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体調回復は半ば

2021-07-26 12:05:00 | がん治療


22日に退院、迎えに来てくれた妹とお茶して食材の買い物して帰るあたりまではなんとか元気だったのだけど、便秘状況はほとんど改善してないので食欲が出なくてお昼はバナナ一本のみ、夜は薬を飲む前におかずを少しだけ口に入れ、そして処方された下剤も覚悟を決めて飲む。
なんでそんなに覚悟がいるかというと、私は腸が弱く薬が効きすぎてしまうので大変な下痢になる可能性があり、貧血で倒れることも考えられるので一人の時には怖くて下剤は飲めないのです。
量が調整できる滴下式のピコスルファートナトリウムという薬を出されていたので、医師の処方は20滴だったのを15滴にして夕飯後に飲んで。
そして深夜、あ~やっと出た~・・・という安堵感もつかの間、その後今度は腹痛&下痢&嘔吐、冷や汗がぽたぽたの貧血状態に。
この腹痛が収まらなかったら救急車だなと思いながら、オットにちょっとヤバいかもと声を掛けて、しばらくベッドで丸くなってましたが酷い腹痛は徐々に収まりなんとか眠りに就くことが出来ました。
翌朝も少し下痢したけど、開通したお陰で食欲は少しだけ戻った。
しかし、体重はこの1ヶ月で3キロ減りました。
検査のため、夕飯を早めに消化の良い物を軽く、朝食は抜きという日が何日もあったしお酒も禁止ですから、そうするとどんどん減るわけ。
健康に痩せて行くなら嬉しいけど、出来れば体重を温存して行かないとこの先の治療で激ヤセしたらどうしようと不安になったりして、痩せることに微妙に恐怖を覚えるというのは人生初の経験。
ここ数日の体調は一進一退という感じで、微熱が出たり腹痛があったり。
それが単にお腹の調子のせいなのか抗がん剤の副作用なのか、それは分からないわけでして、高熱が続くとか全く食べられないということで無ければ様子を見るしかないです。
ずっと臥せっているほどに具合が悪いわけではないので、家事も以前の1/3程度の量ならなんとか出来るけど、ふらつきがあって外出は出来ない状態。
日頃から使い慣れていて良かった~、コープのネットスーパー!
8月3日から1週間の休薬期間に入るので、その時期に体調が落ち着いてくれれば御の字なのかも。
もはや焦ってもしょうがないわけでして、痛いとか全く食べられないということでなければ幸いなこと。
副作用の末梢神経症状は治まって来て、冷たい物は触ると痺れるけど冷えた飲み物は大丈夫になりましたし、味覚障害もないのがありがたいことです。
次の点滴は8月10日に新たに分子標的薬が加わります。
運動不足になるので、SIX PAD Foot Fitを日課にしています。
実は先月、オットの自宅待期期間に彼のためもあり購入したのだけど、その頃には自分の病変も明らかになり始めていたので早晩私が使うことになるだろうと考えていました。
買っておいて良かった!


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HER2陽性、朗報です!

2021-07-21 19:18:00 | がん治療

<病室から見る夕焼け>

昨日夕方主治医から告げられました、「組織の検査で陽性が出て次回からお薬が一つ追加になります。」
HER2(ハーツー)ってやつですか?と聞くと、そうです、これは治療しやすくなったという良いお知らせですとのお答え。
で、調べてみたところ、HER2(ヒト上皮増殖因子)が陽性の場合は分子標的薬治療が出来る。
がん細胞の増殖や転移を行う特定の分子だけを狙い撃ちにするので、正常な細胞へのダメージが少ないということ。
陽性は胃がん全体だと2割台、胃食道接合部の場合で33%。
お〜、持ってるじゃないですか、私❗️
分子標的薬は乳がん治療で先に使われ始めて、胃がんにも応用が広まったのはここ10年位のこと。
進化し安定した治療法を選択出来るのは、とてもありがたいです。
今日午前に採血があり結果も良好だったので、明日の退院が決まりました。
今一番困ってるのは入院生活でひどい便秘になってしまったこと。
昨日の夕方までは食欲があったのだけど、お通じが2日半ないのが気になり酸化マグネシウムを処方してもらって、それでもダメな状態に段々と落ち込みモード。
夜中に何度トイレに籠っても一向に進展せず、今日は座薬を処方してもらい、寝不足もあってダウンしてました。
食欲も減退して今日はあまり食べられず。
まあ、明日朝で大量のお粥からおさらばだし、自宅に戻ればなんとかペースも戻るでしょう。
妹が近所なので明日は迎えに来てもらって、あとは自宅で静養します。
次の外来点滴日の前の1週間の休薬期間には、少し仕事も出来ると良いな。
来週はもう動けるかもしれないけど、様子を見ながら少しずつ行動半径を広げてみます。
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抗がん剤2日目

2021-07-20 17:21:00 | がん治療


昨晩と今朝、S-1という内服の抗がん剤を飲みましたが、点滴後の不調に比べたら特に大きな副作用は感じず、食欲も普通、吐き気も無し。
今日は午前中にシャワーを浴びて、午後は2時台の看護師さんが来ないタイミングを見計らって顔にシートマスクを😅
悪いことをしてるわけじゃないけど見つかると相当驚かれると思うので、ちょっとドキドキでした。
入院生活の過ごし方で、友達が以前に教えてくれて、なかなか普段はゆっくりパックなんて出来ないから試してみた。
3時には9階の病室から2階のカフェまで行ってロイヤルミルクティーをテイクアウト。
入院前に友人から届いたチョコをつまんでティータイム。
あ〜、これをしたかったんだよ、嬉しい❣
病棟の給湯室が火傷防止のために使用禁止になってしまって、温かい紅茶が飲めないのが残念だったので、動けるようになったらカフェに行くのが最初の目標でした。
コンビニの冷房に当たったり冷たい飲み物を持つと、指の痺れは感じるので、この副作用があまり悪化しないよう自分で出来る対策は取って行かねばと思います。
薬が蓄積すると徐々に痺れが重くなるらしいので、それが心配だけど、命あっての物種だから医師と相談しながら我慢出来ることはして、まずは治療を続けることだろうと思ってます。
このペースで食欲が落ちることなく治療に取り組めれば、きっと良い方に向かうと思う。
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初・抗がん剤点滴終了

2021-07-19 15:40:00 | がん治療

〈点滴スタンドに付いてるのは輸液ポンプ、薬液が全部落ちるとピロロロとお知らせしてくれます〉

私が受ける治療はSOX療法という名前で、オキサリプラチンの点滴が3週に1回、S-1という飲み薬が2週間で1週間休薬です。
今日は午前中に吐き気止めの点滴の後、抗がん剤。
点滴しながらお昼ご飯を完食しました。
今のところ、吐き気は全く無し。
点滴終わってみて、針の刺さってたあたりには痺れがあり、指先も少しだけ感覚の鈍さを感じるけど、日常生活に支障があるほどではない感じです。
こうしてスマホもいじれるし、アレルギー症状は出ることなく済んでいます。
手を洗うと水が妙に冷たく感じるので、副作用の末梢神経症状は出始めていて、冷たい物が症状を悪化させることがあるそうなので、アイスクリームは当面おあずけかも。退院前には医師に相談してみよう。
夜から飲み薬の抗がん剤がスタート。
その他は毎食前に飲む漢方薬、痺れを和らげる牛車腎気丸と朝一回の胃酸を抑える薬が出されてます。 
明日の朝晩の飲み薬の抗がん剤の後に、血液検査で白血球、赤血球、血小板の数値に問題がなければ、1週間の予定よりも早くに退院出来るかも?…希望的観測ですが。
医師が消化に良い軟かい食事の指示をしたので、毎食330グラムというかなりの量のお粥が出るのだけど、おかずは超薄味の煮魚ばかりでもう飽きた。。。
退院したらパンが食べたいな〜。

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日赤にチェックイン

2021-07-17 17:29:00 | がん治療


実は6月に胃がんが見つかりまして、抗がん剤治療がスタートするので本日さいたま赤十字病院に入院いたしました。
1週間の予定です。
正確には胃食道接合部がんで、ピロリ菌のない人がかかる癌なのです。
おそらく長年逆流性食道炎があったのだろうけど自覚症状もなく、近藤誠の本に影響を受けた時期があったので長い間検診もしていなくて、この3月くらいから食べ物の飲み込みに違和感を覚えるようになってようやく検診を受けてみたらステージ3か4という状態でした。
婦人科の手術を2回しているので、その時にCTやMRIを撮っているのを良いことに、胃と大腸の検査はサボっていたのですよね。
ゆっくりとかなり深くまで進んでしまった進行がんですが、今の抗がん剤はかなり期待出来るようなので、リンパ節の転移を抑え込んだ後に手術という方向で医師は考えています。
治療には相当時間がかかると思いますが、今の医療ならこのまま末期に進むことはないと信じています。
抗がん剤の副作用もずいぶん軽減できるようになっているそうだし、復活ライブが出来る日を目指してしばらくの間治療を軸にした時間を過ごして行くつもりです。

抗がん剤は1サイクル3週間で、初日に点滴の後は飲み薬を2週間、その後1週間の休薬、これを何回か繰り返して行きます。
初回だけはアレルギーの心配を念頭に入院で経過を見ますが、以後の3週に一度の点滴は通院です。
副作用がどの程度出るのかは続けてみないと分かりませんが、私が受ける薬は髪が抜ける症状はほとんどないそうです。
抗がん剤治療への偏った思い込みが根強いということを感じるこの頃なので、今後自分の経験をこのブログで発信して行きたいと思っています。
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