久しぶりに次女が奥さんを怒らせていました。
原因は何だったけかな?
そうそう、買ったばかりの白のフロアマットにお茶をこぼしたとか。
「あ、ごめんなさい」と言えばいいものを「私には覚えがない」と。
確かに証拠はない。でもあそこで紅茶を飲んでいるのをよく見かけます。
反抗的な態度に奥さんは暴走列車と化しました。
やれ、いつも色んなところにだらしなく物を置くとか、
やれ、ペットボトル蓋の締め方がいつも甘いとか・・・・・・・・・
テレビに出る喋るインコみたいに何度も何度も言い続けます。
次女は今、薬学科の病院研修で疲れ切っているので、あんまり言ったら可哀そう。
最初は口をへの字にして聞いていた次女もあなたの血を引いてるのよ。
自分の部屋に去り際、「うっせんだよ、くそばばあ」
言ってしまいました・・・・・・
「!!!!!」
奥さんにそのNGワ-ドを言ったのは、長い我が家の歴史の中で、
あなたただひとり。それも3回目ぐらいだぞ!
そこからの総攻撃に僕は見ていられず援軍を差し向けました。
「形あるものはいつか壊れる。そんなに言わなくてもいいじゃないか」
「!!!!!!!!!!!」
ガシャンという音とともに暴走列車は、こちらに方向転換してきました。
「あ~ん(泣)」
僕は無抵抗のままひかれてペシャンコになり、
その後二日は会話の無いマズい晩御飯を食べることとなりました。