じゃっくり

日常をひたすら記すブログ

僕の恋バナ3(高校生)

2004年03月13日 | 雑記
高校時代は部活にあけくれることなった。といってもそこまで努力した思い出はない。小学生の頃に2年ほど経験していたので周りの人より技術はあったが、それを伸ばそうとする努力をしなかった。それでも少しはうまかったので、先輩と勝負して勝利することなどもあった。そんな中、2つ上の先輩が僕に話し掛けてきた。

「幼君って、○○○君の弟だよね?」

高校にまで兄効果が押し寄せてきていた。それもそのはず、僕の兄も高校さえ違うがバドミントンをしていたのだ。だから、これは必然だったかもしれない。女の先輩からやたら試合を申し込まれた。いつもいい勝負になり、最後はぎりぎり僕が負けていた。2年になると、今度は1つ上の先輩が声をかけてくる。その中の1人がどうやら僕のことを好きらしい。ある日、授業も終わり帰ろうとしたとき、女子バドミントン部の先輩2人が声をかけてきた。

「あの、ちょっとこれから時間いい?」

「(ぇ・・・ なんかこの雰囲気は・・まさか告白ですか?)は、はい。」

2人のうちの1人は美人系で周りから少し注目されていた。ちょっとどきどきしながら後についていく。2階から3階に上がる。うん?なんで上級生の階に・・・。そこでその先輩がいった。

「中に人が待っているからいってやって。」

「え・・・ ぁ、はい。」

この美人さんからの告白じゃないんですか。ちょっと意気消沈です。中にはいると、見たことがある人がいた。女子バドミントン部の副部長をしている人だ。何度か試合もしたことがある。フォームがきれいな人、と僕の中にはインプットされていた。しかし、一度も話をしたことがない。

「あ、こ・・こんにちは。」

「・・・・・・・・」

僕がどういっても、返答がなくうつむいている。しばらくして、彼女の口から言葉がこぼれた。

「あの・・・ 私、幼君のことが好きなんです。もしよかったら付き合ってください。」


ぇ・・・・・・ まままままじですか! まさか告白されるとは思ってもみなかったのでびっくりでした。状況的には告白されるようなシチュエーションですが、一度も話したことないし何か別のことだと思っていたのに。

「え・・・ ああ、あののの・・・・・ 」

僕は困惑した。いや、しかし付き合うことは考えていなかった。僕にはクラスに好きな人がいたのだ。ううん、いなくてもたぶん付き合わない。だって彼女の何も知らないから。しかし、

「あの・・・ 少し時間ください。すぐには決められないので・・・。」

返答の時間のばしてどうするんだよ。優柔不断な性格がでてしまいました。結局、後日断ることになるんですが。


上にもでてきた、クラスに好きな人。Iさんというんですが、どこか椎名林檎に似ている人です。2年~3年と一緒だったんですが、クラス内で彼女の視線をよく感じていたんです。ぉ、これはもはや・・・とか思っていましたが、後になって彼女も僕の兄のファンだということがわかりました。普段は全然話し掛けてこないのに、たまたま学校に兄の写真をもっていったという情報がクラス内に流れたとき、すごいスピードで

「幼君!お兄ちゃんの写真みせて!!」

っていってきたもん。

まったく意気消沈です。僕の姿を追っていたのではなくて兄の姿を追っていたのですね。お兄ちゃん、一言いわせて。

「Iさんと付き合ってください。そして、僕に譲ってください。お願いします。」

高校はこんな感じです。