冬になると、天候の良いときを見計らって毎回、大山に登っている。
もう10年近く履いていてすっかり自分の足に馴染んだ皮の重登山靴に、
これまた10年使っているアイゼンを装着し、
雪面に「ザッザッ」と心地よい音を立てながら爪を立てて
ただひたすら山頂を目指すのは、たまらなくリラックス出来るのである。
しかし、この冬山。
中高年の登山者に混ざって必ず山に登っているのは、
スキー板やスノボーを担いで登る漢たちである。
足首が固定されるスキー靴を履いた彼らは、自分よりもかなり遅いペースで登り
山頂に辿り着くことなく中腹で北壁を滑り降りていくのである。
彼らにとって山頂は何の意味も持たないのである。
どうせなら山頂か滑り降りる方がオモロイやないかと思うのであるが、
スキーに熟練した人にとってその選択肢はありえないのであろう。
今まで出合った漢たちは必ず8合目付近から滑り降りている。
写真の男性は何だか腰がひけて格好良くはないが、
それでも誰でも出来るような挑戦ではない。
ふと、冬山のワンシーンをおもむろに思い出したのは
先日、ある映画の試写会に行ったためである。
来月公開になる「銀色のシーズン」。
何でも「海猿」の監督を務めた人が、白銀のゲレンデを舞台に撮り下ろした映画である。
キャッチにも「雪猿」の文字が躍る。
映画の良し悪しは人それぞれなので何ともいえないが、
少なくともNHKの朝の連ドラ「ちりとてちん」に草々役ででている俳優が
脇役ながら何とも気持ちのよい演技を披露していた。
この映画の舞台が白馬村の八方尾根スキー場であったのだが、
白馬岳をバックに繰り広げられるフリースタイルのスキーは
見ていてなかなか爽快であった。
しかもそのシーンの数々はなかなか迫力ある!
何でも滑車にカメラを吊り下げて撮影したようだが
なかなか見ごたえはありました。
映画の滑走シーンに激しく心動かされてしまい、信州のスキー場に猛烈に行きたい!
どうせ無理な話ではあるが、つくづく自分の欲望は際限ないと思う今日この頃...。(汗)
もう10年近く履いていてすっかり自分の足に馴染んだ皮の重登山靴に、
これまた10年使っているアイゼンを装着し、
雪面に「ザッザッ」と心地よい音を立てながら爪を立てて
ただひたすら山頂を目指すのは、たまらなくリラックス出来るのである。
しかし、この冬山。
中高年の登山者に混ざって必ず山に登っているのは、
スキー板やスノボーを担いで登る漢たちである。
足首が固定されるスキー靴を履いた彼らは、自分よりもかなり遅いペースで登り
山頂に辿り着くことなく中腹で北壁を滑り降りていくのである。
彼らにとって山頂は何の意味も持たないのである。
どうせなら山頂か滑り降りる方がオモロイやないかと思うのであるが、
スキーに熟練した人にとってその選択肢はありえないのであろう。
今まで出合った漢たちは必ず8合目付近から滑り降りている。
写真の男性は何だか腰がひけて格好良くはないが、
それでも誰でも出来るような挑戦ではない。
ふと、冬山のワンシーンをおもむろに思い出したのは
先日、ある映画の試写会に行ったためである。
来月公開になる「銀色のシーズン」。
何でも「海猿」の監督を務めた人が、白銀のゲレンデを舞台に撮り下ろした映画である。
キャッチにも「雪猿」の文字が躍る。
映画の良し悪しは人それぞれなので何ともいえないが、
少なくともNHKの朝の連ドラ「ちりとてちん」に草々役ででている俳優が
脇役ながら何とも気持ちのよい演技を披露していた。
この映画の舞台が白馬村の八方尾根スキー場であったのだが、
白馬岳をバックに繰り広げられるフリースタイルのスキーは
見ていてなかなか爽快であった。
しかもそのシーンの数々はなかなか迫力ある!
何でも滑車にカメラを吊り下げて撮影したようだが
なかなか見ごたえはありました。
映画の滑走シーンに激しく心動かされてしまい、信州のスキー場に猛烈に行きたい!
どうせ無理な話ではあるが、つくづく自分の欲望は際限ないと思う今日この頃...。(汗)