出掛けて友達とお茶することも出来た。
体調の良い日に画廊に出かけることが出来たのはとても大きな喜びだったし、そういう楽しみを大切にすることがきっと治療にも良い効果をもたらしてくれるだろうと思います。
下痢中に、以前からお世話になってる漢方薬局で「かっ香正気散」を処方して貰って対処していてこれが私には合っていると思うので、今回の通院で医師に相談したら「私も漢方は良く処方するんだけど、この薬は知らなかった。調べてみますね。」と検索をかけてくれたのだけど、日赤の処方薬では取り扱いが無いそうで、一応酷い下痢の時だけ飲んで、でも出来るだけ使わない様にという薬と、あとはビオフェルミンを出された。
ビオフェルミンは市販のとは少し内容が違うようで、身体に合うなら処方箋で保険が効くのは金銭的に助かります。
担当の医師はこちらの薬への要望をあっさり聞いてくれる人で、酸化マグネシウムは前回は余りがあるから要らないと伝え、今回は2週間分出して欲しい、痺れを抑える漢方は休薬中は休んでるから残ってるので今回は要らないという私の細かい希望をすんなり了承してくれるので、そういう面で話しやすい人。
医師の中には、処方した物は休まず必ず飲むようにという人もいるかと思うけど、患者の意見も受け入れてくれて下痢している時はなるべく止めないで出しちゃう方が良いという漢方の考え方も共有しあえていることが分かり、信頼感が増しました。
必要のない薬は出来るだけ飲みたくないわけだし、自分の便秘や下痢への対処方法はこの年齢になれば経験である程度分かっているわけで、抗がん剤の副作用という特殊な事情はあっても下剤が効きすぎる体質であることは医師よりも自分の方が理解している。
というわけで、毎サイクル実験状態なんだけど、今回の点滴後の便秘にはピコスルは避けたかったから漢方薬局で試供品を貰ったササスルーという漢方系の下剤を半量試し、半量ではダメで追加したら初日は下痢したけどその後まあまあ落ち着いています。
このまま安定してくれると良いなぁ~。
この数日の倦怠感はそんなに強くはないのですが、めまいがするので外出は難しいし料理も手間のかかる物は作る気力が湧かないけど、点滴後1週間はそんな感じと自覚することにしました。
その時期は焦らず、ゆっくり読書を楽しみます。

goo | コメント ( 0 )