心穏やか委員会

笑い飛ばせば気分は上々。

星のおやじさま

2023年12月22日 | 本もたまには
知人に、学校に入り直して心理学を専攻している女性がいます。

好きな本を聞かれ「僕は芥川龍之介が好きです。それは・・・・・」
と、知ったかぶりをしましたら、その話に食いついて色々本を薦めてくれます。

「星の王子様」サン・テグジュペリ


わお、おやじさまにそんな可愛いの薦める?
と思いきや、これがどうしてどうして。
自分が概念に凝り固まった人間であることを感じる心洗われる内容。
読んでみたら大人の童話なのでした。


この前、その人に久しぶりに会って星の王子様の感想を述べましたら、
彼女はそうかそうかと満足し、はい、じゃあ次これと新たな宿題。

「夜と霧」ヴィクト-ル・フランクル


心理学者の本。こいつは、僕の小さな脳みそがショ-トして耳から煙の難題だ!


ホロコーストで収監されていた経験を、心理学的に分析しています。
これが、意外と読みやすい本で、心理学というものに初めて触れました。

「ユーモアも自分を見失わないための魂の武器だ。……打ちひしがれないためにそなわっている何かなのだ。」
「生きることの意味を問うのをやめ、私たちが問いの前に立っていることを思い知るべきなのだ。(自分の運命を悲観ばかりしない)」


こらっ!鼻ほじって大あくびしているそこの君!
もう少しで終わるから我慢するよ~に!!


兎に角、ピンチに陥った時などに、読んでみることをお勧めします。
学の無いぼくが一気に読んでしまいましたから。

コメント
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