北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

野性的なシャクヤクの花、ミヤマカラスがコクサギに産卵。

2018-04-10 21:23:57 | ミヤマカラスアゲハ
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野性的なシャクヤクの花、ミヤマカラスがコクサギに産卵。


    


2017-6-18  (日) 晴れ 26度C


晴れた朝、エゾシロチョウ1♂ さっそうと庭を飛んでいる。


2017年の エゾシロチョウ 初見である。


例年だと6月上旬が初見だが今年は寒い日が続いたせいか、やや遅い初見日となった。


この季節、庭の緑の勢いはすごい。
 

かって近くの山奥に農家があって、何かの理由で離農して数十年、廃屋も朽ち果ててスモモだけが残りリンゴシジミの発生木となっている。



そのスモモの根元近く、毎年きれいなシャクヤクの花が咲く。



はるか昔、その農家の庭に植えられていたと思われるそのシャクヤクを数株、昨年の秋に我が家の庭に移植した。



移植後、どうなるかと思っていたが順調に芽が吹いてきて花が咲き始めた。
















原種に近い野性的な株のようで花ビラの不揃い加減も絢爛豪華な栽培種とはまったく異なるが、確かにシャクヤクだ。




先日、近郊の水子寺の庭のツツジで手づかみしたやや汚損したミヤマカラスアゲハ♀ コクサギふくろかけで放しておいたのだが 5卵 産んで死んでいた。





昨年から、コクサギでのミヤマカラスアゲハ採卵を試みてきたが、それなりに産卵し100卵前後を産むこともあるが、概してキハダと較べると産卵数は少ない。






本来の食樹ではないコクサギで生育したミヤマカラスアゲハについては、今後ときどきこのブログで紹介させていただきます。






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2018年の春は早くきそうな気配。

2018-04-06 22:08:23 | 蝶・昆虫・自然・同好会など
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2018年の春は早くきそうな気配。


    


2018-3-29 (木)  晴れ



この日、立派なカステラをいただきました。





おいしい。



もう少ししたら雪も解けて、ワンコとお散歩ができます。








長女君の夢は将来、獣医学部を卒業してワンコの獣医さんになること。


紙粘土で作った女性獣医師の像。とても良くできています。素晴らしい。






彼女ならきっと立派な獣医さんになれます。





今年は例年と比べると雪解けがかなり早く進んでいます。


このところの陽気で庭の雪がすごい勢いで解けています。



はや、沢山のチューリップの芽が雪をおしのけて顔をだしてきました。













春めっけ でアップしたフクジュソウはかなり花が展開してきました。




















子供たちが好きなエゾヒメギフ採りも、今年はかなり早くなるかもしれません。








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意外と蝶影うすい知床の夏と知床半島の蝶相

2018-04-02 00:41:57 | コヒオドシ
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意外と蝶影うすい知床の夏と知床半島の蝶相

2017-8-6 (日) 晴れ 25℃

この日、久しぶりに知床を訪れていた。


天気もよし気温も十分なのだが意外なことには蝶は少なくほとんどみかけなかった。









知床半島ウトロ側、道路沿いのお花畑にも蝶影なく、唯一ヨツバヒヨドリの群落1カ所のみに多数のクジャクチョウとコヒオドシが吸蜜にきていた。















そういえば、知床には特に注目すべき蝶は少ない。


春先の知床のエゾヒメギフは一時期多かったが岩尾別川の台風被害のあと、めったに見なくなって久しい。


高山帯ではこれまでのところウスバキチョウ、アサヒヒョウモン、ダイセツタカネは見られず、羅臼平を中心に裏面が暗色調のカラフトルリシジミがいるのみでしょうか。


私が高校生のころ、羅臼平一帯に大発生したカラルリの渦を見たことがあります。


暗色調の裏面をみると羅臼岳のカラルリと判別可能と考えています。


かって高山植物が多かったという知床岬へ蝶の調査で文吉湾から上陸したことがあります。


当時、森重久弥の歌で知床の自然の象徴のようにもてはやされていた知床岬の高山植物は大繁殖したエゾシカのために食害され、鹿が嫌いなトゲトゲ外来種アメリカオニアザミ一色になっていてショックを受けました。

もちろん、たいした蝶はいませんでした。






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