(公社)やまなし観光推進機構オフィシャルブログ

(やまなしの旬の観光情報をお届けします。)

甲府城跡鉄門復元工事見学会に参加してきました

2011-08-20 15:55:20 | 最新情報

県指定史跡甲府城跡鉄門復元整備事業の関連企画「ひらけ!玉手箱」の特別イベント鉄門工事現場見学会が8月20日にありました。

工事現場が見れる機会はそうそうないので楽しみでした。

参加者は40~50人くらいでしょうか。勉強熱心な方が多く見られました。

現場に早速潜入。ただしヘルメットはちゃんとかぶってね。

うちの事務局長はヘルメットちゃんとかぶれたかな・・

当日は雨模様。現場に入ってびっくり。ブルーシートに囲まれた工事現場・・。大切な門は雨に濡らしてはいけないのです。

そこで埋蔵文化センターの方々も考えました。

現場に専門家と職人さんをよんで詳しい説明をしていただきました。本物は出来てからのお楽しみということで・・

「ひのき」と「けやき」の違いを紹介。

さらに職人さんが手斧(ちょうな)の使い方の実技。 

  55年ものの松。

 

面白かったのは‘つぎて‘の技の紹介。釘をつかわずに木をつなぐ‘つぎて‘。

「ありほぞ」「かまつぎ」「ほぞさし」「さおつぎ」「かなわつぎ」などがあるそうです。匠の技に感心。

その後

 石垣の週修復現場、甲府城最古の絵図が初公開されている稲荷櫓の見学で終了しました。

夏休みの宿題なのか、親子参加の方もみられ、なかなか楽しい見学会でした。

鉄門は24年3月に工事が終了します。復元された門がどんなもんか気になります。楽しみにしています。

ちなみに鉄門=くろがねもんです。以上、現場よりお伝えしました。

 

 


南アルプス市観光協会 栗沢山登山

2011-08-20 13:22:40 | 最新情報

南アルプス市観光協会 夏山到来!南アルプス連峰の眺望 栗沢山登山のツアーレポートです。

7月に予定していたツアーが台風のため延期になり、今回の実施になりました。参加者12名+ガイド・関係者7名で実施しました。

天気はあいにくの雨模様。市営芦安駐車場をジャンボタクシー2台で出発。広河原から市営バスにて北沢峠へ。

ここはもう長野県との県境です。

   北沢駒仙小屋前に集合。まずは準備体操からっ。皆さんすでに雨具着用。

いよいよ出発。栗沢山の矢印を無視して仙泉峠へ向かいます。途中の山道はこんな感じ。沢の横をすすんでいきます。ロープがある場所が1箇所あります。

約50分も登ると突然岩山が目の前に・・。

そこからは20分ほど岩の上を歩きます。

仙泉峠到着の目前。雲の合間から見えてきました。甲斐駒ヶ岳の摩利支天。

ところが雨が強くなり、ガイドさんより今回はここで断念したほうが良いとの判断で、後ろ髪を引かれながら下山の途に着きました。

10月にツアーがありますので再度挑戦しましょう。

下山後、芦安山岳館で芦安温泉 旅籠の会メンバーの「桃の木温泉山和荘」名物若女将より温泉の紹介と皆さんへオリジナルの桃ワインのちょっぴりプレゼントがありました。

明るくてきれいな女将さんでした。皆さんぜひ桃の木温泉へお泊りで女将さんに会いに行ってください。

 

 


富士山五合目から(4)

2011-08-16 08:31:25 | 最新情報

8月5日~8月16日の期間は富士山五合目までのスバルライン有料道路はマイカー規制となっております。
富士五湖有料道路富士吉田インターの隣にある富士北麓駐車場にマイカーを置き、そこに併設しているバス乗り場から、富士山五合目行きのシャトルバスに乗り換えます。

(北麓駐車場のバス切符売り場)

北麓駐車場にはバス停が三つあります。

○バス停1番 富士五合目行きのシャトルバス。バスは随時出発。
○バス停2番 河口湖駅、富士山駅行きのバス
○バス停3番 羽田行きの高速バス

また駐車場には、観光案内所も設置し、パンフレットなども充実しています。

(北麓駐車場観光案内所)
是非ご利用ください。

最後に、最近の五合目の様子をお送りします。

(8月14日の五合目広場の様子)

(五合目管理センター無料トイレ前の混雑状況)

(管理センターからの富士山)


ひし丸マル。

2011-08-13 17:33:20 | 【菱丸通信】

こんにちはマル。「富士の国やまなし観光キャラバン隊長」の武田菱丸マル。

今日は、マルのおうちを紹介するマル。

どこにあるかというと・・・

甲府駅南口を出て、平和通りを進むと、
とってもファンシーな「ファンシーロード8番街」のアーケードがあるんだマル。

アーケードをくぐって最初の建物の1階

ここがマルのおうち、「社団法人やまなし観光推進機構」マル。

中に入ると、

たくさんの観光パンフレットがみんなをお出迎えするマル。
そう、ここでは、年末年始以外は無休で、山梨県の観光案内をしてるんだマル。

 みんなにやまなしを楽しんでもらうため、いつも情報をチェック。

電話での問い合わせもお待ちしているマル。

やまなしの観光のことは、やまなし観光推進機構におまかせマル~。

※だけど、マルはキャラバン隊長としてお出かけしていることが多いマルよ。
留守の間は推進機構のお兄さん・お姉さん(←こう書かないと怒られるマル・・・)にしっかりお願いしてあるので、安心マル。

マルの出陣情報は、ツイッターでつぶやいていくので、こまめにチェックしてマルね。
http://twitter.com/t_hishimaru


信仰の山 『金峰山』へ登る

2011-08-12 22:42:10 | 最新情報

前回、7月18日「海の日に山へ!」では、『瑞牆山(みずがきやま)』へ登りました。

次は、やはり瑞牆の次は金峰ということで、8月9日(火)、古くから信仰の対象であり、奥秩父の盟主ともいわれる『金峰山(きんぷさん)』に登ってきました。

今回のルートは、瑞牆山荘から富士見平・大日岩を経由して金峰山頂へ、下りは同コースを戻る全行程約11km、標高差約1080mです。

                          
増富温泉郷を過ぎると美しい渓流、車を停めて思わず1枚。
                  
瑞牆山荘前の登山口をスタート、富士見平までは瑞牆山方面と同じコース。                                        前回は3名、今回は「ひとり」なので、多少の不安がよぎります。
                              ベンチがある格好の休憩ポイント、木々の間から瑞牆山の白い岩峰が見えます。                                                                        富士見平小屋、金峰山と瑞牆山・小川山への分岐点です。数名が休憩していましたが、金峰山方面に行く人は誰もいません。やはり「ひとり」です。

                                                                                                                                                                                                                                                                          昨日の雷雨の影響か、登山道がところどころ川になっていました。                                                    右下に『大日小屋』 、まだ登り行程の半分にも満たない。                    大日小屋から20分ほどで『大日岩』に到着、岩の下を左に巻くように登ります。                                      『砂払ノ頭』 岩ゴツの尾根、滑りやすい。                                                    『千代の吹上』 右側(山梨側)は切り立った断崖、このころから空が暗くなり、遠くからゴロゴロと音が聞こえてきました。

                                                 千代の吹上を越え、さらに稜線を『五丈岩』目がけて登ります。

                                                                                                           金峰小屋への分岐                                                                         疲れがピーク、滑らないよう注意しながらさらに急登。                                                                  晴れ間が見えるが、ゴロゴロ音がどんどん大きくなってくる。                            ついに、『五丈岩』の後ろへ到着、岩の左側を巻いて上ると山頂は目の前。                          五丈岩(高さ約15m)の正面、巨大な花崗岩は金峰山信仰のシンボル。                                         金峰山は、古くから甲州御嶽山といわれ、修験道の開祖、役小角によって奈良県吉野の金峰山から蔵王権現を勧請したことに始まるとされ、五丈岩を本宮としています。また、日本武尊が東征の際、金峰山に登り、この山が霊地だと感じ、岩の下に社殿を建てたといわれています。                                 山頂は、五丈岩の目の前。三角点の標高は2595m、山頂は三角点のすぐそばの岩で2599mです。富士見平の分岐から山頂までの間、大日岩の近くで下山者1人とすれ違った以外は誰にも会わず、山頂には私以外で7名しかいませんでした。今にも雨が落ちてきそうな空模様、冷たい風が吹いてきたで、急いで昼食のおにぎりを食べ始め、2個目の途中でついに雷雨、私以外の人たちは全員『大弛峠』方面へ下山、早々に雨具を着用し、またもや「ひとり」で下山を始めた。

                                                                 まだ雨は降っています。山頂への名残惜しさもあり、下山しながら振り返ると、登りよりも険しく感じ、より慎重に下ろうと意識した場所。

                                              ロープ場も、濡れて滑りやすくなっています。                     雨は止みましたが、濡れた岩と木の根が混在し転倒しやすい場所、足の置き場に注意しながら歩を進めます。

                        瑞牆山荘前に無事下山、下りは富士見平まで誰とも会わなかった。                                               登りが約4時間40分、下りが約3時間20分、約8時間の行程でした。

山梨は名山がいっぱい、体調や装備を整え、安全に登山を楽しみたいものです。

◆ずっと「ひとり」だったので、気分転換に『きのこ』の写真を撮っていました。                                  【金峰山きのこコレクション】                                        

  

  

どれが食べられるのか、名前もまったくわからず。