じゃっくり

日常をひたすら記すブログ

僕の恋バナ2(中2~3)

2004年03月09日 | 雑記
兄の七光りで僕は中学校で人気を得た、という話は前回話した。中2になると、兄は卒業したので僕の人気も次第になくなると思っていた。しかし、長い間兄効果は続いた。兄の影響からか、「幼はかっこよくて、運動もできるて、性格もいいらしいよ。」という噂が広まっていた。噂だけが一人歩きし、中2は学生生活の中で一番女性にもてた時期になった。といっても、チョコはもらえなかったが。

気づいたら、クラスの中の中心的な意見をもつグループの中にいた。面子もそうそうたるもので、女子ソフトテニス部の副部長S、女子バスケの部長K、学年一のやんちゃ娘Hさんがいた。とりわけ休み時間はやんちゃ娘Hさんと鬼ごっこをしたりして遊んでいた。やんちゃ娘さんは休憩中、授業中とわず僕にかまってくるので好意をもっていたのはたしかだろう。しかし、僕はやはり付き合う気はなかった。なぜなら、女子ソフトテニス部の副部長Sさんを好きだったから。Sさんは外で部活をしていることもあり、肌の色が比較的黒く、健康的でさわやかな女の子だった。しかし、それは片思いに終わってしまった。中2の終わりごろには声もかけてこなくなり交流もほとんどなくなってしまった。

中3になると、いよいよ僕の人気もなくなってきた。校舎が2つに分断され、学生の半分はそちらの学校にいってしまったこともあるが女性っ気が少ない少ない。しかし、1人の女の子が現れた。Rさんだ。彼女は僕が当時いっていた塾に突然やってきた。塾の生徒は8人ほど。その中に女性はRさんだけだ。なぜ、1人でやってきたのは知らないがおそらく僕に気があったのではないか(思い込みすぎか

いや、以下に述べることからもそう思う。彼女がいきなり僕の隣の家に引っ越してきたのだ。偶然からしたらできすぎだ。もうこれは僕のことを好きだということに疑いはない。あれは給食の時間、彼女はその日給食当番で白衣を身にまとい野菜をとりわけ学生に供給していた。僕が並んでいると、Rさんの隣にいた友達のTさんが不意にこういった。

「ほらRちゃん、将来の彼なんだから多めにいれてあげないと♪」

将来の彼って・・・・ その発言から彼女が僕を想っているのを確信した。しかし、彼女も僕もシャイすぎるので会話がほとんど発生しない。滅多に話していない。たまに彼女が話してくるのだが、恥ずかしく気の聞いた返事ができない。その当時は携帯が普及していなく、メールとかが使えなかった。メールで想いを交換できたら、と思うと少し残念に思えてきた。

中学校を卒業し、町でぶらぶらしていると偶然Rさんに逢った。横には僕より身長が高い、かっこいい男性がいる。

「あ、幼・・・」

そう彼女は僕をみつけ呟いたが、僕は見て見ぬふりをしてその場から身を引いた。同じ高校に入学したのだが、クラスが遠いこともありほとんど交流が生まれなかった。色白でぽっちゃりとしていて小柄なので男性にも人気があったのかもしれない。そういえば学園祭のミス○○にもノミネートされていた。今はどうしているのだろうか。

次回は高校での恋バナです。