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2016年8月24日、函館にウラナミシジミ飛来。
ウラナミシジミ Lampides boeticus Linnaeus 1767 は南ヨーロッパ、アフリカ、アジア南部温暖地域、スンダ列島、オーストラリア、ハワイなどに棲息し、日本でも本州以南では普通に見られる。
ただ、冬を越す地域は冬期間比較的温暖な関東以南紀伊半島までの太平洋側沿岸部、四国・九州の南岸地域および沖縄から南西諸島に限られ、その他の地域では冬期は死滅する。
冬期間、霜がおりる地域では越冬不可能とされている。
本種は越冬後は、各種マメ科植物を食草にして、世代を繰り返しながら、強い飛翔力で北上を続け、晩夏から秋にかけて北海道南西部まで到達することがある。
しかし越冬はできない。
今のところ記録は北海道南部が多い。
もし近年の温暖化の影響が多少とも関与するとすれば、さらに北海道を北上してくる可能性もある。
晩夏から秋にかけては一般的な蝶の採集期間は終わっているが、みなさん、ウラナミシジミを念頭においてみませんか。
函館方面から今年もウラナミシジミ飛来のニュースがはいりました。
2016年8月24日、函館市でウラナミシジミ2♂を採集
8月下旬になり、そろそろウラナミシジミが北上して来ると予想して、函館市赤川地区の草原に行ってみました。
この草原は昔からウラナミシジミが集まるポイントで、昨年も2♂を採集しています。
草原に着いてすぐ縺れ合って飛んでいるウラナミシジミを発見、対馬が1♂、同行の安井氏が1♂を採集しました。
1♂は少し欠けがあり、1♂は新鮮な個体でした。
その後1時間弱観察しましたが、追加の目撃、採集はできませんでした。
北海道で8月の記録は珍しいと思われます。
今年の夏は暑いので、ウラナミシジミに限らず、他の迷蝶も期待できそうな雰囲気です。その後3回ほど現地に行きましたが、ウラナミシジミは観察できていません。
今回、ウラナミシジミは飛ぶのが早くて早くて、全く撮影はできませんでした。
「昨年」の写真を一応添付しておきます。
(2015年9月8日、函館市亀田中野町、山谷礼司氏撮影)
函館市、対馬誠
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2016年8月24日、函館にウラナミシジミ飛来。
ウラナミシジミ Lampides boeticus Linnaeus 1767 は南ヨーロッパ、アフリカ、アジア南部温暖地域、スンダ列島、オーストラリア、ハワイなどに棲息し、日本でも本州以南では普通に見られる。
ただ、冬を越す地域は冬期間比較的温暖な関東以南紀伊半島までの太平洋側沿岸部、四国・九州の南岸地域および沖縄から南西諸島に限られ、その他の地域では冬期は死滅する。
冬期間、霜がおりる地域では越冬不可能とされている。
本種は越冬後は、各種マメ科植物を食草にして、世代を繰り返しながら、強い飛翔力で北上を続け、晩夏から秋にかけて北海道南西部まで到達することがある。
しかし越冬はできない。
今のところ記録は北海道南部が多い。
もし近年の温暖化の影響が多少とも関与するとすれば、さらに北海道を北上してくる可能性もある。
晩夏から秋にかけては一般的な蝶の採集期間は終わっているが、みなさん、ウラナミシジミを念頭においてみませんか。
函館方面から今年もウラナミシジミ飛来のニュースがはいりました。
2016年8月24日、函館市でウラナミシジミ2♂を採集
8月下旬になり、そろそろウラナミシジミが北上して来ると予想して、函館市赤川地区の草原に行ってみました。
この草原は昔からウラナミシジミが集まるポイントで、昨年も2♂を採集しています。
草原に着いてすぐ縺れ合って飛んでいるウラナミシジミを発見、対馬が1♂、同行の安井氏が1♂を採集しました。
1♂は少し欠けがあり、1♂は新鮮な個体でした。
その後1時間弱観察しましたが、追加の目撃、採集はできませんでした。
北海道で8月の記録は珍しいと思われます。
今年の夏は暑いので、ウラナミシジミに限らず、他の迷蝶も期待できそうな雰囲気です。その後3回ほど現地に行きましたが、ウラナミシジミは観察できていません。
今回、ウラナミシジミは飛ぶのが早くて早くて、全く撮影はできませんでした。
「昨年」の写真を一応添付しておきます。
(2015年9月8日、函館市亀田中野町、山谷礼司氏撮影)
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