修農日誌

暗中模索の農業体験

タマネギとスギナ

2022-03-26 17:08:04 | 日記

タマネギの畝にスギナが目立ってきた。

去年まで、タマネギ栽培のエリアは畑の片隅にあって、そこだけ特にスギナが多く生えていたので、そのエリアは酸性が強いのだろうと思っていた。

今年は、心機一転タマネギやニンニクを別のエリアに移したので大丈夫だと思っていたけれど、やはり今年もタマネギの畝には多くのスギナが顔を出してきた。とりあえず出てきたスギナは全て抜いたつもりだけれど、こうなるともう場所の問題では無くて、タマネギとスギナとに関係があるのか?と思い立ち、ネットで調べてみた。

ネットでもタマネギの近くではスギナが育ちやすいという記事は無く、スギナはどこでも育つようだ。

検索しているとスギナに囲まれて育ったタマネギは品質が落ちるという研究発表(農研機構)まであった。その研究によるとスギナの生育が盛んな時期とタマネギの生育が盛んな時期が重なるため、タマネギに与える影響が大きいとのこと。

だからタマネギの周りのスギナが目立って気になっているのかも…

スギナの地下茎は地下30cm~1mで張り巡らされていて、地上に出てきた茎周辺を抜いたり、30cm程度の深さで耕起しても影響なく残ってしまうとのこと…。根絶するためには冬の間に特定の除草剤を撒く必要があるそうだけれど、極力無農薬で栽培するためには、際限が無いとわかっていてもひたすら芽を抜いていくしかないのかも。

この研究の中でもう一つ目を引いたのは、スギナは酸性土壌を好むというのは誤りで、実際には中性や弱アルカリ性の土でも旺盛に生育し、強酸性土壌ではむしろ生育が不良になるそうだ。

それはともかく、今日は畑全体に、畝の配置場所の目安となる支柱を立てた。さあ、いよいよ畝立て、播種だ!

タマネギとスギナ(マルチも突き破って伸びてくる)

畝縦の目印となる支柱立て

 

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始動

2022-03-19 21:22:27 | 日記

暖かい日が続いていたのに、この2~3日急に寒くなった。

数日前にKRさんやTさんが、畝立てをしてジャガイモの定植をしてくれた。いよいよ今年の畑も定植が始まった。

今日は、昨年末から植えていて、暖かくなったので成長が早くなってきたソラマメの芽欠き剪定と追肥、土寄せを行った。例年は風除けを回しているけど、風通しが悪いとアブラムシが発生しやすくなることもあり、今年は風除け無しで試してみたい。

去年までの作物の配置を基に、ローテーションを考慮して今年の配置計画案を作成してみたけれど、なんとなくしっくりこない。進めながら修正するかな。

ジャガイモを定植した畝

土寄せしたソラマメ

 

 

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いまだに土づくり

2022-03-12 18:42:12 | 日記

先週籾殻と米ぬかを撒いたのに続いて、今日はフトールと鶏糞を撒いた。

後は、耕運機で耕せば今年の土づくりは終了で、いよいよ野菜の定植だ!

とは言っても、もう3月も半ば、本来であればジャガイモなどの植え付けは終わっていなければならない時期で、焦る!!

鶏糞は、ネットで調べると500g/㎡程度が標準のようだけど、今回撒いたのは100g/㎡程度。圧倒的に少ない気がするけれど、先ずは薄味から徐々に…?

鶏糞

フトール・鶏糞を巻き終わった畑

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遅ればせながら春の準備着々

2022-03-06 08:56:13 | 日記

昨日は、時間が無くて中途半端なところで畑から切り上げたので、朝畑に行ってみた。

すると、昨日のうちにSさんが全面的に籾殻を撒いて耕運機をかけてくれていて、さっそく何羽かのカラスが、掘り起こされた虫たちを啄みに来ていた。

後は、元肥を入れて再度耕運した後、畝を起こして春の野菜を定植だ。

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春の野草2

2022-03-05 18:25:57 | 日記

今日も、目立つところだけ除草。残りは耕運機で混ぜ込むことにする。

畑には、先週のハコベやホトケノザの他にも常連の雑草が我が物顔で生えている。

雑草という草は無いとのことなので、名前を調べてみると、多分アメリカフウロ、スズメノカタビラ、オオイヌノフグリ等々だ。

スギナは酸性土壌に生えやすいというように、これらの草が生えているとどのような土壌なのかわかると良いなと思い、それも調べてみると、オオイヌノフグリについてはわからなかったけれど、スズメノカタビラは酸性が強い土壌では生えないそうだ。アメリカフウロに至っては、土に混ぜ込むとジャガイモの青枯れ病対策になるとのこと。

単に邪魔な雑草というだけでなく、調べてみるとなんだか面白い。

アメリカフウロ?

スズメノカタビラ

オオイヌノフグリ

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