なかなか難しい帽子のチョイス

私ぐらいのお年頃になりますと、同年代の人たちからよく聞きます。
「最近、髪の毛薄くなってきてさぁ～、参ったよ」


先日、悩んでおられた方は今年で60歳。
若々しくハンサムで、どう見ても50歳ぐらいにしか見えない紳士です。

「まあ、年相応ですよ」
薄ら頭になった同輩たちにいくら慰められても納得いかない様子です。

「あ、ごめんね〇〇さん（僕）の前でこんな話」
いえ、いいですよ。
こちとら、昨日今日禿げた訳じゃないので。
その程度なら軽傷ですよ。笑っちゃいます。


この問題にはいくつかの解決策があります。
・車一台買えるぐらいの投資をして、毛の生えている帽子を発注する。
・自然に任せ、外出時は毛の生えていない帽子を被る。

その方は後者を選びました。

しかし、これは僕も長年の課題で実現には至っていませんが、
ス－ツに帽子をチョイスするのは、非常に難しい。

お洒落な人なので、やはりこうなるよなぁ。


このタイプのハットは、日本では麻生太郎氏以外はなかなか似合わないと僕は思っています。
ゴットファザーみたいでカッコイイと思うんですけどね。
流行らないかなぁ～

帽子に凝ったりするのも、それはそれでお洒落ですよね。

謝るって大切

今朝、通勤でバスに乗っておりましたら、
追突事故の現場を見かけました。

車のリヤバンパ－が少々凹む程度の事故のようですが、
通勤時にぶつけられたら、たまったもんじゃありません。

でも、その追突されたおじさんが穏やかな顔してるんですねぇ。
何故かな？

それもそのはず、追突したおじさんが、とにかく謝ってます。
米つきバッタのように、何度も何度も頭を下げて。
（信号待ちの車のカマ掘ったら１０対０です。）

もう、申し訳なさと恥ずかしさで、穴があったら入りたい感がびんびん。
多分、あのおじさんの横に穴掘ったら、地中深く潜って帰ってきませんね。

そんな光景を見て「謝るって大切なことだなぁ。」と思いました。

外国なんて行きますと、特に事故なんて謝っちゃいけないと言われてますが、
日本人は違うのですよ。礼には敬意をはらう、許す民族なのですね。

頭をペコペコ下げる日本人は、外国で面白可笑しくパロディにされます。
でも違うっ！あのおじさんの穏やかな顔が全てを語っているのだ！

諸君！胸を張ってぺこぺこしようじゃありませんか！

と、話が脱線して何を言いたいのかわからなくなりましたが、
今朝のあのお二方を、見習わなければと思った次第です。

抜かされ王

僕は若い頃から、よく順番を抜かされます。

抜かされ癖があって「今の強引な抜かし方、サイコ－！」
なんて、快感を覚えてる訳ではなく、人並みに腹が立ちます。

でも、新宿駅日本抜かされ競技会を開催すれば、優勝する自信はあるのです。

もう最近は、諦めの境地に達しておりまして、
駅のホ－ムなどは、絶対並びませんし（並ばないで最後に乗るって事ね）
混んでるマックには、絶対入りません。

しかし、このような状況は、連れの人などには「き－っ！じれったいわね！」
不愉快極まりない場合があるようです。

でも、それなりに理由はあるんですよぉ～。

理由その１
僕のような身長180の大男が、びしっと背後に迫ったら気持ち悪いでしょ？
そりゃ、普通より多めに前の間隔あけますよ。
そうすると、すばしっこい人が「ぴっ！」つって前に入るのね。

理由その２
自意識過剰。
「男のくせに、ビシビシ並んじゃって、小さいわね」
頭の中で、誰かが僕に言うんですね。

だれもわかってくれないだろうなぁ～。
いいの、自分が良ければ。

許しておくんなさい。

毎日の通勤時、段々と蒸し暑くなってきました。

世間じゃ、一斉にクールビズスタイルになってるのに。
僕はまだ上着も着てるし、ネクタイも絞めてます。

まあ、趣味の問題であって、なんかこうビシッとこないんですね。
それに、何もあんなに一斉にネクタイはずさなくてもいいんじゃない？
へそ曲がりの僕には納得いきません。

また、若い人は少しラフでも、格好いいけど、
僕ぐらいの年齢になると、ただのだらしないおじさんになりがちなのね。
特に首周りは、見苦しくなってきます。

あっしは古い人間でごぜえます。
「上着でネクタイ無しは、失業したか公金に手を出して連行される人ぐらいだった」
なんてな事を未だに申します。許しておくんなさい。

あ、でも真夏は上着は着ませんよぉ。さすがに。

電車の憂鬱

電車で、われ先にと出入り口付近に寄り掛かって立ってるあなた！
結構な確率で、隅に座ってる人の迷惑になっていますよ！
ほんとにもう。

座席の形状にもよりますが、猫背の背中が座ってる人の顔に大接近しているのをよく見ますよね？
すごく間抜けに見えます。気をつけましょう。

先日、空いてる車両で、珍しく座っておりましたら、今どき珍しい爆発パ－マの女性が乗り込んできました。
そして、僕のすぐ横に寄りかかり、スマホちゃかちゃかやり始めたのです。

程なく
「さらさらさらぁ～　さらさらさぁ～」
何やら頭がくすぐったい。
「ふわふわふわぁ～　ふわふわふわぁ～」
まさか！

ちらりと見上げると・・・・・。
「げっ！」
その女性の爆発ヘア－が僕のたまご頭をなでなでしてるじゃないの！
はたから見たら、すんげ面白いでしょ？
「しょえ～勘弁してくでぇ～」

このようなふとどき者に遭遇した場合、僕は結構ハッキリ言う方なのですが
さすがに女性だし、ここで怒ったらもっと面白くなっちゃうので、黙って座席を立ちました。

まさしく泣き寝入り。
「え～ん！え～ん！いじめられたぁ～！」心の中で泣きました。

そう！
ですので！出入り口愛好家のあなたっ！
注意しましょうね！ほんとにもう！

祝！禁煙一年で思うこと。

禁煙一年達成致しました。
正直申しますと、酔ってふざけて二本ほど吸いました。
まあ、殆ど記憶ない状態で、その後も吸ってないので許してたもれ。

あれから一年・・・・。
世の中は嫌煙ム－ドが更に進み、駅の喫煙コーナーは植木で囲まれ、
マズイものでも隠してるよう。
ありゃ無いよな思います。

タバコを吸うきっかけって、基本かっこいいからですよね？最初は。
ジェームスディーンは、くわえ煙草で歩いてるのがカッコいいのです。

植木から見え隠れする姿が、ズーラシアの鹿さんみたいな喫煙所はカッコ悪いです。


やめてみて、色々見えてきました。
たぶん、僕はもう吸わないと思います。
酔っ払わなければ。

でも、男は多少、毒がないとなぁとも思います。

あれもダメ、これもダメ。
家に帰っても、座り小便を強要され(汚さないから)
ワイルドさの欠片もありません。

そう！
このブログを見てご賛同される殿方いらっしゃいませんかっ！？
全国ワイルド推進協会を結成しよう！お－っ！


では賛同者のみなさま！
まず活動第一段と致しまして「１日汗拭きシート使用禁止」

もう、夕方には顔がギットギトのテッカテカですよ！
中華料理屋のフライパンレベルまでいく自信あれば、あなたはもうワイルド！
ワイルド過ぎて、女性が近寄れませんよぉ！

人に優しく自分に優しく

昨日今日と会社近くの文化体育館では、どこかの企業の入社式が行われてます。

リクル－トス－ツを着た初々しい若人を見ると
「あの頃は、毎日何が何だかさっぱり分からなかったな」

自分の若かりし頃を思い出しました。もう２５年も経つのね。

僕は早くに親父が亡くなり、母親が優しい人だったので
「超超甘ちゃん小僧」でした。うんそうだった。
今、タイムマシ－ンで当時の僕に会ったら、横っ面張り倒してやります。

それがいきなり、古いしきたりの多い建築業界（当時）に飛び込んだ時は
もうもう、毎日辛くて辛くて・・・・。

「しばらく、使いっ走りと雑用だけしてればいい」
「教えられなくても、先輩の背中を見て学べ」
「酒の飲めないヤツは、信用できない」

どれを取っても「んな、殺生なぁ～」思ったものです。

「お茶が薄い！」（ばっかじゃねぇの、自分で濃いの入れろよ）
「言われなくても分かるだろ！」（言わなきゃわかんねぇよ）
「なんで飲まないんだ！」（ばばあばっかのスナックじゃ酒が進まねぇよ）

　（　）内：当時の僕の気持ち。

以上、数々の経験により僕は今、若い人にごちゃごちゃ言いません。
「人に優しく、自分に優しく」がモット－であります。

あ、でも若い時に地味でつまらない仕事でも、キッチリやる事は大事かな？？
なんちゃって。

僕のせいじゃない。

男の人は、二つのことを一度に出来ない生き物だと聞きます。
それは、男女の脳の作りの違いからくるもので、どうにもならない。

かく言う私も、滅法苦手でありまして、
とにかく、一方通行一車線爆走型であります。

それが顕著に表れるのが「料理」
特に主婦の料理（日常の料理）は手際の良さが命、色んな工程が同時進行します。
とてもじゃないけど、真似できない。

休日にラ－メンを作るべく、お湯を沸かして
腕組みをしながら鍋を見つめていると。

「そこで鍋睨んでてもしょうがないでしょ？
ネギ刻んだりとかやれる事ない？」
もう、横から奥さんがうるさいの何のって。見てられないらしい。

素直に色んな事を一遍にやろうとすると
麺は伸びるわ、モヤシは焦げるわ、そりゃもう大変な事になるのです。

「もう！しょうがないでしょ！脳みそがそうなんだから！」
「文句があるなら、神様に言ってよ！俺のせいじゃないのっ！」
逆ギレすること、しばしばあります。

でもね。訓練すれば少しは改善するんですよ。
僕は、日本一不味いのびのびラ－メン。作らなくなりましたから。

まだ認めた訳じゃないクラブ

寒さの次は、花粉ですね！

自分は花粉症と「まだ認めた訳じゃないクラブ」の皆さま！
（居るかな？いや、居るきっと。骨のある同士が）
今年も鼻水垂らしながら、共に戦おうではありませんかっ！

お医者さんなんか行った暁には、「あなたはこの季節は駄目」
非情な宣告が待っているだけです。

クラブ部長のわたくし。
毎年「へっくしゅんっ！」豪快なクシャミと共にスイッチが入り、
滝のような鼻水地獄に突入するのです。

しかし！まだ納得がいかないのであります！
日本男児がそのような軟弱な体質になって、寝ても覚めてもマスクするなど！
考えられないのだっ！！

以上。
このくだり。毎年やって、周りに飽きられてます。

そう、去年はそれほどでも無かったのですよ。ほんと。
花粉自体は、多かったようなので、やはり花粉症ではない？のかな？
なんて、希望的観測中。

確かに、この１０年ぐらいでアレルギ－体質になってます。
きっと、自宅前の環状２号線の排気ガスが原因。
でも、自宅マンションのロ－ンは、死ぬまで返すか！死んで返すか！
の究極二択しかありませんので、ここで頑張るしかありません。

よ～し！かかってきやがれ！
こちとら、命掛けてんだって！負けるもんかっ！

えっ？やっぱ、医者行ったほうがいいですか？

どってこたぁ無いよ

僕はイラストでも描いてきたように、頭はツルンとほぼスキンです。
お日様をバックにショウウィンドウに写る自分を見つけては
「んもう、ツルンとしちゃって嫌ね」心の中で言います。

でも、これも以前に書きましたが、今じゃ殆ど気にしてません。
仕事で顔覚えられ易いし、ツルンになってからの方がモテます。（ホント）

でも若いときは悩みましたよ～。
もう２０代で兆候が見られ、トドメは忘れもしない美容院。
前髪がすだれのようになてきたので「前髪はバシッと上げて」
潔い選択でパ－マをお願いしました。

しかし・・・。
まずショック第一弾。
気が付けば、鏡の向こうに「象の子ども」が座ってます。
パ－マのロットをはずしたら、頭のてっぺんがほやほやなのです。
爆弾落とされたみたいです。

そして、ショック第二弾。
「はい、出来上がり！」
次に鏡に映ったのは、注文とは真逆の前髪内巻きカ－ル。
「気を使わないでよぉ～タチの悪いオカマみたいじゃん」

このダブルショックに「あ～どうにかしなければぁ～！」
もうそりゃ、いろいろ考えました。

その１：やっぱズラか？
　　　　でも事故が起きた時が怖い。立ち直れない。

その２：そうだ！落ち武者みたいに両サイドを伸ばして
　　　　くっと真ん中で結わけばいいじゃん！？
　　　　顔が引き連れて、人相悪くなる。

その３：眉毛と白目を上の方に描いて
　　　「僕、生え際が凄い上なの」
　　　「僕、凄く愛想いいんだぁ～」って言うか？


な～んちゃって。

私は、最近お悩みの若い人に言いたい！
明るく笑い飛ばせば、どってこたぁないよ！

な～んちゃって。