山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

朴の花は6月を告げる……はず

2021-05-16 | めぐる季節と自然
雨。
ザ・雨の日、とほめてあげたくなるような、ブレのない雨の日。
雨が自信をもって降ってる。
空もどーんと暗い。

そんな中でも散歩する。先日出先でやむを得ず買った透明のビニール傘は、景色が良く見えるのですごくいい。周りの樹々の緑も、遠くの山も、灰色の空も楽しむことができる。こんなことならもう普通の傘は買わず、ビニール傘ひとすじでいってもいい。ビニール傘も昔のペランペランのではなくしっかりしたのになっている。都会を歩くときも周りの人や車にすぐ気づけるから安全性も高いと思う。

ということで、こちらでも梅雨入りしたんだろうか。
2、3週間早く進んでいた季節も次第に修正されていくかと思ったら、そのまま進んでいるようだ。
朴の花が咲いたらそろそろ朴葉餅やら朴葉寿司の季節。それは普通は端午の節句の頃であり、現在の暦では6月である。まだ心の準備ができていない。モノの準備もできていない。米粉とか。小豆あんとか。

少し下の方では10日ぐらい前から咲いていた。知人のいる伊豆では5月に入ってすぐ咲き始めたという。

朴の木は岐阜県、長野県ではすごく多いのだけど、伊豆や四国ではそれほど多くないということ。岐阜県、長野県で朴葉の利用が盛んなのはやはりどこにでもあるからということだろう。こんな便利な葉っぱがあまり手に入らない人たちはかわいそう(無駄に優越感)。

とりあえず、梅雨入りおめでとう。





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