わが家の庭の栗の木の花が咲きました。この栗の木、今から30年ほど前にボクが植えた栗の木の2代目です。
わが家にはボクが子どもの頃から大きなクルミの古木はあったのですが栗の木はなく、「子どもたちと一緒に栗拾いなんていいなぁ…」と思いつきでホームセンターで苗を購入したのが、確か上の子(今年40になります)が小学校の頃だったと記憶しています。
しばらくは栗拾いや栗を使った料理やお菓子作りなどで(ボクはほとんど「拾う人」と「食べる人」ですが)家族で楽しんだ期間が続きましたが、ある年に栗の木は病気で枯れてしまいました。ところが、自然の力ってすごいですね。いつの間にか落ちた栗の実から芽が出て、2代目の栗の木が大きく育ちました。それが今の栗の木です。
はい。これが栗の花です。随分たくさんの花が見られましたので、今年の秋は栗の実が豊作かもしれません。
ところで、栗の花が「栗花落」や「墜栗花」(「ついり」と読みます)と呼ばれ、梅雨を知らせる花とされているのを知っていますか?「栗花落」の「ついり」という言葉は、「ついり」→「つゆり」→「つゆいり」、梅雨入りの意味だそうです。「栗の花が落ちると梅雨入りする」っていうことなのですね。
今日の記事には貼り付けた2枚の画像は先週末に撮影したものなのですが、栗の花が終わりを告げようとしている昨日、新潟県も「梅雨入り」が発表されました。まさに「栗花落(ついり)」による「梅雨入り(つゆいり)」ですね。「季節と共に生きている」って実感しています。