2008.2.23(SAT)
初めてのホームビジット当日は、早起きしてカスタードプリンを作りました
料理が好きな女の子、という情報をもらっていたので
この日は我が家で一緒にお料理をして楽しもうと決めていたんですが
やっぱり私からも手作りのモノを準備しておきたかったのです
カスタードプリン
(卵・卵黄・グラニュー糖・バニラエッセンス・牛乳)
なかなか美味しくできましたよ
国際交流協会で顔合わせをした後は、母と3人でスーパーへ
好き嫌いがあってもいけないので、一緒に買い物に行こうと思ったんです
案の定、刺身が苦手だということでした(生のモノは口にしないみたい)
そして、 「私も、料理ができます」と言ってくれて
なんと彼女も中華料理を作ってくれることになりました~~
Sちゃん手作りの2品です
*卵・トマト・ネギの炒め物
*茄子・ピーマン・ジャガイモ・ピーマン・豚肉の炒め物
本当にと~~っても美味しかったです
また作りに来てね~~って、ジョーダンではなく本気で頼みました
そして私たちが作った日本料理。
*天麩羅
*ざる蕎麦
*巻き寿司(Sちゃんも1本は巻き巻きしました)
基本の和食をチョイスしてみたつもりです(時間もかからないものを・・・)
女3人でキッチンに立ち、楽しくお料理→食事できました
中国と言ってもSちゃんは内モンゴル自治区出身。
母も私も、興味津々でいろんな話を聞かせてもらいました
日本語はまだ少したどどしいものでしたが
筆談でかなりコミュニケーションとれましたよ~
漢字が読める民族同士って、素敵っ
途中で母は退散しましたが、
その後も時間が許すギリギリまでノンストップでおしゃべり。
本当に本当に楽しかった~~~
Sちゃんは14歳の頃から親元を離れ、山東省で勉強を続け
その後日本へ留学を決意したようです
1年後は日本の大学に進むことを目標にしています。
アルバイトもしながら・・・なので忙しい毎日のようですが
(実際、この日も夜からアルバイトを控えていました)
頑張って夢を叶えてほしいな~って心から思います
なかなか友達ができずすごく寂しい、と洩らしていたので
今回だけの付き合いに終わらず、また必ず会いたいな~って
どうして日本に来たいと思ったの?と尋ねると、
「日本人はとっても親切です。だから日本が大好き。」
って。
Sちゃんのお父さんの知り合いに日本の方がいて
とても親切にしてもらったのだそうです。
なのでSちゃん家族は一家でかなりの日本びいきのようです。
今は様々な問題から、中国に対するイメージが悪くなりつつあって
日本では中国に対する感情は決していいものとは言えない気がします。
それなのに日本をこんなにもよく思ってくれている中国の方の話を聞くと
私たちも、もっと理解が必要なのではと単純だけど思いました。
日本の前首相の中国訪問がとても嬉しかった、
とSちゃんが話してくれた時は
そんなことを考えられる彼女を尊敬してしまいました。
私自身は●●人は・・・という言い方は好きではないけど
でもそういう風に思ってくれている外国の人たちのためにも
いい印象を崩してしまうような、恥ずかしい事はしてはいけない、って思いました。
・・・あ、ちなみにこんな難しい話ばかりしてたわけじゃないですよ。
好きなドラマの話とか、有名人の話とか・・・いたって普通です
日本の文化に触れたい・・・と希望していたSちゃんなのに
逆に私が教えられる事・学ぶ事が多かった初めてのホームビジット
それを思うと少し反省もしてしまったんですけど
でもやっぱり異なる国で生まれ育った人たちと触れあうのは
何よりも楽しいし、価値観・考え方をいい意味で変えてもらえる気がします。
これからもずっとこのボランティア(というのはおこがましいケド)は続けたいし
日本の事をきちんと紹介してあげられるような自分でいたいな~と思いました
最後に・・・Sちゃんからのお土産です
北京オリンピックのマスコット
オリンピックカラーで、それぞれのキャラクターに意味があるそう。
Sちゃんはオリンピックをとても楽しみにしている様子でしたヨ。
そして「山木耳」・・・きくらげのようです。
内モンゴル自治区の名産品なのだそう。
水で戻すとかなり大きくなるみたいです
ちなみに・・・
私もこの日のために買っておいた白川郷のお土産を渡しました。
白川郷で買ったクッキーと、ポストカードです