オホーツクのルリタテハは白い帽子がお好き。
オショロコマの撮影を終わって車にもどり一息ついているとルリタテハ越冬個体が1頭、どこからか現れて私たちのまわりを旋回しはじめた。
フォレスターの車体に止まったり、また飛び立ったりしていたが、そのうちかみさんの白い帽子に執着しはじめ、やがて帽子にぺったりと止まった。
汗を吸うわけでもなく、ストローは伸ばさず、ひなたぼっこみたいな体制だ。
天候はうす曇り。気温27度C、風はない。もしかすると縄張り行動を開始しようとしたのかも知れない。カミさんがじっとしているといつまでも止まっている。
彼女が動くと飛び立つが、しばらくするとまた帽子に止まる。採集しようかと思ったりしたがもしカミさんの頭をネットでひっぱたくようなことになったら後が怖いので、しばし眺めるしかなかった。
南西諸島などでは多数のルリタテハを採集したことがありますが、北海道産の美しいルリタテハはオホーツクでは珍しい蝶で私自身は恥ずかしながらやっと10頭ほどしか採集したことがありません。
これは、2005-9-19 日高山脈 ウェンザル川上流 でオショロコマ調査の折に蝶とりネットではなく渓流釣り用ランデングネットで採集したルリタテハです。
小型ですがとても美しい個体だと思います。
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