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今年のSHSその2

2005-05-17 18:20:08 | 模型

昨日は今年のSHS全般に対する私の計画と結果について報告させて頂きましたが、今日は私にとってはやはり大きなイベントでもありました金属加工の実演について振り返って見ましょう。

さて今回の実演ですがなに戦の例会(いわゆる宴会ですな)の席上、既にほろ酔い加減だった所で楽八首相に“やりまっか?”と聞かれ後先を考えず調子(たまたまDVD撮影の前日でもありちょっとハイテンションだったんですね~)に乗って“いいっすよォ~!”とお答えしてしまったが為に、あれよあれよと言う間に現実のものになってしまったと言うのが正直なところです。もし楽八首相が内容をメールで知らせてくださっていたら余りの大役にきっと辞退していたと思いますがその辺りを見越して仕掛けられたのでしょう、まんまと思惑にはまってしまいました。(笑)

ご存知の通り金属加工の実演は関西AFVの会でも一度させて頂いており、その経験から必要な準備などある程度の要領はわかっていたのですが、今回はありとあらゆるジャンルのモデラーが集うホビーショーですから直前まで構成については悩みました。各論の進め方は静岡入りする2日前には固まっていたのですが何からはじめれば良いのか、いわゆる“モデラー”からの訴求率が高いハンダ付けからやるのか、それとも工作のイロハ通り切断加工からはじめるのか実際に現場で準備をしている間もずっと考えておりました。最後に腹を決めたのは開始直前5分前、小学生ぐらいの子供が“何するの~?”と聞いてきた瞬間です。もしこの子のように金属工作に無縁の方が何となく見に来てくれたとしたら、やはり金属素材が簡単に切断できることを知ってもらうのが大切です。この一言で迷いがふっ切れて昨年の連載通り、切断・曲げ・ハンダ付けの順に実演を進めることにしました。方針が固まって本番が始まってしまえば後はいつもの通りです。基本工作の注意点を実際の作業を見てもらいながら出来るだけ解りやすく説明して、皆さんのご協力のおかげでほぼスケジュール通り1時間55分(タミヤの平田さんに言われていたのは2時間でした)で実演を無事終えることが出来ました。熱心にお聞きいただいた当日初対面の皆さま、サクラをして頂いた皆々さまに改めて御礼申し上げます。

え!?緊張したかって?そりゃ緊張しないと言ったらウソになりますヨ。ただ、てっきり雛壇の上でやるものとばかり思っておりましたので、前日の松岡さんの実演が会場の片隅でこじんまり行われているのを見てスーッと気が楽になり、ほぼ平常心で本番に臨むことができました。これも主催側であるタミヤの平田さんの心細やかなご配慮だったと思います。平田さんはじめ当日ご協力いただいたスタッフの皆さま、ありがとうございました!