米山公啓のブログ

作家で医師の米山公啓の公式ブログ

日本の論点 2009

2008年11月07日 23時46分46秒 | Weblog


 完全休養日となった。ようやくトコヤさんに行く。
 自転車でトコヤさんへ行き、さらに新宿のヨドバシへ行き、
 LANハードディスクを購入。で、事務所経由して、郵便局に
 寄って、文春からの「日本の論点 2008」を受け取った。

 「日本の論点」という分厚い本は、就職試験大学受験用の
 本で、さまざまな論客が書いている。なぜか私も医療の
 ことで書いているのです。

 「週刊エコノミスト」11月11日号には
  結構大きくインタビュー記事が出てます。

  いやいや原稿締め切りだらけ。
  大和書房の文庫化が早くなって原稿アップを急がねば
  大和出版の原稿締め切りもある。

  明日は横浜開港記念館で行われている  
  代替医療学会のデータセミナーで「aroma&Music」の発表だ。

  



マイケル・クライトン

2008年11月07日 01時29分10秒 | Weblog


 我が師と仰ぐ(かってにですが)マイケル・クライトンが66歳で
 なくなった。

 『アンドロメダ病原体』とか『ジュラシックパーク』で有名だが、
 医者で作家、兼映画監督という生き方が、私にとっては
 理想だったからだ。
 『インナー・トラヴェルズ』という自叙伝的エッセイも
 面白かった。

 30歳前に世界的な有名作家になり、成功を収め、
 そのあとの生き方が大変だったようだ。

 何度も結婚と離婚をして、そのたびに、財産を半分
 失っている。
 ただ、日本のK氏との違いは、離婚しても、小説が売れて
 いったという経済力の差であろう。

 しかし、66歳というのは、この長寿社会ではあまりに
 短命と言える。
 SF作家のアーサークラークは長生きだったが、
 生き方も様々だ。

 午前中、診療。相変わらず最近米山医院が忙しい。
 午後、あきる野のキララホール(あきる野では一番立派なホール)
 で、寿大学のみなさん450名くらいを対象に、講演。

 「来年も、またお願いします」と校長先生から言われてしまった。
 講演形式の大学を30年以上もやっているとのこと。

 それにしてもみなさん熱心である。

 講演をおえて、4時から再び、米山医院で診療開始。
 頼まれた往診があり、ナースのSさんの運転で往診へ。
 診療時間終了まで、患者さんがいた(米山医院では珍しい)。

 夜は、大和書房のすでに役員となったYさんが、来て
 文庫化の相談。
 もうなくなってしまった集英社のMさんの雰囲気で、
 仕事ができる編集者という感じだ。

 昨日は、緊急で講談社のHさんに会って
 α新書のゲラ校正を最終チェックしていた。
 編集者の人は、忙しそうだが、
 「診療して、原稿書いて、講演して、テレビに出て」
 というような話をHさんにしていたら、
 「せんせい、それは仕事しすぎです」
 と言われてしまった。
 「まったく自覚してないんだけどねえ」
 我ながら仕事しすぎの人間に
 ありがちなことを言っているような気がした。

 キララホール、講演開始寸前の舞台裏
 450名を前にしても、まったく緊張がない
 自分がずいぶん変わったものだと思った。