夏の終わりは天気の悪い赤城山をぶらぶらと歩く

２０１４年８月３１日（日）　曇り時々小雨

鳥居峠→小地蔵岳→長七郎山→小沼→地蔵岳→大沼→赤城神社→覚満淵→鳥居峠

今週も雨が降ったり止んだりの週末だ。そして、今日で８月も終わりとなる。秋雨前線であろうか、天気がいっこうに前に進まず雨模様の日々が続いている。尾瀬にでも行ってみたいが、今週は小さな尾瀬という歌い文句の覚満淵をからめて、赤城山をぶらぶらしてみようと思う。いつものラジオ深夜便を聞きながら走った。利根川を過ぎ、上武道路でやっと東の空が明るくなってきたが、目の前に眺められる赤城山は雲でその姿はまったく見えない。その左にある榛名山は山の稜線が分かる。これほど赤城と榛名の天気が違うと迷いも生じるが、ここは天候が回復することを信じて赤城山のビジターセンターを目指して車を走らせた。道路横の立て看板には赤城山ヒルクラムという大会があるらしく、早朝からチャリンコの方が大勢走っていた。その大会でもあるのだろうか、かなりたくさんの車と自転車の方が登っている。９：３０から通行止めになるらしい。そんなこんなで、大沼に到着すればマラソン大会がある様子で、どこもかしこも駐車場は満車状態だった。かろうじて鳥居峠が空いていたので、そこへ停める。係の方に訪ねてみれば、今日はマラソン大会で４，０００人位の参加者だという。自転車の大会はこれからで、練習に来ているのではないか、という事だった。いずれにしても今日は賑やかな赤城山になりそうだ。車中で待機していたが、霧雨が止んで、山肌が見え始めたので小地蔵岳へ向けて歩き出した。

＜鳥居峠から＞

＜キオン＞

＜小地蔵岳＞

出発時はスパッツを着けていたが、足が蒸れてしまうので外した。山道は広く、草もない。それが、小地蔵岳へ分岐する辺りから笹が生い茂り、膝の辺りまでがびっしょりになってしまった。赤城山でも小地蔵岳はまだ未踏の場所だった為、新鮮な感覚だったがあっという間に終わってしまい、次の長七郎山へ足を向ける。

＜マルバダケブキ＞

＜もう秋＞

＜オトギリソウ＞

＜小沼＞

＜ウメバチソウ＞

＜アキノキリンソウ＞

＜トモエシオガマ＞

＜ワレモコウ＞

＜地蔵岳＞

ここに着いてみれば天気が更に悪くなってきた。楽しみにしていた展望もまったくない。温かいラーメンでも食べながら、のんびりしようと考えていたが、これではさっさと下山した方が良さそうだ。ちょっとお腹が空いてきたが、まだ１０時なので我慢する。

＜大沼＞

＜赤城神社＞

やはりマラソン大会のランナーがたくさん走っていた。大沼を周回するコースらしく、片側一車線は通行止めだった。シャトルバスもあったり、どこのお店も客がいっぱいだった。応援する人、走る人、そしてスタッフや新聞社の方々もいる。ただ一人、臭い恰好して、ザックを背負って、登山靴でドカドカと歩き回って赤城神社に到着した。特に何をすることもなく、ただこの橋を撮りたくてここまでやって来た。

＜ノハラアザミ＞

＜覚満淵＞

＜アキノウナギツカミ＞

＜マルバダケブキ＞

＜ノコンギク＞

＜キオン＞

＜ヤマトリカブト＞

＜ノコンギク＞

＜約半日の散策もおわる＞

天気の悪い休日であったが、マラソン大会に自転車、それに団体のハイカーさん達、賑やかな一日だった。せっかく持参したラーメンも食べるチャンスがなく、食べ損ねた感じだ。