岩湧の森

大阪府河内長野市の岩湧山の四季の風景

梅雨が明けたら一気に夏満開の岩湧の森 その1  2020年8月5日

2020-08-09 23:26:33 | 岩湧の森の四季の風景

今年の梅雨は 長梅雨で各地で豪雨被害をもたらしましたが、先日関西の梅雨明けが発表

されたとたん 岩湧の森は一気に夏満開になりました。

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岩湧のふもとでは野萓草(のかんぞう)が一面に咲きだしました。

別名忘草(わすれぐさ)といい、あの高原の名花 ニッコウキスゲやユウスゲと同じなかまで

ユリ科の植物です。もっともこの方は そこらへんどこでも咲いていますが。

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標高500m付近の登山口あたりには キツネノカミソリが咲いています。

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先ほどの野萓草と似た花ですが こちらはヒガンバナの仲間です。

カミソリとは新芽の形がカミソリに似ているそうです。見たことはありませんが。

私はヒガンバナの毒々しい真っ赤な花よりこちらのほうがすきですが。

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山道を歩くとあちこちで真夏の花「姥百合(うばゆり)」が咲いています。

この花は見た目も好きではありませんが 名前の由来も女性に失礼です。

後で説明します。

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「岩湧の道」を歩いていると山路のホトトギスがもう咲いています。

この花はイメージ的にお盆過ぎの花というイメージですが。

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山頂付近にもたくさん咲いていました。

花弁の模様が杜鵑(ほととぎす)の胸の斑点に似ているから名づけられたそうです。

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山頂から平野まで降りてくると白い杜鵑が咲いていたので 瀬戸内杜鵑、または白花杜鵑と思い

写真をたくさん撮りましたが 老眼の見間違いでパソコンで見ると斑点の少ないだけの

山路のホトトギスでした。

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山頂付近には 真夏の花「小鬼百合」が咲いていました。

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この花にそっくりな「鬼百合」には葉の付け根に黒いムカゴがありますが この小鬼百合には

ムカゴはありません。咲く場所もこちらのほうが 少し標高の高い場所に咲きます。

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ここ10日以上 毎日霞んで山頂からは遠くの景色はおろか ふもとの景色も見えません。

最初は黄砂と思っていましたが 天気予報では 太平洋高気圧から日本海の低気圧に

強い南風が吹くので 要注意と言ってたので 黄砂ではないようです。何の微粒子なのか

不気味です。

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山頂のマダニの巣ーススキの群生地の中にはたくさんの鬼百合の蕾がありますので

小鬼百合はこれからまだまだ咲きます。

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平野には 男郎花(おとこえし)が咲いていました。女郎花(おみなえし)の白花バージョンです。

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山頂には女郎花も咲いています。

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山頂からは 足元の滝畑ダムも我が家も 霞んで見えません。

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すぐそこの扇山はかろうじて見えますが その向こうの三国山、和泉葛城山は全く見えません。

もちろん大阪平野も大阪湾も全く見えません。

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真夏の日差しが照り付けるので 山頂には誰もいません。

しかし強い南風で比較的涼しいので ここでゆっくりとお昼ご飯を食べました。

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山頂付近の丸葉萩も早々と咲き始めました。萩といえば秋のイメージですが。

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ススキの足元には ススキに寄生する南蛮煙管もまだまだ咲いていました。

自分では光合成せず ススキの根から栄養分を取って生きています。

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夏が来た岩湧の森 その2へ続く

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