最近、姿勢の重要性をつくづく感じる。
姿勢正しく胴造りを作り、姿勢正しく打起し、姿勢正しく大三をとり、姿勢正しく引分け、姿勢正しく離れを待つ。
「姿勢主導」とも言うべき、この引き方によって、最高の離れが生じる。最高の離れは、キュルリと振動でなく、弓の弾性が伝わってくるのですぐにわかり、大変気持ちがよい。
姿勢は常日頃、稽古をし続けることが可能である。普段から意識をすることにより、初めてそれが「自然」となり、意識せずとも「姿勢主導」の弓が引けるようになるだろう。
<姿勢の要点>
・首の背中側に重心がくること(重心を後ろに残す感覚)
・そのために、顎を引くこと
・リラックスして重心を意識し続けること
最大のコツは「重心を後ろに残す感覚」である。この感覚をもって、打起し、大三、引分け、会、伸合いができるとき、キュルっとした離れが出る。
しかし、意識しなければ、意外に簡単になくしてしまう感覚である。例えば、打起しでは前に、大三では斜め前方に、引分けでは的の方に、ほんの少しだけ引っ張られる傾向がある。
それを常々「重心を後ろに残す感覚」でもって修正をかけて、我慢して離れを待つのである。
これは日常でも同じで、急いでいるときなどは無意識にほんの少しだけ前傾になるし、座っているとき、本を読むときなども前傾になりがちである。
これを稽古し続けることによって、自然の領域まで高めたいのである。
姿勢正しく胴造りを作り、姿勢正しく打起し、姿勢正しく大三をとり、姿勢正しく引分け、姿勢正しく離れを待つ。
「姿勢主導」とも言うべき、この引き方によって、最高の離れが生じる。最高の離れは、キュルリと振動でなく、弓の弾性が伝わってくるのですぐにわかり、大変気持ちがよい。
姿勢は常日頃、稽古をし続けることが可能である。普段から意識をすることにより、初めてそれが「自然」となり、意識せずとも「姿勢主導」の弓が引けるようになるだろう。
<姿勢の要点>
・首の背中側に重心がくること(重心を後ろに残す感覚)
・そのために、顎を引くこと
・リラックスして重心を意識し続けること
最大のコツは「重心を後ろに残す感覚」である。この感覚をもって、打起し、大三、引分け、会、伸合いができるとき、キュルっとした離れが出る。
しかし、意識しなければ、意外に簡単になくしてしまう感覚である。例えば、打起しでは前に、大三では斜め前方に、引分けでは的の方に、ほんの少しだけ引っ張られる傾向がある。
それを常々「重心を後ろに残す感覚」でもって修正をかけて、我慢して離れを待つのである。
これは日常でも同じで、急いでいるときなどは無意識にほんの少しだけ前傾になるし、座っているとき、本を読むときなども前傾になりがちである。
これを稽古し続けることによって、自然の領域まで高めたいのである。