タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

竹プラスチックだと?!

2022年03月09日 | 竹と生きる

今日のNST(フジテレビ系)の夕方の情報番組「ライブ・ニュース・イット」で、興味深いニュースが流れました。

経済部の安宅記者がピックアップした話題で、「竹の活用で脱プラスチック」という内容でした。主旨はもちろん「石油製品であるプラスチックから脱却し、自然の素材である竹を活用しよう」という、SDGsな発想です。

ボク達の周りに溢れているプラスチック製品の代わりに、竹を原料とした素材を使うなんて、なんて大胆な発想でしょう。ボクらの今までの発想は、「竹を砕いてチップやパウダーにして何か活用できないかな?」だったわけですが、「それを使ってもう1回モノを作ろう!」っていうわけですから、すごい発想ですよね。

仕組みを簡単に説明すると、竹を粉末にした後にデンプンなどを加えて天然素材の「モドセル」を作り、それを加工してコップやスプーンなどの食器を作っちゃうんだそうですよ。

すばらしいのは、これらの竹プラスチック製品が電子レンジでも使えるってことです。今や食器が電子レンジで使えるか否かっていうのは、キッチン家事を進める上での大きな問題ですからね。さらにもうひとつ。

これら竹プラスチックの製品は、土に戻せば2年以内に分解して自然に帰るというこ特徴があります。半永久的に分解せず、環境問題に大きな影を落としているプラスチック製品とは大きな違いです。海洋プラスチックによる環境破壊の問題なども、最近は耳にすることが多いですからね。

こんな「すぐれもの」の竹プラスチックって、いった誰が考えたの?コストはどうなの?わが家の竹は活用できないかな?誰に聞けば詳しく教えてくれるの?など、いろいろ知りたいことが次から次へと湧き上がってきたのですが…

実はこれ、番組内の「取材部ネタプレ」というコーナーの中で紹介された4つの話題の1つでした。このコーナーでは4人の記者がイチオシのネタをプレゼンし、その中から司会の加藤綾子アナが選んだネタ1つだけが、その後で詳しく報道されるという仕組みになっています。残念ながらこの「竹プラスチック」の話題は、加藤アナの好みではなかったようでした。

でも「竹の有効活用」について考えている人たちが、全国にはいろいろいらっしゃることが分かり。とても嬉しかったです。フジテレビからは、ぜひこのネタを取材してきた安宅記者に、今後このネタの詳細を発表する場面を設定して欲しいと願っています。


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