今年の孫(凛々しくなった)
八十八夜はよく耳にする響きの良い言葉だ。しかしこの言葉を長い期間、気にすることもなく過ごしてきた。
「おうち歳時記(成美堂出版)」をみると、立春から八十八日目の1日をさし、春から夏へと移る季節の堺目のこととある。さらに農家ではこの日に種もみをまく目安の日とあった。
2016年の今年は閏年、オリンピックの年だ。そのため5月1日が八十八日目に当たる。稲の種もみを蒔く日とは---。サラリーマンで転勤族だった私、気にせずに過ごせたことも頷ける。
現在故郷に帰って季節の移ろいを楽しみながら毎日を過ごしているが、キュウリやカボチャなどの定植時期とも重なっていることに気付く。今年も幾種類かの野菜を定植した。改めてより深く、畑の野菜の種まき時期と暦上のとある1日とを繋ぐ八十八夜を意識している。
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