(公社)やまなし観光推進機構オフィシャルブログ

(やまなしの旬の観光情報をお届けします。)

山梨県企業研修・セミナー誘致研修旅行ツアーレポート

2011-08-30 19:11:04 | 最新情報

山梨県企業研修セミナー誘致研修旅行を8月25日(木)~26日(金)に実施いたしました。

当事業は表題の通り企業の研修・セミナーを山梨県に誘致するため、都内の旅行業者の方々に山梨県らしいメニューを見て、体験していただき、営業や企画に役立たせていただく狙いで企画いたしました。

早速メニューの紹介にです。

1日目 新宿から一路小菅村へ向かいます。到着したのは小菅村東部森林公園。当地で森林保全活動の紹介と間伐体験を予定しておりましたが、朝からの降雨により間伐体験は中止になりました。

   

北都留森林組合の中田さんが明るい森作りの推進や間伐の重要性についてお話いただき、座学にて雨天時プログラムやもの作りの講義を受けていただきました。またチェーンソーの実演もしていただき、多摩源流弁当をおいしくいただき森林整備メニューは終了。

次に向かったのは甲州市勝沼の中央葡萄酒㈱。山梨といえばワイナリー。醸造場の視察やワイン作りの苦労、ワイン産地の街づくりなどについて社長さんよりお話いただきました。

その後高級ワインに酔いしれたのはいうまでもありません。

この日の視察は2箇所で終了。宿泊先の下部温泉へ。地元身延をはじめ県内の団体の方々がお待ちして、到着後は直ぐに研修会へ。

各団体の代表の方々によるプレゼンテーションと質疑応答がありました。山梨の魅力をより一層感じていただけたと思います。

2日目はなんと午前5時前に始まりました。身延といえば身延山。久遠時の朝のお勤め体験。 

全員参加で5時半からのお勤めに参加。荘厳な読経と法主様の法話に煩悩と眠気が吹っ飛びました。

ホテルに戻って朝食。一休みしたところで次のメニューは「企業の農園」がテーマ。担い手不足の遊休農地の開墾体験です。

せっせと草刈りから土おこしまで。汗びっしょりの参加者の皆さん。

こんなにきれいになりました。大豆植えられそうですね、次は。  

遊休農地の開墾から街おこしまでされている遠藤さんに指導していただきました。山梨県庁農政部の方から企業農園の取り組み方についての座学もありました。今度は東京から企業の皆さんを連れてきてくださいね。

昼食は笛吹市芦川に川座敷料理をいただきました。

打たてそばに川魚の塩焼き。ご主人が焼いてくれました。

次は河口湖で自然体験型人材育成研修。カヌー体験を通してチームビルディングをテーマに様々な課題を解決していきます。

 

エコビジョンブレインズの社長さん直々に指導いただきました。

最後に富士北麓公園の施設の視察をして研修旅行は終了しました。

参加者の皆さんにはちょっとハードなスケジュールでしたが山梨県の様々な資源を見て聞いて体験していただきました。次は多くのお客様をつれて添乗員で山梨にお越し下さい。お待ちしております。

 

 


第2回『甲斐の国 古寺参詣と至宝の秘仏を訪ねるバスツアー』実施報告

2011-08-29 22:47:22 | 最新情報

第1回目を5月22日(日)に実施、満員御礼!好評につき続編を企画したところ、またもや完売・満員御礼!の中、第2回目を8月28日(日)に実施しました。

前回は5ヶ寺を訪問しましたが、今回は欲張って7ヶ寺を訪問、さらに昼食は『大善寺の精進料理』をいただくという内容です。

甲府駅南口を出発、バスは甲州市へ向かいます。本日のガイド・山下さん、手作りのガイドブックを片手に、仏像の種類について分かり易く説明、お客様から感嘆の声が上がります。

最初の訪問先『天目山 栖雲寺』、本堂を開け迎えてくれました。

まずは、柱や梁、囲炉裏がすばらしい「庫裡」から「本堂」へ、最初にご住職から法話と読経。

続いて、庫裡裏手の急斜面に広がる「石庭」で「磨崖仏」を鑑賞。

保存庫「伝燈庵」では、「木造普応国師坐像」をはじめ多くの寺宝を拝観、さらに「古鐘」や「武田信満の墓所」など、文化財の宝庫です。

帰りには、ご住職にお見送りをいただきました。

2番目の訪問先は、武田勝頼の墓が残る『天童山 景徳院』です。

下の広い駐車場にバスを停め、登っていくと「山門」です。

山門の二階部分には、「十六羅漢像」が安置されているそうです。

「本堂」と「旗竪松」を鑑賞

さらに、「甲将殿」と「武田勝頼主従の墓」をまわり、「没頭地蔵」を見て下りてきました。

3番目の訪問先は、『柏尾山 大善寺』、昼食もここでいただきます。

「山門」の迫力に圧倒され、さらに階段を登ると国宝の「本堂(薬師堂)」、何ともいえない情趣を醸しています。本堂では「木造十二神将立像」や多くの寺宝を拝観しました。

時刻は12時40分、前半の3ヶ寺は徒歩での登り下りが多く、お腹もペコペコ。

お庭の見える広間で、精進料理をいただきました。                                       小鉢だけでも10以上あり、皆さんとても満足されていましたが、我が家の食卓が恨めしく感じられました。

風情のあるお庭

4番目の訪問先は、甲州市から笛吹市へ移動、『往生山 九品寺』です。                        本堂内でガイドによる説明と「木造阿弥陀如来立像」を拝観、慶派の流れを汲むともいわれる像です。

5番目の訪問先は、『竜玉山 称願寺』、山梨では数少ない時宗のお寺です。                        こちらの収蔵庫は、雨天時拝観不可のため雨が心配されましたが、幸いにも「木造他阿真教上人坐像」を拝観することが出来ました。

本堂にも、数点の像が安置されています。

境内には、黒駒勝蔵の墓がありました。

6番目の訪問先は、笛吹市から甲府市に移動、『悟道山 安国寺』です。                    「木造釈迦如来坐像」を拝観しました。

7番目の訪問先は、甲府市から中央市へ移動、『飯室山 大福寺』です。本堂の左手奥の「薬師堂」には、像高280センチにおよぶ巨大な「木造薬師如来坐像」が安置されています。

薬師堂の前で、皆さん何やら落ち着かない様子です。

扉が開くと奥に大きな黒い影が、異様な雰囲気。

ついに姿を現す。

離れてみると、お腹から下は地面の中、立っているように見えます。

巨像に驚いた後は、同寺の墓域に建つ「浅利与一の墓といわれる層塔」を見学、ご住職から「シルクの里公園」の説明を受け、予定7ヶ寺の訪問は終了しました。

最後に、「道の駅 とよとみ」に立ち寄りお買物、17時25分に甲府駅南口へ到着、予定通り無事終了しました。7ヶ寺の関係者の皆様、ご協力ありがとうございました。

お客様からは、3回目はいつ行うのか、こんなところを訪問して欲しいなど、3回目実施のリクエストや要望をたくさんいただき、実施側としましては、とても大きな励みになります。                                                               皆様、本当にありがとうございました。

次回、第3回は11月27日(日)を予定しており、9月中旬頃には募集を始める予定です。 

乞うご期待ください!!


花鳥風月ツアー「富士山の上で100人でおにぎりを食べてみ隊」 報告レポート

2011-08-24 14:07:07 | 最新情報

8/22(月)~23日(火)、Hope笛吹さんとの合同企画

花鳥風月ツアー「富士山の上で100人でおにぎりを食べてみ隊」 がおこなわれました。

 

<22日>

出発日、心配されたお天気も徐々に回復し、出発時には空に明るさが出てきました。

朝9:10 1号車甲府駅組が出発です。

 

石和温泉駅にて、2号車石和温泉駅組と合流。ちなみに石和温泉駅前には足湯があります。

 

合流した2台は第3集合地点の富士北麓駐車場へ向かいます

 

今回のツアーを一緒に企画したHope笛吹の代表理事である神宮司忍さんは、言わずと知れた山梨県笛吹市出身のバンド『レミオロメン』のドラムを担当している神宮司治さんのお兄さんです。お二人そっくりですね

そんな訳で、今回のツアーのお客様は、レミオロメンFAN(気づけば忍さん&日原さんFAN)の方が沢山いらっしゃいました

富士北麓駐車場に向かう1号車のバスの中では、レミオロメンと同郷であるスタッフの中村さんからレミオにまつわるローカルなお話が。
峠道が苦手と言いながら、マイクを離しません・笑

皆さんは、レミオのメンバーの出身地を標高順に並べることができますか??

正解は、(標高が高い順から)藤巻さん⇒前田さん⇒神宮司さんだそうです。ローカルトークですね。

中村さん曰く、藤巻家は標高が一番高いから肺が鍛えられていて一番声が出るはずだ。ということで、藤巻さんがボーカルになったそうです。
しつこいようですが、「中村さん曰く」です。

そんな、レミオにまつわるローカルなお話を聞きながら、出身地である笛吹市御坂町を抜け、富士北麓駐車場に到着・合流し、ツアー参加者全員を乗せたバスは、富士スバルラインを通っていよいよ富士山5合目に向かいます

バスの中では、「ジンギスカン」のオープニングソングとともにHopeの忍さん登場

ケロロ軍曹になった日原さん

 

朝からテンション絶好調でステキなお二人です

バスからは青空&雲海が見えました。

 やっぱり富士5合目って高いですね。

 

12:05予定より早く5合目に到着。雲上閣さんで昼食をいただきます

  

スタッフ紹介・結団式の様子 

みんなで富士山のぼるぞー!おー!! 気合いを入れます

今回のツアーは、参加者71名・スタッフ10名・登山ガイドさん2名の83名という大所帯です。

 

さて、5合目広場に集合し、いよいよ出発!

ガイドの須山さん、逆瀬川さんから注意事項を聞き、再度気合いを入れなおします。 

 

13:50 みなさんの大事なおにぎりを運ぶおにぎり隊4名を残し、5合目(標高2305m)からいざ出発です

 

6合目まではなだらかな道が続きます。

 

※なだらかでも、ゆっくり登り始めることが登頂の秘訣です。楽な道だからと言って、スタスタと歩いてしまうと、体が慣れず、高山病にかかりやすくなってしまいますので意識的にゆっくりと、こまめに休憩をとりながら進みましょう。

写真を撮ろうとすると、ご自慢の頭を出してくる日原さん・笑

  

 

ここから登り道になります 

気づけばこんなところで写真を撮っているフットワークの軽いお二人 

 

 

14:45 約1時間かかり6合目(標高2390m)に到着。青空が広がります。

 トイレはチップ制(2~300円)です。富士登山の際は、小銭を多めに持ちましょう。

下山道との分岐点。登りは上を行きます。

ジグザグな登り道が続きます  

 一面の雲海とともに、虹が

7合目の山小屋が見えてきました。結構な岩場です。

 

今回宿泊する7合目「鳥居荘」さんは鳥居の先です。もう少し!

 

17:50 登り始めから4時間かかり鳥居荘さん(標高約2900m)に到着 

早速皆さまお待ち兼ねのカレーをいただきます

   おいしすぎる

外では、と~ってもキレイな満天の星空が見えました(写真ではうまく撮れず残念です)

 

そして、スタッフによる夜の秘密の会合の様子をこっそりご紹介

  

 

大勢で食べて、泊まって、大人になると中々できない経験で、とっても楽しかったです。

 

<23日>

強風のため出発時間を遅らせ、翌朝5:00お世話になった鳥居荘さんを後にし、山頂を目指します。

降りしきる雨・・・岩場が続きます。滑らないよう気をつけながら登ります。

 

晴れ間が。山の天気は本当に変わりやすいです。

7:20 8合目白雲荘さん(標高3200m)に到着。

日本2位の山「北岳(標高3193m)」よりも高い、この日本一の場で、今回のツアータイトルにもなっているおにぎりと全員で記念撮影です。

 

8:00 8合目(標高3250m)元祖室さんに到着。

晴れては来たものの、あまりに風が強すぎて、これ以上の登山は危険なため、ここでやむなく下山することに。

 

 

 元祖室さんの粋な計らいで、レミオロメンの曲を流していただき、ライブ会場さながら、みんなで合唱。登頂できず残念でしたが、まさか富士8合目でみんなでレミオの歌をうたえるなんて・・・とても良い思い出になりました

 

9時すぎ、下山開始。

 

時折河口湖・山中湖などが覗く壮大な景色を見ながら、ひたすらジグザグ道を下ります。ヒザにダメージがきますので、ストック・膝サポーターがあると良いです。

 

 

途中、今日23日が誕生日という阿部さんの誕生時間である10:00をみんなでカウントダウンし、birthday songでお祝いです

続けて昨日22日が誕生日だったスタッフ小林さんへも歌のプレゼント

それぞれ新たな門出を皆と富士山で迎えたお二人。より一層、良き1年となりますように・・・おめでとうございます

 

8合目から、休憩を沢山挟みながら、下り続けて4時間半。13:30 五合目に全員無事到着しました。

 

 

ここでまた皆で記念撮影

 

山頂まで行けなかったことは非常に残念でしたが、参加者71名、その内のほとんどが富士山初挑戦だったにも関わらず、誰一人欠けることなく全員で8合目まで登れたことは、本当に良かったと思います。

これも偏にガイドの須山さん・逆瀬川さんの絶妙なペース配分、目配りのお陰です。本当にありがとうございました。

また、ご参加くださった皆様、忍さん&日原さん、ラジオパーソナリティ渡部郁子さん、様々に支えてくださった関係者の皆様、心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。また富士山リベンジしましょう

 車中で忍さんが紹介した富士山です

 

・・・そして、山ガール&山ボーイの皆様に朗報です!
山梨県には、富士山ほど意気込まず、もっと気軽に登ることができる山も沢山あります。
こちらの「山梨トレッキングガイド」を参考に、次の山を決めてみてはいかがでしょうか
http://www.yamanashi-kankou.jp/pamphlet/documents/yamanashi_trekking.pdf

 


ひし丸と謙信公祭り応援!!

2011-08-23 10:46:39 | 最新情報

8月21日上越市で行われている謙信公祭りにひし丸と伴に応援に行って来ました。

川中島の合戦を再現した場面は迫力がありました。

ひし丸は鳥もっちゃん達と祭りを盛り上げるよう頑張りました。

ひし丸談  Gackt謙信は、とてもりりしくてステキだったまる。

ひし丸も大きくなったらGackt謙信のように、武田菱丸参上って言えるように頑張るまる。

 

 


第3回 韮崎市穴山町ふれあいウォーク「新府の桃と歴史探索」

2011-08-22 18:06:17 | 最新情報

8月21日(日)、第3回 韮崎市穴山町ふれあいウォークを実施しました。

参加者は21名、県内4名・県外17名と県外の方が多く、都市農村交流の見地からも穴山町を知っていただく良い機会となりました。

あいにくの雨模様ですが全員出席、スタート前に地元ガイドから穴山町の概要を説明。

最初は、能見園 河西ワイナリー、1918年創業の小さなワイナリーです。昔ながらの製法で、地元の良質な葡萄を搾ったワインです。試飲はウォーク終了後の昼食時に行います。
庭には、ワイナリーの息子さんが中学生時代に造った竪穴式住居があり、マスコミにも度々紹介されています。

次は、新府桃共選所へ向かいます。雨は少し小降りになりました。

新府桃共選所到着、組合長さんが説明してくれました。
あと数日で今年の桃は終わるそうです。桃共選所だけあって、柱や梁がピンク色に塗られています。

特別に、共選の様子を見せていただきました。小学生の頃の「社会科見学」を思い出しました。

この桃は「新府白桃」だそうです。

組合長が、帰りに見送ってくれました。「また来年も来てね!」と温かく、皆に声をかけてくれました。

共選所の後は、いよいよ桃農場です。雨は止んでいます。

桃農場ではテントを用意、最初に試食させていただきました。

場長より桃狩りの注意事項についてレクチャーを受け、桃狩り開始です。

場長の奥様が保護ネットをかけてくれます。

桃狩りの次は、由緒ある穂見神社へ向かいます。また雨が降ってきました。

途中、広大な田があり、稲が元気に育っています。

穂見神社へ到着、道路からは見えないところに、素晴らしい彫刻が施された社殿があります。地元でも知らない人がいるそうで、まさに、ウォークをして始めて気が付くことです。                                                                           地区の区長さんが説明してくれました。また、区の女性の方から、お茶のお接待を受けました。訪ねる所々で温かく迎えていただき、地元の方との距離がとても近く感じられます。

穴山町ふれあいホールへ戻る途中、石水発祥の池に立ち寄り、美味しい水をいただきました。

雨もあり、ふれあいホールには予定より25分程遅れて到着、地元の婦人部の皆様が作ってくれる定番の昼食「おいしいお米 農林48号のおにぎりと豚汁」をいただきました。                                                                                                                 気温も低め、雨で冷えた体に、豚汁が沁みわたります。                                   河西ワイナリーの赤ワインも美味しかった。

雨のため多少コースを変更、了解を得て割愛した場所もありましたが、皆様には最後まで歩いていただきました。                                                            また、共選所の組合長から思わぬ桃の差し入れがあり、一人3個のお持ち帰りに大喜び、桃尽くしのウォークとなりました。

今回、7月から8月にかけて3回のウォークを実施し、50名程のご参加をいただきました。                                                                                                     今後も、穴山町ふれあいホール様とご一緒に、ツアーを実施していく予定です。 

ご参加いただいた皆様、地域の関係者の皆様、心より御礼申し上げます。