アウトドア日記(その他の山歩き日記)

山歩きなどのアウトドアの記録です。

初冬の生石が峰(おいしがみね)登山記 2016年12月6日 その1

2016-12-09 23:35:00 | 冬の山歩き
山頂のススキ野原が有名な 和歌山県紀美野町の生石が峰(おいしがみね)を
歩いて登りました。山頂まで 車でいけるのですが、途中の景色が素晴らしいと
岩湧の山仲間に聞いて、歩いてみました。
ハイキングコースとはいえ 標高差750メートル、距離13キロのかなりタフなコースでした。
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生石が峰 その1
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登山地図が スタート地点の「小川の宮」に看板でありました。
ブルーのラインが私が往路で歩いたコースです。ピンクが復路で下山コースです。
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小川集落の公衆トイレです。この裏手にクルマを止めました。
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集落の中を歩いて行きます。村の食料品店と郵便局がありました。
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ハイキングコースの分岐にはすべて この看板が立ててあります。迷う事はありません。
※ 下山時に民家の庭先まで下りてきて 油断して畑の中へ出ました。
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集落の家には きれいな飾りつけをしている家もあり、眺めながら歩くのもたのしみです。
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里山はきれいに紅葉していました。
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きれいに紅葉した苗畑です。何の苗か分かりません。南天の苗にしては葉が広いし。
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「右へ曲がり、すぐに左へ分岐」なんて場所にもきちんと看板があり、安心して歩けます。
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村はずれには お地蔵さんが祀ってありました。
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山道へ入っても何故か コンクリートで舗装してありました。
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山道は舗装と地道が 交互に出てきます。
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暫く歩くと道路に出ました。
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お寺です。地図にあった 大観寺です。
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ふむふむ、そうですねえ。
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広い境内は 周囲の山並みが見渡せて 少し休憩しました。
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立派な本堂です。
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地獄絵が飾ってありました。昔飾ってあり、紛失した絵を 檀家の方が思い出しながら
複製されたと書かれていました。
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周りの景色は 素晴らしい景色で 「世界遺産熊野古道小辺路」の果無山脈の中の
「果無し集落」を思い起こさせる風景でした。
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弘法の押し上げ石と説明書きがあります。
昔 弘法大師が この地を通りかかり 山道を塞いでいる大きな岩を持ち上げてどかしたと書かれています。 
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この岩の窪みが 弘法大師が掴んだ為にくぼんだところといわれています。
空海さんも 大忙しやったなあ。全国を歩き回って 泉を掘ったり、桜の木を植えたり
道路工事をしたり、体がいくつあっても足りませんねえ。
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やがて集落の中を歩きます。正面に枝垂れ桜が見えます。春はきれいでしょうねえ。
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集落を過ぎるときれいな整備された植林地帯の林道になります。
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このきれいな林道には所々に巨木があり、説明看板も立っていて読みながら歩くと面白いです。
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途中で寄り道して「立石不動」にお参りしました。巨岩の窪みに お不動さんが祀られています。
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どうも「巨岩信仰」のようだと思っていたら 後ほど分かりますが 出雲族の「巨岩信仰」、
「神嵓信仰」のようです。紀の国は 出雲王家「大屋姫」の息子の高倉下が開拓して
大勢の出雲族が 移り住んだので 出雲族の信仰も移されました。
新宮市神倉神社のお燈祭もその名残ですねえ。
詳しくは 「古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて」に乗せていますので 覗いてみてください。
http://yochanh.sakura.ne.jp/kodaiizumo/index.html
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元の道に帰り 暫く進むとまたしても山道へ入ります。
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きれいな落ち葉の絨毯がつづきます。
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生石が峰その2へつづく
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