米山公啓のブログ

作家で医師の米山公啓の公式ブログ

医者という仕事

2009年08月06日 23時33分23秒 | Weblog


 作家であれば読者、医者であれば患者、芸能人であればファン
 お互いの関係が支え合うことになる。

 米山医院の患者さんが少ないとさんざん言ってきたが、
 今週は結構忙しく、朝、一時的に待合室は人でいっぱいになった。
 とはいっても午前10時半くらいになると、
 待っている患者さんはほとんどいない。

 それでも、しばらく来ていなかった患者さんが、それも高齢の
 方が、入院して先生のところに来られなかったけど、
 退院したので、先生のところに薬をもらいにきたと
 言われると、やはり医者としてはうれしいものだし、
 
 自分も医者としての存在価値があるのだと思う。

 午後も結構いそがしく、普段なら往診の時間があるのに
 患者さんが切れず、午後5時半過ぎに往診にようやく
 でかける。

 ということで、7時半には都内に戻り
 今日から再度ホテル缶詰で小説を書く。

 のつもりが、単行本の締め切りが4,5冊
 あってそっちをやらないといけないことになりそう。

 いつも数冊並行して書いているが
 さすがに今回はどうにもならなくなってきた。

 出版の依頼はうれしいものだが、ここまで
 多いと、どうしたらいいのかわからなくなる。

 今日は神宮の花火大会で、都内のホテルに
 移動中に表参道のビルの間からみな携帯で
 花火を撮影していた。
 
 去年は花火を大型クルーザーに乗って見たけど
 今年は興味がなくなった。
 あまりにどこも人が多く、情緒がない。

 1日の原稿枚数60枚(400字が1枚)が
 いままで最高に書いたときだが、
 それを越えないと、仕事は終わらない。