昨日夜は、元、ベジタブル・アンサーの岩間氏のライブに行ったわけですが、この日ダブルヘッダーで午後は浅草へ。
先月の田中聡氏追悼会の日、銀座の3ポイント(URCが「銀座の奇跡」と銘打って毎週ライブを行っていた、女性スタッフだけで運営する喫茶店)のスタッフだった、元・水玉消防団のメンバーでもある長井八美さんが20数年ぶりにURCのイヴェントに登場して、当時3ポイントでバイトもしていたshe-herは親しかったスタッフの近況を聞いて。
それで、浅草の仲見世の扇屋さんに勤める旧友がいるので訪ねてみるということで、私も同行させてもらいました。
「銀座の奇跡」は、ダムハウスや安全バンド、四人囃子などが頻繁に出演する憧れのライブでしたが、73年から75年にかけてで、これは私自身は中学3年から高校2年まで、まだ親も厳しくお金も無く銀座まで行くことはなかなか叶わなくて、高校2年の時に一度行っただけでした。
一学年上のshe-herは、府中の高校生で家も府中だったのですが、野音で安全バンドを観てファンになってURCのスタッフになり、浦和に通って来る様になった。
府中から銀座もそこそこ遠いながら、同じ都内であることと調布在住の友人が多かったことで、浦和の高校生よりは銀座への距離感は近かったかと思うし、高校生の1学年の差は大きかったなと思います。
早くからバイトもして自力でドラムセットも買ったり=パールのバレンシア!、でもお父さんが怒ってなんと庭に穴を掘って埋めてしまった(T_T)=、とにかく大人たちに混じってスタッフをしている姿は、カッコ良くて憧れだったな~。
仲見世でデオさんと落ち合い、35年ぶりの再会を果たした二人と一緒に甘味屋さんでお茶しながら、女3人で35年前のことから現在までを語り合う。
亡くなった聡さんがNYに行っていた頃、相次いで3ポイントスタッフだった方たちも渡米する機会があって、さまざまな交流があったそうです。
水玉消防団も3ポイント人脈から生まれた女性バンドなのですが、天鼓さん、カムラさんはそれぞれパフォーマー、ミュージシャンとして、長井さんも劇団「青い鳥」、そしてTokyo Kid Brothers Returns!1970-2010というイヴェント企画などで皆さんグローバルに活躍されています。
私がバンド活動を続けてきたことも、この今やアラカンの世代の女性のパワーに10代の頃多大な影響を受けたことを抜きにしては語れないと、改めて思いました。
お茶の後、仲見世をぶらぶら、she-herがステージ衣装用にキラキラ系の服を探したいということでうろうろしていて、ふと脇を見たら知ってる家族連れが・・・、なんとk介さんご一家!なんでこんなところでバッタリ会うんでしょうか!不思議だ~。。。
花やしきに行っていたそうです。
さて、買い物しているうちに、一杯引っかける時間もなくなり急ぎ足で調布へ。
浅草からは都営線の東日本橋から馬喰横山乗換えで、その後は1本で調布へ。
こういう時、検索は本当に便利ですね、こんなルートの移動は初めてだから、こんなに楽に行けるのかと感動した。
調布のGinzは、すり鉢状のステージが一段低い作りのライブカフェで、普段はジャズの演奏が多いそうですがなかなかいい感じのお店、満員の盛況でした。
総勢9名のSOUL‐UNIT は、アレサ・フランクリンばりのボーカルが迫力の女性ボーカリストとギターの岩間君が、中学の同窓会で再会して10年前からマイペースで活動しているソウルバンドで、ソウルのヒットナンバーをたっぷり2時間、楽しませてくれました。
20代の子供世代と50代の親世代混合のバンドで、ハモリもバッチリでカッコ良かった。
お客さんで元・四人囃子のベーシスト中村真一さんも見えていて、1月のURCのイヴェントの話から今度は一緒にライブをやろうという話なども出て盛り上がりました。
長い1日だった~、密度濃かった~。
さて今週はしばらく地味に仕事しますが、友人のライブも結構続きます。
28日は猫町JIVEのリハの後に、栗原さんのライブ@ルースター・ノースサイド。
栗さんのボーカル&ギター、パーカッションでほりうちひろし、キーボードにトモコというメンツのバンド「chestnuts」がスタートして、今回はゲストにギターで藤田義治も。
3月は13日に猫町JIVE@パラダイス本舗のライブ、14日はshe-her参加のLoose&beatを新中野弁天に観に行きます。
ぼちぼち、アンクル・トモズのライブも企画しなきゃと思ってます。
一息ついて、5月か6月くらいかな。。。