10月に入り、岩湧の森もすっかり秋らしくなった。山頂付近で咲く花も 秋の花だ。
岩湧近くの一徳坊山から編笠山経由で岩湧へ出かけてみた。
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ピンクが往路、ブルーが復路である。
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加賀田から一徳坊へは関電の鉄塔順回路を登る。送電線に沿った山道だ。
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一徳坊山頂から見る、右金剛山、左大和葛城山 。
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一徳坊山頂から見た 手前の編笠山の向こうにはげ頭の岩湧山。
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岩湧山の山頂には沢山の人がお弁当を食べていた。
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山頂から大阪湾のほうを見ると、秋らしい雲が流れている。
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山頂広場からほんの少し滝畑側へ下ると、私の専用お弁当広場だ。
不思議なことに、ほんの5分程度下るだけなのにいつも誰もいない。
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お弁当を食べていると、沢山のハイカーが滝畑側へ下って行く。
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山頂付近には いたるところに竜胆の花が咲いている。
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リンドウの花は晴れていないと開かない。雨の日はもちろん曇りの日でも開かない。今日は好い天気なので 皆さん開いている。
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山頂付近には「秋の麒麟草」も満開だ。別名「あわだち草」というらしい。
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下山途中で高野箒を見つけた。昔高野山では お坊さんがこの植物を束ねて箒として掃除をしたのが由来とか。それにしてもきれいな花だ。
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ヒヨドリ花もまだまだ沢山咲いている。この花が咲く頃にヒヨドリが鳴き出すというのだが、ヒヨドリは一年中鳴いているらしい。
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野原薊もたくさん咲いている。夏に咲くのが野薊で今頃咲くのが野原薊だという。花の区別は難しいが。
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秋丁子もまだまだ咲いている。「秋に丁の字の花をつける」らしいのだが とても丁の字には見えないけどなあ。
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私の好きな曙草がまだ咲いていた。
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花びらの先端の斑点が夜明け前の星のようだと名づけられた、ロマンチックな名前だ。小さい斑点のほうが星だ、いや大きいほうだと論争があるそうだ。
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山頂の葉場山火口（はばやまぼくち）に蜂たちが盛んに頭を突っ込んでいる。今時分蜜が出ているのだろう。
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なんとも恐ろしげな容貌だが、下の部分が花びらだろう。頭の部分の綿毛を集めて火口（ほくちー火打石から火を移し取る綿）にすると思っていたが、葉の裏の綿毛を集めるそうだ。
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見返り草の花は、思わず振り向いてしまうほど美しいといわれるけど、そうかなあと疑問符がついてしまう。
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台風19号の中心が、大阪府岸和田市に上陸し、関西を駆け抜けた後岩湧に登ってみた。山頂付近は まだ強風が吹き荒れていて、誰もいなかった。
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リンドウの花は、しっかりと花びらを閉じていた。
台風の風雨をしのいでいたのだろう。
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