7月31日(日)、第2回目の『穴山町ふれあいウォーク』を行いました。
雲間から少量の陽光が射し、気温も低めで、夏のウォークにはとてもいい天候でした。 7月10日(日)の第1回目は、『穴山氏のふるさと』をテーマに、町の北部を歩きましたが、今回は『桃と穴山の歴史』をテーマに、総勢16名で町の南部を歩きます。
集合場所の『穴山さくら公園』 JR穴山駅に隣接し、無料駐車場、トイレを完備、地域ボランティアの皆様により、きれいに管理されています。
はじめに、穴山駅から数分『能見園 河西ワイナリー』に立ち寄り。大正7年創業、手造りワイン「Mont.8」は、昔ながらの伝統製法で、芳醇な味と香りを醸し出しています。歩き始めなので、ほんの少しだけ試飲しました。 また、お庭には、息子さんが中学生のときに造った『竪穴式住居』があり、テレビや新聞で何度も紹介され、今ではこちらも地域の名物です。
『夏目津島神社』 コース前半は、夏目区の山寺区長さんの案内で歩きます。
桃農園に到着、桃狩りの前に試食しました。農園の方のお勧めで、「浅間白桃」を皮を剥かずに食べたところ、まったく違和感が無く、美味しくいただけました。
狙いを決めて収穫です!
『新府桃共選所』 桃の購入や地方発送する方々が、大勢並んでいて驚きました。駐車場に停まっている車の7割程が県外ナンバー、穴場をよく知っていますね。責任者の方から説明を受け、共選作業を見学させていただきました。
共選所から穂見神社へ向かう途中のすばらしい水田、たくましく育つ稲に元気をもらいました。
『穂見神社』
後半は、石水区 生山区長の案内で歩きます。木造の社殿、多くの彫刻で飾られたすばらしいものです。境内では、近隣にお住まいの方から「茶のお接待」を受けました。
『石水発祥の池』 夏でも冬でも水温が変わらないさらりとした水で、現在はポンプが設置され、地元の人に愛飲されています。
ウォーク終点 『穴山町ふれあいホール』 定番の昼食 「美味しいお米 農林48号のおにぎりと豚汁」、約8.5kmを歩きお腹もペコペコ、写真撮影を忘れ、思わず食べてしまいました。熱い豚汁が、体にしみ渡ります。
韮崎市穴山町は、いままでほとんど馴染みが無く、JR穴山駅で下車することもありませんでした。しかし、2回にわたり穴山町の南北を歩いてみて、武田二十四将のひとり穴山梅雪で知られる穴山氏、JR中央本線のスイッチバック、由緒ある寺院や神社、桃をはじめとする果実、さらにお米など、様々な事が詰まっている町だと感じました。
本ツアーの第3回目を、平成23年8月21日(日)に行います。 普段、車で通過していては見えないものが、ウォークによって見えてきます。
お気軽に参加されてはいかがでしょうか。 詳細はこちらです ↓ http://www.yamanashi-kankou.jp/y-tabi/nature/bosyuchu/anayamanorekishi-momo-walk.html