斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

211系1000番台の車内

2015年08月16日 19時48分25秒 | 鉄道
 211系1000番台
 は高崎線・宇都宮線用として投入された寒冷地対応のセミクロスシート車ですが、このたび車内を見てきましたのでレポートします。尚、1000番台は既に高崎・宇都宮線から撤退し、長野地区へ転用されていますが、帯色を変更しただけで、車内はほぼそのままになっています。



 1000番台はクモハ211形、モハ210形、クハ210形、サハ211形が存在していましたが、サハ211形は既に消滅し、長野地区ではクモハ211形+モハ210形+クハ210形で編成を組んでいます。写真は上がクモハ211-1008、下がクハ210-1010です。


 車内です。
 セミクロス
 配置が基本的に115系1000番台に準じています。211系は115系の後継車という位置づけであったためと考えられます。




 クロスシート部です。115系と同じ座席配置になっていますが、クロスシート部の座席形状が115系と随分改良されていて、何か座りやすい感じでした。しかも、115系の時のように柔らかすぎず、E231系以降の堅すぎず、丁度いい感じでした。更にパケットタイプとなっています。ドア横は横向きシートですが、両側に肘掛が用意されていました。113系や115系ではそんなものなかったのですからね・・・。


 車端部は5人掛けの
 ロングシート
 となっています。これは115系1000番台に準じた座席配置です。とはいえ、元々混雑路線に投入する関係で、車端部をロングシート化させたのでしょうね・・・。ロングシートといっても、座席がパケットタイプになっています。



 クハ210形には便所が設けられています。211系は車端部をロングシートとする事が基本になっている関係で、便所の出入口に相対する座席はロングシートとせずにクロスシートとしています。これはJR東海投入分の5000・6000番台等を含む211系全体に共通する仕様ですね・・・。

 現時点で、1000番台は長野地区において3000番台と混じって活躍していますが、どちらかというと高尾~甲府間でよく見かけました。長距離を移動するとなれば、1000番台は基本番台と共に当たりといえるかもしれませんが・・・。
 以上です。


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2 コメント

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いろいろ見ると・・・。 (みやのこ)
2015-08-25 09:34:06
おはようございます。
私が高校に入学し、初めての電車通学となった時に沿線の東海道線東京口でひときわ輝いてたデビュー間もない211系、以来宇都宮線(東北線)からリタイアするまで長い間、色々と紆余曲折あった私はよく211系を利用してたものです。

さて、想い出がギッシリ詰まった211系の車内の写真を拝見して、FRPを多用した車内や近鉄電車の俗にいう『シルバー仮面』こと1400系や8810系以降の、昭和末期~平成初期のL/Cカー5800系に至るまでの車両と、類似の側扉スタイル、まさに首都圏向けというよりは、むしろ京急電車に関西の山陽電車+近鉄電車を足して3で割った感じが、私から見た211系の印象だったです。

また、関西に住んでた頃の私が、神奈川県は湘南地区にある実家へ帰省したさいに211系に乗ると、親しみのある車両だったゆえに、じっさい当たるとホンマに嬉しかった車両だったと覚えてます。

そして今では首都圏から離れ、中央東線や長野ローカルなどで活躍してる211系、機会あればデジカメに記録(高尾へ行けばチャンスがあります)したり、実際に乗って堪能したいなと考えてます。

それでは、私はこの辺にて失礼します。
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Unknown (斬剣次郎)
2015-08-27 00:54:08
 みやのこ様
 コメントありがとうございます。

 平成初期にとっては最新だった211系ですが、今はもう追われる立場になったのは時代の流れなんでしょうね・・・。私は1990年代末期から関東の鉄道を乗ったりするようになりましたが、その当時は209系以降の数が少なく、211系が比較的新しく見えたものです・・・。
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