カダナ旅記-91

2月23日／パノラマ。



ズタズタパンツをいじる


大きな大きなパノラママウンテン。表情豊かな数々な斜面を、澄んだ
青空の下、お陽さまを浴びながら滑る。ちょっと暑い。

さっきの「焚き火ツリー」の反動もあり、午後はあまりガツガツせず、
かといって決してダラダラもせず、目の前に現れる斜面に身を預ける
ように滑る（ぶっちゃけ、疲労は否定しない）

それにしてもいい山だねパノラマは。午後になっても整地はビシッと
フラットなまんまだし、自然の地形そのままのコースは起伏に富んで、
とてもチャレンジング。

そんな山の魅力を、この青空がみごとに引き立ててくれているようだ。


パノラマ満喫中


最終日がこんなにスカッと晴れると、何だかありがたい気持ちになる。
「パウダー大好き」のみんなが集まるカオル企画なので、やはり雪に
恵まれるに越したことはないけれど、旅の総仕上げとなる今日という
日にこれだけの青空って、ギフトだね。

みんなと滑った6日間、その前にウィスラーで滑った1週間、あれこれ
思い出されるね。と、早くもフィナーレモード。



どこからか『蛍の光』が聞こえてくるような…


いやいやまだまだ。


ビデオタイムには、あいちゃん、くみどん、もんち、つ●こが美しい
フォーメーションスキーを披露してくれた。急ごしらえとは思えない
息ピッタリのみごとな滑走に一同拍手。
このフォーメーション、本当にきれいだったな…。フィナーレモード。


いやいやまだまだ。


コブと低木のエリアでは、もりりんがまたしてもやん様の尾行に失敗。
きょろきょろと辺りを見渡しながら、

「あれ、あれ？ やん様、やん様はどこ？」とやっている。


もりりん。やん様捜索中


まぁね、やん様はすごい滑り手だからね。あの滑りを見ちゃったら、
男が男に惚れる、そんなことも当然アリだとは思う。
だけどもりりんの入れ込みようはすごい。
しんちゃんがゆきちゃんにズキュ～ンだったように、
もりりんもやん様にズキュ～ンだったんだな。きっと。

それにしてもやっぱり面白いので、


「落ち着きなよもりりん。恋は焦らずって、歌にもあるじゃん。
　それになによりやん様は、束縛されるのが嫌いだってさ～♪」


と、みんなでいじると、もりりんは、


「だって、だって、恋は盲目なんですぅ～～！」


と、叫んだ。高らかに。







うへぇ。





もりりん、
本気すぎる（笑）






コラボ旅記　カオルブログ『孤高のハダカの王様』
「その時ガイドは……!?」連載はすでに終了しています。
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