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術後3週間

2022-03-28 15:58:00 | がん治療



<見沼代用水西縁沿いをドライブ>

今日で手術から丸3週間。食のリハビリは半歩ずつ進んでいるという感触です。
術後2週間ごろまではゲップをするのが痛かった=食道の縫合部が痛むのだろう=ということもあり水分も一口ずつという状態だったけど、今は痛みがかなり減って大分順調に水分摂取出来るようになって来ました。
とにかく一回の食事量が少量しか入らないので一日5回に分けて、といっても2回はおやつ的にプリンとかヨーグルトなどですが、2~3時間ごとに何か口に入れることになるので、意外と忙しいです。
最初は茹でうどん一玉を食べるのに10食に分けるほどちびちびだったけど、ここ数日はそれがやっと8食になったかなぁってところ。
パンは好きなのでそこそこ進むけど一食に8枚切りを2分の1枚ほど。
生絞りジュースを1カップ弱作ると、ミルクティーはカップ4分の1しか飲めなかったり。
そんなわけで水分摂取量に不安を感じて、スポーツドリンク的な物を作りちびちび飲むようにしてます。
雪の降った日はあまりの寒さに身体の冷えが収まらず傷口が痛んで、終日布団にくるまって読書してたり、午前中に買い物に出ると午後は少しベッドで横になる日もあったりですが、退院時にあれま~と思うくらい細くなってた太ももと脹脛の筋肉は少し戻って来たので、トレーニングというほどのことは出来なくても家の階段を一日2~3往復したりSix pad foot fitをするだけでもそれなりの効果はあるのだなと感じています。
日本人は胃癌の多い人種ですし、胃の手術を経験した人の話を聞いたことがある方はそこそこ多いと思うのだけど、元の量が食べられないといっても満腹感が早く来るのだろうというイメージを持つ方が多いのではないかな?少なくとも私はそのように想像していました。
しかし想像とは大分違いました。健康体には満腹感というのは満足感、幸せ感があると思うけど、今のところ空腹感があまりなく元の10分の1程度の量ですぐに苦しくなってしまい嘔気に繋がらない様に自分をなだめるという状態がしばしば起こる。
夕方疲れが出ると夕飯を食べる気力がなくなってしまう日もあります。
食べた直後に胸のつかえ感が出る心配から買い物等に出掛けるタイミングは食事の1時間後以降、でもその後しばらくすると今度はエネルギー不足を感じて歩くとふらついたり立ち眩みしたりで、丁度良いタイミングを図るのは案外難しい。長時間はもちろんまだまだ無理。
胃の消化能力が戻るには予想より時間が掛かりそうだけど、少しずつ調子の良い日は増えてきているので、引き続き焦らず回復を待ちたいと思います。
前日よりは食べられるようになっているか、毎日が実験。
今日は思わず苺を買ってしまいました! バナナはOKだけど、他の果物は缶詰、すりおろしリンゴが推奨ということで、今まで食べずに来たけどそろそろ許されるかなと。
柑橘類はダメということなので、好きなデコポンは今シーズンは諦めた。
今日は午前の陽ざしが明るいうちに、車で郊外の桜ポイントを眺めてから食材の買い物をして来たけど、春の花々に癒されている時は胃の不安定さをすっかり忘れることが出来て楽しいお出かけでした。
桜が残っている間に、もう一回ドライブしたいな~。

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退院3日、食のリハビリ中

2022-03-20 16:21:00 | がん治療

<母の残した古いジューサーが活躍中>

退院から3日経ちました。
昨日は外を少し散歩することも出来ました。
ロボット支援下のダ・ヴィンチによる手術自体は想像以上にとても予後が良いです。
おへそ回りの器具を入れた部分の数ヶ所の傷についてはもう大きな痛みは感じなくて、傷口が少し痒くて着々と治ってくれていると感じますが、メインの傷は胃と食道のつなぎ目にあるわけでして私の場合は食道の一部切除もありましたから一般的な胃癌手術よりも食道のダメージがあるようです。
そのせいか、食べ物を飲み込んだ時の胸のつかえ感がなかなか取れない。
手術前日から丸4日間の絶食後、術後3日目から出た重湯と具無しの味噌汁は、まず食べられることの喜びに加え味噌汁の塩味にそうだ!私はこれを求めていたのだ!と感動し、1回を少量ずつ1日6分食ということで出ていたおやつ系の食べ物なども完食して胃の順調な回復を感じていたのだけど、術後5日目の三分粥になったところから出される食事の全体量が一気に増えて、それを頑張って出来るだけ食べようとしてしまったら一気に不調に転じてしまい。
量を減らしてもゆっくり食べても、2日に1回は戻してしまうので段々と食べるのが怖くなり退院前2日間はほとんど食べられない状態になった。
専門家がきちんと考えて組んだメニューとはいえ、朝8時の朝食と10時の分食、12時の昼食と15時の分食、18時の夕食と20時の分食、このペースで矢継ぎ早に出されても消化しきれないのでは?と思いましたです。
嘔気を感じたら食べなくて良い、無理しないようにと何度も言われたし、その程度の嘔吐は薬を使うほどではないようで病院でする治療はもう無かったのでいつ退院しても良いということになり。
とにかく家に帰れば自分のペースで自分の好きな物を少しだけということが出来ると退院を決め、戻った日はぐったりしていたけど、翌朝に作って飲んだ生絞りジュース(人参と林檎とレモン)の美味しかったこと!、生きている喜びを感じましたです。
食欲と胃の消化能力の回復については最低でも1ヶ月は掛かるようで、当面食事内容の制限もあるし1歩1歩焦らず少しずつです。
胃の手術で味覚が変わり食欲が戻らないケースもあるらしいので、私は味覚が変わらずに済んでいることが本当にありがたい。
食べ物が下りて行かない感じなのは、まだ縫合部の腫れが収まっていないということもあるでしょうし、昨日と今日を比べてみると1食一匙ずつ食べられる量が増えているかもしれないと思います。
今のところ1食に茹でうどんが一玉の十分の一とか、クラッカー3枚とカップスープ1杯とかそんな量しか入らないのだけど、今週後半くらいには胸のつかえ感がもっと減ってくれるのではないかな。
ちなみに病院で食欲減退を感じてからも毎食お粥攻めにあっていたせいで、しばらくお粥は見たくない状態。。。
体重はこの2週間で5キロ落ちましたが、脂肪じゃなくて脚と胸の筋肉がずいぶん減りました。
筋力のリハビリも意識して行かねばならないですが、これも焦らず少しずつですね。
体重はぼちぼち、Mサイズだった高校時代の体重にたどり着く(一番太っていた時代は今より15キロ多かった)ので、この先は減り過ぎることもやや心配だけどリバウンドにも気を付けて行きたいです。
4月になったら水中ウォーキングが再開出来ると良いな。
今後については4月頭に病理検査結果の告知があり、しばらく術後の化学療法をする可能性もありますが、まずはあまり考えずに今は無理せずのんびりと過ごすようにしていきたいと思います。


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本日、退院します!

2022-03-17 08:51:00 | がん治療


お陰様で順調に回復し、本日退院の運びとなりました。
とりいそぎ。

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術後6日

2022-03-13 19:19:00 | がん治療


FBの方には術後2日目に無事の報告を取り急ぎ投稿しましたが、その後更新が出来ずに早いもので明日で手術から丸1週間になります。
ご心配をおかけしましたが概ね順調に回復していて、点滴も今日で終了し残った管は腹部のドレーン1本のみ、これも明日は抜けると思います。
術後3日目のおもゆから始まって現在5分粥。
書きたいことは色々あれど、記録は後日ゆっくりやろう。
このまま問題が無ければ、今週末に退院出来るはずと予想しています。
明日は63歳の誕生日、病院で一人しみじみ味わいます。
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怒涛の術前検査を終えて

2022-03-03 16:49:00 | がん治療

<自宅でコーラス録音>

入院前の近況報告です。
2週間前の大腸内視鏡検査の準備、腸を空にするプロセスについては下剤の量の自分なりの調整が当たって前日の下剤で当日の朝に3回お通じがあり、腸管洗浄剤ではほとんど腹痛は無い状態で10数回のトイレ通いをして綺麗になったのですが、検査自体はかなり痛かったのでした。
以前に子宮内膜症があったりその関連で手術をしたせいか腸に癒着があったそうで、なかなか通らない箇所があって。
しかし結果はポリープ無し、問題なしだったのでホッとしたわけだけど、検査時に強い痛みと緊張が続いたせいでなんと首の筋を傷めてしまい、翌日首を寝違えて右に動かそうとすると激痛が走る状態に(涙)。
寝返りが数日打てなくて、中一日で予定されていた胃透視(バリウム)検査を1週間延期してもらうという顛末でした。
先週の美容院の予約変更は出来るだけ避けたかったので(4ヶ月開いていて、入院前にはカットしておきたく)、お世話になっている整体院に2回通って首を直してもらい、カット&カラー&約束していた友人との会食が出来るところまで体調を回復することが出来ました。
そしてPET CT、胃透視、肺機能検査を受けて、検査疲れの体調を整えるべく再度整体に行き、一昨日はオットと共に主治医と面談、手術の説明を詳しく聞いてからPCR検査と追加の採血、そして入院の説明を受け。
あとは明日、胃の内視鏡検査を残すのみ。
予定通り明後日の土曜に入院、週明け月曜にロボット支援手術=ダ・ヴィンチで行ないます。
手術時間は8時間、入院期間は2週間の予定。
説明書の「手術の必要性、目的、期待し得る効果」の欄に、「病変を切除することで根治が期待できます」とあって、遠い言葉に思えていた根治が視野に入ったことが主治医から初めて伝えられてようやく実感した思いです。
もちろん手術の合併症の可能性も色々あるし、切除した部分の病理検査の結果によってはさらに治療が続きますが、まずはこの山を乗り越えられることを信じてしばし入院して来ます。
入院前に自分のパートを仕上げておきたいと思って、先日アーベンの「ある場所」のエレピとコーラスを自宅録音しました。
昨日は近場の幼稚園で調律の仕事をしてきた。
仕事が出来る喜びをこんな風に感じるようになるなんて、若い頃には想像出来なかったよ。
調律は力仕事でもあるので仕事再開の時期はまだ分からないけど、4月下旬くらいから少しずつ計画が立てられるようになると良いな。

暖かい日が少しずつ増えて来ました。
退院の頃にはすっかり春だろうな~。


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