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奥秩父や奥多摩周辺の山と花の風景を楽しんでいるデジカメ日記です

はるかな尾瀬(二日目)

2013年07月08日 | さんぽ


2013年7月7日(日) 小雨/曇り

見晴→沼尻→三平下→三平峠→大清水

昨夜は蒸し暑く、尾瀬とは思えない夜だった。深夜2時に目が覚めて、星空でも眺めようかとテントを出たが、生憎雨が降っていた。星空は諦めて再び寝ることにした。


<見晴の小屋>
夜が明けて外が明るくなってきたが、雨が降っている。残念…。テントは気楽でいいが、雨だと何もする気になれない。しかし、雨が止むのを待つわけにもいかず、テントの中で荷造りを開始する。早々に下山して温泉へ入って帰るつもりだ。



<荷造りが終わって、小屋の周辺を散歩する>



<見晴の十字路>



<尾瀬ヶ原>



<煙る尾瀬ヶ原>
小雨になったので見晴の小屋の周辺を散歩した。身支度したハイカーがモヤの中へ消えて行く。アヤメの花びらが滴で重そうだ。私もそろそろ出発しよう。



<段小屋坂>



<白砂田代>
雨が止んで青空も見られるが、今日はコロコロ変わる天気のようだ。沼尻から尾瀬ヶ原、尾瀬ヶ原から沼尻へ。行き交うハイカーでここも挨拶の連発だ。



<白砂田代>



<沼尻>



<尾瀬沼>
沼尻で休憩する。何か飲み物でも買おうとしたが、水ばかり持っても重いだけである。三平峠を越えれば美味い水場があった。そこで補給することにしよう。



<尾瀬沼南岸>
ここは尾瀬沼の南岸だが、残雪の頃に歩いたことを思い出していた。まだ夏道が出ていない季節だった。湖岸に沿って三平峠を目指していたが、入り組んだ岸辺を行ったり来たりしたことを。地図を確認しながら2時間以上も掛けてやっと抜けることが出来た。その時は本気で汗だくだった。



<三平峠下>
小雨がまた降り出してきた。カッパを着れば暑い。着なければ濡れる。この先は樹林帯だ。そのことを考慮すれば、帽子とザックカバーで何とかなるだろうと峠越えをする。途中、小さな動物にいき合った。足元でこちらの様子をうかがっている。ふわふわした大きな尻尾が、まるで絵本から飛び出してきたようでもあった。しばらく見つめているとそのリスは高い木へ上がって行った。尾瀬ヶ原の星空は見られなかったが、久々の尾瀬のテント泊。やはりここはゆっくりと時間が流れていた。

2 コメント

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遙かな尾瀬 (たそがれオヤジ)
2013-07-15 08:59:40
おはようございます。
尾瀬も、この時期は渋くていいですね。ただ、あいにくの雨とはがっかりですね。
ところで、メインテーマ?の見晴の水洗トイレはいかがでしたか。かなりの興味があるのですが。
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水洗トイレ (あんぱん)
2013-07-15 13:23:40
たそがれさん、ありがとうございます。
見晴の水洗トイレは? というと、コンビニ風でしたね。流れる音も爽やかでしたよ。電気も一晩中点いているようでして、夜中の用足しにはまったく問題ありませんでした。ただ、虫が明るい場所に集まってくるので戸締りはしっかりする必要がありますがね。あ、そ~、そ~、トイレットペーパーもちゃんと用意がされていて、使い終わった紙もジャ~、って流してもOKなんです。尾瀬を訪ねた折にはたそがれさんも是非、見晴の水洗トイレを使ってみて下さいね。スッキリすること間違いなしです。おすすめの便所ですよ。ちなみに大の便器が3個、小が2個だったかと思います。山のトイレはボットンが少なくなりました。昨年行った甲武信小屋も確か水洗だったかと記憶しています。建替えられたようでしたね。
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