いよいよ暑くなってきましたね。
先週の土曜日(6/17)はエアロビック大会の審判員をさせていただきました。
冷房が入っていても、人の出入りが多い体育館は熱気が篭ります。
そのような中でも、暑さに負けない爽やかな演技を披露した選手たち。
そして、早朝から深夜まで、陰で大汗をかきながら大会運営がスムーズに運ぶようにご尽力いただいている連盟やボランティアの方々。
皆様の頑張りを身近で感じることができ、おかげさまで、こちらも元気をいただくことができました。
(もう直ぐ本格的な夏が来ますね〜、熱中症に気をつけて身体を動かしてきましょ。)
さて、今日はエクササイズを提供する際の「汎用性」について、思うことを書いてみました。
【汎用(はんよう)】
「さまざまな用途や分野に用いることができるさまを意味する語。特定の用途や対象に特化せず、ある程度『何にでも使える』状態であることを意味する。」(Weblio国語辞典より
私は普段、パーソナルセッションにてクライアント各々の身体の状態に合わせ、その方のご希望に合うように運動を提供させていただいています。
そこには「汎用」の対義語である、クライアント「専用」の運動提供があります。
それでも、目指すのは身体の「汎用性」を高めること。
つまり、いろんな状況や環境に応じて、クライアントが身体をうまく使えるようにすることです。
なんだか面白いですね。
また、使うエクササイズも、たくさんの方に適応しやすい汎用性の高いエッセンセンシャル(根源的な)エクササイズから始めることがほとんど。
このようなエクササイズは、クライアント個々の特徴も見つけやすいので、そこから個別の特徴に合わせ、提供するエクササイズや指導法をカスタマイズしていく流れになります。
一般的な流れのなかで、常に反応をモニタリングし、予定していたエクササイズを修正しながら先に進む。
何事も、基本は同じなような気がしています。
目新しくて、なんとなくカッコ良さそう(笑)なエクササイズの前に、まずは基本を丁寧に。
地味なようですが、基本のエクササイズを通して、奥深い身体をクライアントと共に試行錯誤しながら探究する。
このことが、逆に「動くこと」や「自分の身体」を、いつまでも新鮮で楽しいものにしてくれていると感じています。
クライアントと共に身体への「気づきを高める」こと。
これは、今まで気がつかなかった、自分の中にあるエネルギーの鉱脈を見つけるような感じ。
もうね、楽しいったらありゃしない🤣
そういえば!!!
身近にあって、最も「汎用性」が高いのに、持ち主「専用」にカスタマイズされているものといえばこれ。
そう、スマホ!
スマートフォンに例えると、私が行なっているのは内蔵されたハードウェア(あのCPUとかメモリとかストレージとか、よくわかんないやつ💦)を良くして「サクサク」動けるようにすることに似ているのかもしれません。
スマホのハードウェアは知らんけど🤣身体のことは突き詰めていきたいな。。。
今日は「汎用性」から感じたことをブログってみました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
では、来週〜。
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