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美麗ミヤマカラスアゲハ春型ハンテング
2018-6-1 (金) 雨のち曇 のち晴れ 気温7度C〜16度C
峠の向こうまで行ってまたもどった。
峠付近の林道へ入ってみるとで水たまりにミヤマカラス2♂♂吸水中のをネット。
キアゲハはいつ見てもきれいです。撮影後リリース。
さらに進むと林道は途中で崩壊しており引き返す。
昨年秋の猛烈台風で、林道そのものが川になり林道の土砂が流されてしまっていた。
ミヤマカラスアゲハがよく目につく日だが道沿いに速く飛ぶ個体が多く手がでない。
林道沿いの土場の小規模な水たまりに多数のミヤマカラス♂がきているのに遭遇、採集と撮影を行った。
数十匹の個体が吸水している壮観な光景だが、撮影しようと慎重に接近しても必ず見張り番みたいな蝶がいて、そいつがはではでしく舞い立つ。
続いてほとんどの個体がつられて舞い散ってしまい残った6個体をなんとか撮影できた。
昨年、吸水するミヤマカラスアゲハ20匹ほどにネットをかぶせ一網打尽にしたことがある。
結果は悲惨。ネットの中で多数の蝶が大暴れして、ほとんどが無惨な破損個体になってしまったのだ。
その教訓でミヤマカラスは一匹ずつ、せいぜい3匹くらいまでしか一度にはネットしないことにしている。
その辺を飛び回るミヤマカラスの採集は、まさにスポーツ感覚だ。小気味よくネットに吸い込まれる蝶に快感がはしる。
ネットをすりぬける蝶を見ては野球の空振りの気分。年のせいか動体視力低下に伴い空振りがやたらと多い。
採集したミヤマカラスは手のひら撮影を試みるがこれがまたむずかしい。
陽光のもとでみるミヤマカラス♂は展翅ミイラ標本とは比較にならない美しさで、個体ごとに微妙な変化があり楽しい。
続いて入った林道を進むと林道の最奥で林道をふさぐ倒木が放置されている。
その上流では昨年の台風で林道沿いの渓流大氾濫をきたしたためとおもわれる林道崩壊がひどく引き返す。
今回、帰りにとても小規模な崖でジョウザンシジミが発生しているところに寄った。
8♂♂2♀♀採集。♂たちはリリース、2♀♀は採卵用に持ち帰る。
とても小規模な個体群でここのはまだ飼育して検討したことがなかった。
ここではナズナのような崖部の白い小さな花が唯一の吸蜜植物になっていた。
この日の採集・観察記録
エゾヒメギフ1♂B ミヤマカラス8♂♂1♀ A キアゲハ1♂A エゾスジグロ多数 サカハチチョウ多数 アカマダラ見かけず シータテハ キベリタテハ コヒオドシ 越冬個体多し。 ルリシジミ1♂A ジョウザンシジミ8♂♂2♀♀A-B
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