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第2回『甲斐の国 古寺参詣と至宝の秘仏を訪ねるバスツアー』実施報告

2011-08-29 22:47:22 | 最新情報

第1回目を5月22日(日)に実施、満員御礼!好評につき続編を企画したところ、またもや完売・満員御礼!の中、第2回目を8月28日(日)に実施しました。

前回は5ヶ寺を訪問しましたが、今回は欲張って7ヶ寺を訪問、さらに昼食は『大善寺の精進料理』をいただくという内容です。

甲府駅南口を出発、バスは甲州市へ向かいます。本日のガイド・山下さん、手作りのガイドブックを片手に、仏像の種類について分かり易く説明、お客様から感嘆の声が上がります。

最初の訪問先『天目山 栖雲寺』、本堂を開け迎えてくれました。

まずは、柱や梁、囲炉裏がすばらしい「庫裡」から「本堂」へ、最初にご住職から法話と読経。

続いて、庫裡裏手の急斜面に広がる「石庭」で「磨崖仏」を鑑賞。

保存庫「伝燈庵」では、「木造普応国師坐像」をはじめ多くの寺宝を拝観、さらに「古鐘」や「武田信満の墓所」など、文化財の宝庫です。

帰りには、ご住職にお見送りをいただきました。

2番目の訪問先は、武田勝頼の墓が残る『天童山 景徳院』です。

下の広い駐車場にバスを停め、登っていくと「山門」です。

山門の二階部分には、「十六羅漢像」が安置されているそうです。

「本堂」と「旗竪松」を鑑賞

さらに、「甲将殿」と「武田勝頼主従の墓」をまわり、「没頭地蔵」を見て下りてきました。

3番目の訪問先は、『柏尾山 大善寺』、昼食もここでいただきます。

「山門」の迫力に圧倒され、さらに階段を登ると国宝の「本堂(薬師堂)」、何ともいえない情趣を醸しています。本堂では「木造十二神将立像」や多くの寺宝を拝観しました。

時刻は12時40分、前半の3ヶ寺は徒歩での登り下りが多く、お腹もペコペコ。

お庭の見える広間で、精進料理をいただきました。                                       小鉢だけでも10以上あり、皆さんとても満足されていましたが、我が家の食卓が恨めしく感じられました。

風情のあるお庭

4番目の訪問先は、甲州市から笛吹市へ移動、『往生山 九品寺』です。                        本堂内でガイドによる説明と「木造阿弥陀如来立像」を拝観、慶派の流れを汲むともいわれる像です。

5番目の訪問先は、『竜玉山 称願寺』、山梨では数少ない時宗のお寺です。                        こちらの収蔵庫は、雨天時拝観不可のため雨が心配されましたが、幸いにも「木造他阿真教上人坐像」を拝観することが出来ました。

本堂にも、数点の像が安置されています。

境内には、黒駒勝蔵の墓がありました。

6番目の訪問先は、笛吹市から甲府市に移動、『悟道山 安国寺』です。                    「木造釈迦如来坐像」を拝観しました。

7番目の訪問先は、甲府市から中央市へ移動、『飯室山 大福寺』です。本堂の左手奥の「薬師堂」には、像高280センチにおよぶ巨大な「木造薬師如来坐像」が安置されています。

薬師堂の前で、皆さん何やら落ち着かない様子です。

扉が開くと奥に大きな黒い影が、異様な雰囲気。

ついに姿を現す。

離れてみると、お腹から下は地面の中、立っているように見えます。

巨像に驚いた後は、同寺の墓域に建つ「浅利与一の墓といわれる層塔」を見学、ご住職から「シルクの里公園」の説明を受け、予定7ヶ寺の訪問は終了しました。

最後に、「道の駅 とよとみ」に立ち寄りお買物、17時25分に甲府駅南口へ到着、予定通り無事終了しました。7ヶ寺の関係者の皆様、ご協力ありがとうございました。

お客様からは、3回目はいつ行うのか、こんなところを訪問して欲しいなど、3回目実施のリクエストや要望をたくさんいただき、実施側としましては、とても大きな励みになります。                                                               皆様、本当にありがとうございました。

次回、第3回は11月27日(日)を予定しており、9月中旬頃には募集を始める予定です。 

乞うご期待ください!!


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