第二弾は“京のおばんざいいろいろ”です
今回の目的(私ひとりがですが)の一つは、
京都に根付いた庶民の味“おばんざい”をいろいろ味わって
くること! そこで、京都に到着して真っ先に“錦市場”に
直行して下見を済ませた上で、夕食はあえて外食にせず、
“おばんざい各種”を買い込んで、ホテルで部屋食にしたのです
最終的には“JR伊勢丹B1”でいろいろ調達
TOPの写真は“季節の吹き寄せ”と“丹波栗と黒豆入りおこわ”
吹き寄せは薄味ながらもしっかりと出汁が効いて京都らしいお味
野菜は一般的な材料でも、もみじ麩と人参、青フキや銀杏が
入ることで、ただの煮物でなく“吹き寄せ”らしくなります
出汁巻き卵とにしん茄子
関西風の出汁巻き卵は甘みが殆ど入りません!
なので、塩と薄口しょうゆそれに濃い出汁で味付け
私はプレーンを食べました。市場には“ハモ巻”や“う巻き”
などいろいろあったのですが、一本は大きすぎて
夏によく食べられるという“にしん茄子”身がきにしんを
煮た煮汁で茄子をしっかりと含ませ、よく冷やして頂くのだそう
しっかりとした濃い味の煮物ですが、上手に仕立ててありました
母と2人すごく気に入ってしまったのが“赤ずいきと京いも
のゴマ酢” ずいきは“里芋の茎”を乾燥させたもの、
コリコリとした歯ごたえがあり煮物によく使われます京都
ではずいきをいろいろな酢の物で食べるようです。
固めに茹でた京イモと赤いずいきの酢の物すごく美味しかった
兵庫県加古川のお店ではありますが“焼き穴子”が有名な
“下村”さん これはこちらの押し寿司“あなごすし”です
あなごの質はもちろん言う事ナシですが、間に“煮しいたけ”
と大葉が挟まれて風味もよく気に入りました
ここからは“錦市場”で調達したもので、デパ地下のより
地元そのままの味に近いようです
どこのおばんざい屋さんでも必ず見かけるのがこれ、
干し湯葉としめじを薄味で炊いた“湯葉しめじ”と
古漬けたくあんをよ~く塩出ししてべっこう色に炊いた
“せいたく煮” これはどちらもアッサリ味付けで、
年中ある素材なので定番中の定番のようです
対して、日持ちする濃い味の定番お惣菜といえば
“いも棒”に代表される“棒だらの炊きもの”
と“稚あゆの甘露煮” どちらも濃い味付けなので
好みはあるでしょうが、たま~に白いご飯のお供に少しづつ
頂くのがいいのかも!特に“棒だら”は手間のかかる素材の
せいか、お値段は100g800円程 となるともうこれは高級
食材に入るのかもしれませんね
京都は海がなく、夏の暑さも冬の寒さも厳しい土地
なので、乾物や塩干ものを使った“保存食”が
発達したのでしょうね
京都独自の食文化を見て味わえて、興味深くて楽しかった
です でも、もっともっといろいろあって、後ろ髪を引かれ
つつあきらめたものもあるので、また次の機会を是非
作りたいと思っています
次回は“雅で美味しい京料理編”
大当たりの小じんまりした“板前割烹”のお料理ですよ~
ちょっと低迷中~
応援よろしくお願いします
ほんとにズイキは日常の食材。
そして棒だらは、お正月には欠かせない1品。ほんとに美味しい。
↑お正月は私はコレが一番楽しみ。ご飯、というより日本酒が欲しいけど。
日本ってこんなに狭いのに、食文化ってちがうよね~。
関西の人と結婚して一番良かったのは…えぇ、食文化が自然にお勉強できたこと?
なんて言ったら怒られちゃうかしら?
私もズイキの酢の物は初めてでしたが美味しいですね~棒だらもじんわりとした美味しさで、長く食べつがれているのも解ります!cobacobaさんのご実家はどういう味付けなんでしょうか?
その土地ならではのお料理を知るのはホントに楽しいこれが旅の醍醐味で、一番の楽しみですまたどっか行きたいですね~出来れば海外へ~
もう、明日からでも行きたいですよ。
ええ、海外もね。
そこに家族でやっている大きなお総菜のお店があって、
朝の5時から営業しているのです。
メニューはどんどん新しいものを開発していて、500種類は
あるらしいです。
店の名前が分からなくて、まだいけずにいます。
京都...ぜひ一度仕事以外で行きたい(T_T)