やおぶろ vol.2

スキー大好き、やおりのブログ。

カナダ旅記-10

2007-04-10 | Canada 2007
2月12日/滑走2日目。

今日はビレッジから見上げて右側、ウィスラーマウンテンを滑る。
今日のうさぎさんチーム担当ガイドは、ミエコちゃん。
今日のうさぎさんは、4人。

4人ってつまり、やん様・はるさん・もんち・あたし。

プライベートガイドじゃん♪
ミエコちゃん、去年も駐在していたけれど、ガイドしてもらうのは
これが初めてだ。よろしくね。

ゴンドラで上がりながら、ミエコちゃんと改めて自己紹介。
彼女は我らを覚えていた。
「去年はカオルチーフのお客さんってことで、大人数のグループで
 いらしてくださいましたよね?
 それで確か、立て続けにケガ人が出ちゃって……」

「2日目のケガ人はわたしです」 やん様即答。
「3日目のケガ人はわたしです」 もんち即答。


「まぁ~~、そうだったんですかぁ!(驚) それじゃあ今回は、
 去年滑れなかった分までガツッと滑りましょうね!」

ミエコちゃん、張り切る。

山の上は期待どおり、いや、期待以上に積もっていた。しかも今は
晴れている。ビューティフル・パウダーDay♪
ラウンドハウスから板を担ぎ、PIKA'S トラバースをしばし登る。
昨日の酸欠体験がトラウマだが、パウダーのためと自分を励ます。

道すがら、ミエコちゃんから、昨冬の『スキー家族 若手ガイドに
連れられ禁止エリア昼抜き腹ペコ滑走3時間30分』(?)の節は、
なんとサンちゃんら当該ガイドだけでなく、カオルチーフ下の若手
全員が反省文を書かされた旨、激白を受ける。
鬼チーフ、カオル。

PIKA'S トラバースの左手には「バックボウル」という名の斜面が
広がっている。スト~ンと落ちていて斜度もそこそこ。パウダーを
滑るには最適だ。
飛び込むのによさそうなポイントを決めて板を下ろし。少し休憩。

「まずは私が様子を見てきますね」

そう言ってミエコちゃんが滑り出した。
偵察部隊を標榜してのスタートだったけど、その背中はどう見ても
ものすごく楽しそう。キャッキャと声もあがっている(笑)
我らもこうしちゃいられない。

それっ! とボウルに飛び込むと、
フレッシュパウダーが舞い上がった。


ソフトパウダーをたっぷり味わい「ハーモニーエクスプレス」へ。
いや~、最高の朝ごはんだったね~♪ なんて、みんなご機嫌だ。
次いで、新設リフトの「シンフォニーエクスプレス」を目指したが、
アバランチコントロールが終わらず、まだオープンしていない。

もう一度、ハーモニーエクスプレスを目指すことにして、今度は
ハーモニーリッジから雪庇ダイブに挑戦!……は、ムリ。
一応、滑走エリア内で正規に解放された場所なんだけど、雪庇から
斜面に飛び込むなんて怖いよ。スタートしてすぐのところなんか、
えぐれちゃってて足場がないじゃん。



雪庇 せっぴ: 読んで字のごとく「雪の庇(ひさし)」
吹きつける風が雪を稜線から徐々に押し出してできる
(イラストはイメージです)



結局、数カ所あるスタートポイントのうち、一番小さくて、すでに
大勢の人に踏まれて滑りやすくなっている、ジャンプの必要がない
箇所を選んで、それでもへっぴり腰でドロップイン。
ちょっと怖かったけど、おかげでパウダーがたっぷり残った斜面に
アクセスすることができた♪

滑っても、
滑っても、
パウダー♪

見渡せば、
まだまだ、
パウダー♪

4人+ガイド。わずか5人の少数部隊は、滑りのペースも快適だ。


B3の乗り心地もいい。
軽い板なのに安定がよくて、ブレたり、フラついたりしないね。
ふんふんなるほど。こういう板か(言うほど分かっちゃいない)


充実の午前中を過ごして、あっという間にランチタイムだ。

最新の画像もっと見る