春になると『梅・桃・桜』が同時に咲き競う小さな城下町『三春(みはる)』
そんな福島県三春町をのんびり散策してみませんか?
「三春」と言うと、皆さんは春の「滝桜」を真っ先に思い浮かべられますが、
少し前までは「三春駒」のイメージが強かったように思います。
「三春駒」は、福島競馬場のゴールポストにも設置されていますから、ご存知の方も多いかと・・・
もちろん夏開催の福島競馬では「三春駒特別」のレースもありますよ
「三春駒」には、こんな伝説があります。
その昔、京の都から征夷大将軍として坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が東北地方にやってきました。
そして、この地で鬼のように恐れられている大多鬼丸を征伐しようとしましたが、長旅の疲れや慣れない土地での戦いのため、
坂上田村麻呂の軍勢は大変な苦戦を強いられたそうです。
その時、どこからか現れた100頭の馬に助けられ坂上田村麻呂の軍勢は見事大勝利を収めました。
不思議に思った坂上田村麻呂が、京都を出る際に僧から贈られた100頭の木彫りの馬が入った箱を開けてみると、
その馬たちはびっしょりと汗にまみれていたそうです。
木彫りの馬が本物の馬になって助けてくれたという言い伝えから、その後「三春駒」が作られるようになったのだとか。
・・・素敵なお話ですね・・・
この三春駒、現在では「日本三大駒」のひとつで、子育てのお守りになっています。
サイズも5センチ~30センチ位まで色々ありますから、お気に入りを探してみてはいかがですか?
謎が解けて良かったです
ちなみに、赤ベコは新潟のすぐ近く、会津の民芸品です。また遊びに来てください
姪は「赤べこ!赤べこ!」と呼んでいましたが (;^_^A
赤べこも福島の特産品(?)ですよね。
三春に親戚がいるので、実家に三春駒があっても不思議ではないんですが、謎が解けてスッキリしました ♪v( ̄(││) ̄)v♪