ストレート・フロム・ザ・ボックス

飛行機プラモデルの作成で、少しの改造やディテールアップで組み立てた作品とその過程を綴ってみたいと思います。

至高のゼロ⑦

2008-10-31 14:53:36 | ストックand制作機1/72

朝、晩がすっかり寒くなってまいりましたが、体調には充分留意して模型をつついて参りましょう(笑)

さてエンジンのプラグコードですが今回はシリンダー側に0.3mmのドリルで穴をあけてそこに導線をほぐした銅線をいれて固定しました。それを中心部に向かって折り曲げてカーキで着色し完成としました。こんな感じでいかがでしょうか?カウルの中にちらっと見えますなあ(笑)そうして・・・・・


完成しました。。

この機体は岩本徹三一飛曹機です。

昭和16年12月 第5航空戦隊 空母「瑞鶴」搭載、艦隊上空を警戒していた機体です。岩本一飛曹もハワイに行きたかったでしょうが、この日に艦隊上空を警戒していた搭乗員は皆ベテランで腕に自信がある方だったようです。

キットはファインモールドの1/72でオマケで雑誌が付いている物でした(笑)非常に良くできたキットで翼の折りたたみ、機銃口や弾倉パネル、空気取り入れ口の選択、中島と三菱のスピナー形状の違いまで再現されております。手を加えた箇所は次の通りです
①エンジンのプラグコードの追加
②ブレーキパイプを追加
③シートベルトはエッチング使用
④ピトー管は真鍮パイプと真鍮線で作り替え
⑤翼端のランプ部分を透明化(これはキットのオプションで付いております)
これくらいでしょうか・・・現在のワシの技量ではこれが限界です(汗)
全体色はガイアカラーの「灰緑色」を使用しましたが少々緑が強いような気がしますが皆さんはどうお感じになりますか?機体色の塗装後デカールを貼り、全体を半ツヤのクリアーでコートし墨入れをしました。アンテナ線は0.8号のデグスです。

いろいろありまして3ヶ月もかかってしまいましたが何とか完成しました。シミソ様この後の事宜しくお願いします。

さ~て今日はこれを眺めながら一杯で~す。次は鍾馗に行きます。

至高のゼロ⑥

2008-10-28 15:35:58 | ストックand制作機1/72

エンジンの工作をしておりました。これはシミソ殿の1/72 96戦のパクリです(汗)全体に銀を塗って濃い目のエナメルの黒で墨入れをして乾燥後に0.3mmのピンバイスでシリンダーに穴を開けてそこに導線をほぐした銅線を埋めていきます。ただ1/72のエンジンは親指の先くらいの大きさしか無いので結構難儀します(大汗)ああ、そうそうこのエンジンはインテークや排気管もきちんと別パーツで再現されております。本来であれば(1/48なら)糸ハンダで短い部分を追加したりするのですが、今回は1/72で〆切り間近と言う事もありスルーします。。


さてその間に全体塗装をしてしまいましょう。今回はガイアカラーがオーストラリアまで行って実機の外板を調べて発売したといういわく付きのこの灰緑色で塗ってみたいと思います。どれどれ・・・・・

うげっ!この色は緑が強いような気がするのですが・・・・う~ん・・ワシのイメージした21型の色とはちがうなあ・・・でも今さら変更もしたくないのでこの色でやってみます。。コントラストを付けるために1度ビン生で吹いた後に黒を1~2滴垂らしてパネルだけを狙って吹いてみましたがいかがでしょうか?キャノピーはマスクしてからまずはコックピット色を塗って、その後に機体色を吹いております。

さあ、水・木と会社が休みなので仕上げてしまいましょう。間に合うか・・・・・(焦)

至高のゼロ⑤&完成!F-16C

2008-10-25 14:36:04 | ストックand制作機1/72

皆さんこれは何かおわかりですか?

そうです。零戦の主翼を折りたたむ際の翼内のモールドです。この大きさでモールドされていることには素直に驚きます。


20mm機銃の弾倉パネルは60発用と100発用がありますが真珠湾攻撃時の岩本機は60発用を使用します。フラップ、エルロン等を処理していよいよ塗装に入ります。


現在このように塗装待ちになっております。この後キャノピーのマスク、エンジンの工作と塗装、主脚等の小物の処理をして塗装しましょう。今回はガイアの灰緑色をコントラストをいれて塗装してみたいと思います。


この間にハセガワ1/72 F-16C ファイティングファルコンが完成しました。このキットは定番商品(B2)で800円(あれ?値上げしたかな?)のキットですがなかなか作りごたえのあるキットでした。ジェット機は膨大なデカールがあるのはいつもですが・・・・

370ガロン入りの増槽を主翼下に2個、クラスター爆弾、AIM9サイドワインダーを4発装備したフル装備状態です。この機体は在欧アメリカ軍の機体ですが部隊番号は失念してしまいました(汗)

手を入れた箇所は機首に錘を仕込んで先端のピトー管を真鍮線で作り替えました。デカールを貼って半ツヤのクリアーでコートしエナメルの黒でウォッシング・・・くらいかなあ(笑)まあ4機目のジェットにしては上出来でしょうか、ただジェットは接合部分の処理をきちんと丁寧にしないと目立つので反省しております。

さあ至高のゼロを追い込みます。。

至高のゼロ ④

2008-10-12 14:07:51 | ストックand制作機1/72


さあ、至高のゼロを再開します。まずはコクピをはさんで胴体をつけて繊細なモールドを消さないように継ぎ目を処理します。次にこのキットの見せ場の1つである主翼の処理に入ります。2枚目の画像は主脚の収納部でかなりの深さがあります。さらに弾巣パネルと前縁の銃口とその横の空気取り入れ口が2種類からの選択になっており、真珠湾当時の岩村機はどちらかがおまけの雑誌に出ております。恥ずかしながら弾巣パネルの形状や銃口に違いがあることをはじめて知りました(無知)


小物の工作も始めます。これはプロペラでスピナーに三菱製と中島製の2種類があるのは有名ですなあ。。今回は三菱製です。さらにエンジンカウルなんですがエンジンフラップの形状が2種類あります。今回はフラップを開いた状態で組んでみました。この他にエンジンの組み立ては完了しております。これもインテークや排気管まで付いており驚きです。しかし親指に乗るほどのエンジンにプラグコードを追加するところで悩んでおります(汗)

機体は水平尾翼をつけて「士」の字になりました。キャノピーマスク、主脚の組み立てに入ります。そしていよいよ塗装です。。

至高のゼロ③

2008-08-19 15:18:33 | ストックand制作機1/72

皆さんお久しぶりです。オリンピックに嵌ってしまいましてすっかりご無沙汰しておりました。その間に零戦祭りではこの「至高のゼロ」をものすごい完成度で完成させてしまった方もおられるようですなあ・・・(汗)ワシも負けずにと言いたいところですが、いかんせん技術が無いので何とか完成させよう・・・というレベルで見て下さいね(笑)

え~と、これはコクピを挟み込んだ胴体です。それにしても細かい所までよく再現されております(驚)軽め穴とエデュアルドのシートベルトを追加しただけです。


主翼を仮組してみました。脚収納部の深さ・・ええですなあ・・・しかも内部もモールドされております。フラップは開閉選択式で今回は開状態で組みたいと思います。主翼両端も折りたたみできるようですのでこれも折りたたんで空母「瑞鶴」収納状態にしてみます。


さてワシもこのお盆でまた年を一つ重ねてしまいました。その誕生日にワシの弟妹夫婦からこれが届きました。RCの零戦です。さすがにワシのツボを押さえておりますなあ(笑)まだ飛ばしておりませんが操縦は楽しそうです。

世界の傑作機の別冊です。資料本として押さえておいているのですが、あまり使い勝手がよくありません。ただこのような本は本屋で見かけると本能的にレジに持って行ってしまいます(笑)その結果蔵書は膨大な数になっております(汗)

お約束の今月買ったキットです。今月は新製品は再版されたハセガワの1/72のバッファローとタミヤのスタッフカーくらいでその他は中古のおもちゃ屋さんで半額だった物や埼玉の有名な模型屋で25%~30%offでゲットした物あとはヤフオクで落とした物です。

最近は涼しくなってきて模型が弄りやすくなってきましたね~♪本格的に進めたいのですがオリンピックが・・・・がんばれ!ニッポン!

至高のゼロ ②

2008-07-29 12:19:04 | ストックand制作機1/72


至高のゼロのコクピットが完成しました。はっきり言ってとても1/72とは思えません。この画像では大きく見えるかもしれませんが、大きさはワシの親指くらいしかありません。必然的にパーツは細かくなりますがそれに見合うだけの完成度を誰でも手にすることができます。こんなのを作ってしまうと他の1/72の零戦が作れなくなってしまうではないですか~(笑)いやー中々楽しい作業でした。この後は胴体と主翼の接着とエンジンの工作にイキマ~ス。。最近は少し涼しいので作業が進みます。。え~と追加工作は軽め穴を開けたのとエデュアルドの塗装済みシートベルトを追加しただけです(汗)それでこれだもんなあ・・・

至高のゼロ ①

2008-07-25 14:27:02 | ストックand制作機1/72

至高の零戦を本格始動します(松本零士「鍾馗」とたまごサンダーボルトは休止中です)まずはコクピです。軽め穴を開けました。0.4mm、1.0mm、1.5mmのピンバイスで大きさの違う穴を開けました。ビフォー~アフターといった所です。後はシートベルトを付けると1/72としては大変ええ感じになりそうです。

このキットは指定通り組んでみようと思います。まずは胴体内部が透けておもちゃのように見えるのを防ぐために銀色を吹きます。さらにコクピの後部が見えるようなので青竹色を吹いておきます。その上でクレオスのNo126をコクピの床面や側面に吹きました。さらに細部の塗装、デカールの貼り付け、墨入れをするように指示がありますのでそれを施していきたいと思います。この時点でかなり精密な印象です。もちろん1/72でこんなコクピットは見たことがありません。ファインモールド恐るべし・・・・(笑)


夏休みで暇そうにしている子供達のために頭文字Dの86トレノのモーターライズバージョンを作ってあげました。ボディの塗装はまだ白しかしておりませんので後はセミグロスブラックでパンダのようにしないといけません。このマスクが結構面倒です(汗)でもシャーシだけで動くのを見て喜んでおります。1/32というスケールも微妙ですが、やはりこの車には「藤原とうふ店」のステッカーがないといけませんなあ・・・

至高のゼロ開始?

2008-07-22 15:30:16 | ストックand制作機1/72

昨夜、やっと1時間ほど作業部屋に入れました(汗)それで早速「至高のゼロ」を開封しました。これがそのパーツ群です。1/72なのにやたらとパーツがあります。主翼両端は折りたたみ式になっておりますので切れております。さらにパーツが色つきになっておりますので極端な話、塗装をせずにそのまま組んでも良いそうです(笑)そんなもったいない事はできませんが・・・主脚の収納部もちゃんと抜いてあります(驚)エッチングパーツもほとんど必要ないようです。

これがインストですがはっきり言って付録の雑誌です。これを見ておわかりのように1/72の限界の細かさです。コクピのいすの取り付けだけで6点のパーツがあります。ピンセットとルーペは手放せません(汗)さすがにいすの軽め穴までは抜けなかったようなのでそれは手を入れなくてはいけませんなあ・・・写真付きの美しい説明書です(雑誌ですが・・・)

さらには高荷画伯のコクピのイラストまで付いておりました。これを見て塗装の参考にせよ。と言う事らしいですが贅沢ですなあ・・・コクピはシートベルトの追加と軽め穴の工作で後は塗装とデカールで仕上げてみましょう。結構楽しみです。

これを作る際のモチベーションのアップのために図書館でこのようなビデオを借りてきました。どうも作業部屋が暑いので涼しい部屋でビデオ鑑賞に逃げてしまいます。ビールもおいしいし・・・(笑)柳田氏は「零戦燃ゆ」等を書かれた方で零戦に対して深い知識と愛情を感じました。

ワシは大学生の頃からゲームが好きでよくやっていましたが、結婚してからというものほとんどやっておりませんでした。ところがここ最近の暑さのせいで涼しいところでゲームをやるのは快適であることに気がついてしまいました。戦略シュミレーションが好きなのでそのようなソフトは多数所有しておりますが、最近はもっぱらグランツーリスモで300kmの世界を堪能しております。このソフトは実在する車が700種類以上も出てくるし6000万円以上するベンツをぶつけまくっても誰にも文句を言われないしCGがかなりリアルなので面白いです。ビールを飲みながら酔っ払い運転をしております(爆)悩みは本物の車もついアクセルを踏んでしまうことです。危ないです・・・(笑)

このように模型は牛歩のようにしか進んでおりませんが、たまごサンダーボルトや松本零士祭り「鍾馗」や1/144のムスタングも少しやりました。完成する時には一気にいきますよー。。早く涼しくなってほしいなあ・・・今週末からはまた鬼のように仕事がありますので模型は弄れなくなるかもしれないなあ・・・は~・・・

我が娘と零戦祭り

2008-07-07 15:27:42 | ストックand制作機1/72

昨日、上の娘(小学校2年生)がワシの作業部屋に入って何かやっていたのですがワシは居間でテレビを見ていたので気にしておりませんでした。その後模型を弄ろうと作業部屋に入ったところ・・・・ガーン!買ったばかりのたまごサンダーボルトが・・・・・一応部品の番号と付ける箇所はあっているようです。。色も2色だけ塗ってありましたが筆を洗っていなかったので筆が・・・・・仕方ないので隙間を埋めてキャノピーをマスクしてやるか・・・この機体は銀なのでスプレーでプシューとさせてあげよう。。


さて次期祭りが零戦に決定しました(嬉)これは1/72の在庫です。1/72はワシの零戦在庫キットの中でも他のスケールと比べると少ない方です。この中ではやはりファインの「至高の零戦」が気になります。これは祭りエントリーしてもいいかなあ・・・と考えております。もちろん翼はたたんだ状態で製作したいですなあ・・他のキットでは54/64型が珍しいかな?二式水戦はデカールが死にかけております。早く作らねばいかんですなあ。。しかしまずは鍾馗、1/144ムスタング、たまごサンダーボルトをかたづけましょう。

完成!フォッケウルフFw190D-9

2008-02-24 12:14:08 | ストックand制作機1/72




タミヤ1/72フォッケウルフFw190D-9が完成しました。今回はストレートフロムザボックスでの限定製作(?)でした。それでも照準機は透明パーツのあまりから製作しました。ブレーキパイプとアンテナ線はのばしランナーから作りました。箱の中だけでもそれなりに見られる物が作れることがわかりました。まあワシの場合はいつもストレートですが・・・(笑)この機体は、第44戦闘団ヴュルガーシュタッフェル Red3 ヴァルデマー・ヴュプケ大尉乗機です。難しい名前だなあ。。

今回の反省点は・・・
① 機体下面のストライプを始め、デカールを大量に貼る場合はグロスの仕上げにした方が良いと言うこと。
② インストの色指定を信じてはいけないと言うこと。

良かった点は・・・・
あまりパーツは非常に有効に活用できることがわかりました。(これであまりパーツを捨てられなくなってしまいそう・・・)


同スケールのMe262と並べてみました。このフォッケはそもそもMe262の離着陸時に敵機が襲ってくるのを防ぐ役目の機体ですのでこの状況がよく似合います。当時のドイツではまともな燃料が乏しく、粗悪な燃料で飛ばしていたそうなのでススを大げさに付けてみました。今回D-9を初めて作りましたが、祭りの前哨戦にしてはなかなかおもしろかったです。誘っていただいたシミソ殿に感謝します。シミソ殿~機会があれば、またこういうの(~縛り)をやりましょうねー・・・でももうすぐ本祭りですね。。きっと・・・