謝りの術

このところ派手な夫婦喧嘩、特に長期戦は上手に回避しています。
何を隠そう、わたくし「謝りの術」を習得しかけておるのです。

苦節２５年。何度悔し涙を流したことか・・・・。

「絶対に口では勝てない」
判っていながら敵陣に切り込む「愚かな僕」とは、もうおサラバです。

まあ、どちらの家庭も同じでしょうが、
些細な事から、強い物言いをしてしまい、
気が付いたときには、火だるま！な～んて良くあります。

しかし！諸君！
この火だるま直前の必殺技があるのだ！

「悪かった！拙者が言いすぎた！この通り謝る！ごめん！」


このように、さっぱり謝ってしまえば、多少の説教はあるにせよ
翌日お弁当のフタ開けたら、梅干しの汁で「バカヤロウ！」とは書かれないのです。

さあ、これを読んでいる殿方。
みんなで謝り倒そうじゃありませんか！

きっと、平和な家庭があなたを待っています。

あ、ちなみに僕は梅干しはやられた事ないです。

平たいお皿にご飯と福神漬けだけって事はありましたけど。カレ－の日に。

江戸は疲れる。

昨日、一昨日と仕事の講習会でお茶の水に参った。
江戸は恐いところである。朝から気合い入りまくりでござる。


あの通勤ラッシュの混みようは、いつもしびれるでござる。

初日は、帰りに東京駅で迷子になり、横須賀線を逆方向に突き進み
もう少しで千葉民になるところであった。

二日目は、よせばいいのに新宿まで足を伸ばし、
あの殺人ホ－ム（人の行き来が凄いってことね）のど真ん中で、
財布から小銭をぶちまけたでござる。

江戸っ子はことのほか親切で、三人がかりで拾ってくれたでござる。
かたじけない。

「も～！村に帰るぅ～！」最後は半べそでござった。

死ぬ思いで横浜村に戻り
馬車道のわだつみへ

やっぱりここのお刺身は癒されるわ～


トマトチ－ズオムレツ。
４０年代生まれにはたまらん。たまらん。

東京なんて大嫌い！

コンビニ弁当飽きたっ！

もう！コンビニ弁当飽きたよ！

いつものお昼なら、ヘルシーにサラダと揚げ物の入っていない
小さめのお弁当を買うところですが、いい加減飽きました。

ぬおおお！猛烈に高カロリーのものが食いたい！
久しぶりにマックに行くぞ！

これは、ストレスが溜まっている証拠ですね。

そうと決まれば、足取り軽やか。
「ウォーターパウンダ－セットくださ～い！」

「え？？クォーターバウンダ－でよろしいですよね？」

ぶぉぉぉぉ(尺八の音)

ちと、間違えただけであろう？
そのキツイ問い正しは如何なものかのぅ？

大体、拙者を誰と思っておるのだ？
カフェラテを「かふぇてら」と大声で頼んだ男だぞ！
こんなの朝飯前なのだ。
嫌だったら、Ａ定食とかＢ定食に名前を変えるがよいっ！


マックのポテトは美味しかったけど・・・・
あんまり気分転換にはならなかったなぁ～。

続・拙者シリ－ズ

またまた、拙者シリ－ズで参ろう！

朝の出勤途中の出来事。

「○○さん、頭寒くないのぉ？」

偶然に会った旧知の御仁、大きな声で無礼な一言。
それも「おはよう」でもなく、開口一番である。

その場で刀の錆にしても良かったが、そこは堪忍。
「あ、あぁ見ての通りでござる。」

確かに毛がないのは、淋しいし不憫に見えるであろう。
貴殿のせいではない。

しかし、それこそ大きなお世話というものである。

そういう不意打ちは、ボディ－ブロ－のように、
後からじわじわ効いてくるのだ。この無礼者め！

拙者だって、残りの髪の毛を伸ばせば、少しは暖かい。

なれどじゃ、それでは「落ち武者」になり申してしまうし、
長い黒髪の姫のように、頭を洗わなければならぬではないかっ！


親しき仲にも礼儀あり。

次回から「おはよう！頭寒くないの？」でお願いしたい！

拙者シリ－ズ

今日も拙者シリーズで参ろう。

拙者の奥方は、今まで何度も申しておるように、
一筋縄ではいかない強者である。

結婚24年、今まで何度の大いくさで血で血を洗った事か・・・・。

しかし最近、戦を避ける術を拙者は習得し始めてるのでは？と思う。

真っ向勝負を挑み、正面から切り込んでは、十戦十敗は間違いなし。

秒殺の上、長時間説教部屋に監禁されるのがオチである。


ここに、心穏やか的、世界平和参箇条を記す。

ひとつ！
敵が興奮している間は、決して怒ってはならぬ。

ひとつ！
どうでも良い些細な揉め事は、謝ってしまえ！

もひとつ！
男だろ？昨日の事は忘れろ！

以上！何の解決にもなり申しておらんが、これにて天下太平に候。

東京なんて大嫌い

拙者、先週末に江戸に参った。

将軍様の命により、うちの娘っこの受験する学校説明会に参上仕ったのだ。
途中、新宿駅も通過する、田舎もんには難儀な道のり。

東京は怖い所だ、思わぬ罠が待ち構えてるやも知れん。
前後左右、警戒しながら進むのが鉄則である。


久々なので緊張し、嫌な汗が出る。
更に、やたらとある駅の改札トラップが拙者を惑わすではないか。

ん～案の定、ＪＲから出なくていい筈なのに、何故かバスタ－ミナルに出たぞ。
しくじった、罠にはまった。

しかし、ここで田舎ものと悟られてはいけない。

至って迷い一つ無い顔で、前に進まなければ、
また新たなトラップを仕掛けてくるであろう。

往復だけで４時間・・・・・・・・・・。

「東京なんて大嫌い。」
帰りの新宿湘南ライン。
夕日を見ながら何度も唱える拙者であった。