2021年3月
卒園式が3月25日に開かれた。今年度はコロナ禍であり、年長クラスであったが感染拡大への配慮をしっかりしながらの園生活であっただろう。
共稼ぎをしている親はこの保育園に赤ちゃんの時から保育をお願いしている。1年1年大きくなりやっと3年保育と言われる年齢に達する。最初のうちは、運動会で遊戯をするも、「うちの子は本番に弱い」と親がフォローした。少しおくて気味。絵本は好きで、出会った時には「これ読んで」と次々持ってくる。「チハ君も読んで聞かせて」と促すと、覚えていて読んでくれた。年長頃から公文の勉強を始めた。その夏頃からか「これいっしょにやろう」とパッドを使う質問形式の問題に取組んでいた。幾度かすでにチャレンジしたのかスラスラと解いた。そんな孫が卒園する。一人で次の歌詞を歌った。
お泊り保育の夜ご飯 美味しくて食べ過ぎた
お父さんのお話面白いよ お母さんのやさしさうれしいよ
これからは小学生国語を頑張るよ
絵本好きのせいか国語が得意なようだ。考えながらの理由か、ゆっくりと話をする。付属の小学校へ入学する予定となっている。伸び伸びと育って欲しいと願う。保育園にはコロナ禍を含めて6年間お世話になった。母親の説明によると、コロナ禍であっても対応を考え工夫して、イベントもすべて実施できたという。そして愛情たっぷりに、育てて頂いたようだ。心からお礼を申し上げます。